ポケモンパーティ構築(シングル)

S10シングル ホルード×アシレーヌ主軸環境適応型パーティ(レンタルパ有り)

2020/09/12 00:05 / 更新:2020/09/15 21:59

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投稿者:T(@PlPsyRaB)

剣盾 / シングル / シーズン10

 こんにちはTです。
 エースバーンエースバーンポリゴン2ポリゴン2が使用禁止となった今の環境では、パッチラゴンパッチラゴンが使用率1位、次にウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)が猛威を震っている状況です。この2体の並びにホルードホルード×アシレーヌアシレーヌの並びが強いと思ったためこの並びを軸とした構築を私の経験も交えて紹介していきたいと思います。

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使用ポケモン

 冒頭で説明した、今回の構築の主軸となるポケモンの1体目です。相手のパーティにパッチラゴンパッチラゴンウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の並びがある場合に初手に繰り出すポケモンです。また、相手の微妙に残ったHPを削り切るスイーパーとしても扱うこともあります。
 
 性格は最速にしたいためようき、努力値に関してはシンプルにAS252振りです。
 持ち物に関しては、パッチラゴンパッチラゴンの上からとんぼがえりを打ちたいためスカーフにしています。ホルードホルードのS種族値が78なのに対してパッチラゴンパッチラゴンが75で尚、最速をとっているため確実に上からとんぼがえりを打つことができるようになります。

 技構成に関して、メインウェポンのじしん、サイクルにも参加しやすくるためのとんぼがえり、S操作用のがんせきふうじ、この3つまでは確定で、残り1の枠は選択です。私は基本的に非ダイマでの運用を図っていたためノーマル技は切り、スイーパー性能を上げるために連撃ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)や相手のアシレーヌアシレーヌに対する打点確保のためにかみなりパンチを採用しました。

 このポケモンはホルードホルードの相棒となるポケモン、型については身代わり瞑想型です。
 性格については、ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)に対して受け出すためBに補正をかけ、それに合わせて努力値振りもHBベースにしています。
 H172...16n+1(残飯回復最大効率)
 B…ぶっぱ
 S…無振りアーマーガア抜き
 CD…あまり

 持ち物に関しては身代わりの思考回数を増やせる残飯で確定です。

 技構成の熱湯に関しては、30%の火傷を引くことで試合展開を有利に持っていけるため採用しています。

 上の2体では一貫している、リザードンリザードンの草技を半減でも受けれてかつ、有利対面となれるため採用しました。
 持ち物に関しては珠もちの場合でも行動回数を増やすためのオボンの実としました。
 努力値に関しては、H252振りとタイプによってリザードンリザードンに対する処理に関しては間に合っているため、物理アタッカーに対しても行動回数を確保するためにHBに振り切り、性格についてもBに補正をかけました。
 
 技構成に関しては、物理アタッカー泣かせのおにび、火傷を負わせた相手に対して負荷をかけれるたたりめとし、オーバーヒートについてはメインウェポン、電気技に関しては無降りダイサンダー(ボルトチェンジ)でも無降りリザードンリザードンに対して確1なため、相手の交代にも突き刺さるためボルトチェンジにしました。たたりめ採用により、サニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル)もこのポケモンで見ることができています。

 相手のアシレーヌアシレーヌラプラスラプラスに対してあと出しが安定するポケモンとして採用しました。ホルードホルードの初手出しが安定しないとき、様子見かつ、ステロ巻き要因としてだったり、ヒートロトムヒートロトムとサイクルを回すときに使うことが多いです。

 持ち物に関しては、想定外の炎技が来た場合でも確実にステロを巻いたり、相手のダイマターンを少なくとも2ターンはからすために襷を採用しました。

 性格に関しては、ジャイロボールを打ちたい相手がいなく、最遅にする意味が薄いためわんぱくにしました。
 努力値振りは、物理耐久特化かつ、ボディプレスの威力をあげるためにHB252振りです。

 技構成に関しては、エースの抜き性能を上げたり、サイクルをより有利にするためのステルスロック、やどりぎのたね、特にカビゴンカビゴン意識で、ゴーストタイプが少ない環境で通りのよいボディプレス、残飯アシレーヌアシレーヌのみがわりに対してメタとなれるタネマシンガンとしています。

 本構築のエースアタッカーです。
 持ち物に関しては火力底上げの珠で確定です。
 性格に関しては、ミラー対面での勝率をあげるための最速にするためようきです。
 努力値に関しては珠を持たせている以上耐久ベースに振る意味が薄いためASぶっぱです。

 技構成に関しては電撃嘴と逆鱗についてはメインウェポン、つばめがえしはダイジェット枠でかつ非ダイマ時に命中安定、かえんほうしゃに関しては、ナットレイナットレイハッサムハッサムに対する打点で、特殊技のため襷カウンターもこの技によりケアができており、はりきりの命中下降補正がのらないため命中安定となっています。

 あくびカビゴンカビゴンや、サニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル)を完全に起点にできるような型にしています。
 性格は、努力値振りの効率が一番良くなるいじっぱりにしています。
 努力値振りは以下の通りです。
 H...191(16n-1、6n-1)
 A…+1ダイジェットでH4リザードンリザードン確1
 S…+1で最速100族抜き
 BD…あまり

 持ち物に関しては、リザードンリザードンとも打ち合いで勝てるようにじゃくてんほけんを持たせており、珠キョダイゴクエンを定数ダメ込みで耐えれるように努力値を振っています。

戦術と解説

選出

 まず、選出の段階から説明していきます。
 パッチラゴンパッチラゴン×ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)という並びを見た際に、ホルードホルード×アシレーヌアシレーヌの2匹を積極的に選出します。3匹目に関しては、エースのパッチラゴンパッチラゴンの割合が高めではありますが、ノーマル技やとびはねるを採用したホルードホルードや、この型のアシレーヌアシレーヌもダイマして積めていく性能も十分あるので、クッションの役割としてのナットレイナットレイヒートロトムヒートロトムでも構いません。
 また、ホルードホルードの説明のところで初手に出すと申していますが、初手におにびを撒くヒートロトムヒートロトムやステロや宿り木を撒いて様子見をするナットレイナットレイでも構いません。
 アーマーガアアーマーガアについては、カビゴンカビゴンのあくびなどから展開して来そうな構築にたいして積極的に選出していきます。
 

立ち回り(選出も少し絡みます)

 初手にホルードホルードを繰り出し、ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)と対面した場合最初はアシレーヌアシレーヌに直引きします。ホルードホルードに対して飛んでくるであろう、インファイト、すいりゅうれんだ、あんこくきょうだを全て半減で受けることができます。
 パッチラゴンパッチラゴンと初手で対面した場合は、上からとんぼを打って相手の交代に合わせて有利なポケモンを繰り出すもしくはドラゴン技に合わせてアシレーヌアシレーヌを着地させるか、そのままじしんで突っ張ります。相手の構築が地面技の一貫性が高く、地面技を誘ってきそうな構築の場合、弱保ケアでとんぼからのアシレーヌアシレーヌを着地させるのが安定かと思います。逆に、浮いているポケモンがいる場合、その浮いているポケモンによって行動が変わってきます。
 サザンドラサザンドラが裏にいる場合、じしんを透かされたあとでもアシレーヌアシレーヌ引き安定となるため、強気にじしんを打っても構いません。
 オンバーンオンバーンがいる場合、このポケモンに対してもじしんを透かされたあとのアシレーヌアシレーヌ引きが安定とも思われますが、ソーラービームを持っていた場合この2体一貫しており、もし採用している型の場合、後投げしてしまうと、上からダイソウゲン2発で倒されてしまう可能性があるため、とんぼがえりからのアシレーヌアシレーヌ引きを安定とします。
 リザードンリザードンがいる場合、じしんを透かされたあと、ダイロックで倒すのがよいとは思われますが、ホルードホルードの岩技ケアで一度引いてくるという可能性も高く、オンバーンオンバーンと同じくソーラービームを採用していることが多いためとんぼからのアシレーヌアシレーヌもしくは、ヒートロトムヒートロトム着地が安定となります。
 アーマーガアアーマーガアがいる場合は、じしんを透かされてしまうと、ビルドアップもしくはてっぺきの起点になり、アシレーヌアシレーヌでも負荷をかけきれないため、対策としてパッチラゴンパッチラゴンヒートロトムヒートロトムを用意してとんぼがえりからのどちらかの2体に引くことが安定となります。

 ステロを撒けるナットレイナットレイ、とんぼ、ボルチェン持ちのホルードホルードヒートロトムヒートロトムがいるため、序盤でサイクルを回しながら様子見をしてエースのパッチラゴンパッチラゴンを通すか、有利対面となれるポケモンに対してアーマーガアアーマーガアを合わせてビルドを積んで詰めていくという立ち回りの2択です。基本的に抜きエースを役割としたポケモン意外はどれもサイクルに参加しやすい型になっています。そのため、ヒートロトムヒートロトムナットレイナットレイという並びのいわゆる「ヒトムナット」という名前にとらわれずに選出をすることをおすすめします。アシレーヌアシレーヌも残飯持ちのため、このポケモンもサイクルに参加しやすくなっています。相手の構築に対してより相性補完のよい2体を選出してください。

さいごに

 ここまで見ていただきありがとうございます。レンタルパーティも記載しておりますので是非使っていただけると嬉しいです。また、立ち回りやポケモンの型などに対する指摘等、コメントでしていただけると光栄です。

レンタルパーティ

投稿日時 : 2020/09/12 00:05

最終更新日時 : 2020/09/15 21:59

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コメント(18件)

9T(@PlPsyRaB)
>>8
あさんコメントありがとうございます。
逆鱗のこだわりの仕様に関しては、完全に勘違いしていました。実際に自分がパッチラゴンにたいして逆鱗でこだわった際に気づきました。大変失礼いたしました。
20/09/14 01:13
10T(@PlPsyRaB)
>>8
 パッチラゴンと対面した際の立ち回り方を修正いたいしましたので、確認いただけるとありがたいです。
20/09/14 10:16
11
丁寧に返信頂きありがとうございます。
岩石封じも個人的にはこわいかなと思います。
Tさんの言うように弱点保険を警戒する場合、じしんは安直に打つことはできません。ただ弱点保険持ちの場合、耐久に厚く振っている場合がほとんどのため、このホルードの岩石封じ+ダイアースで落ちないことの方が多いと思います。(H252B4振りだけで確定耐え)
パッチラゴン視点で考えても、ホルードの持ち物が分からな状態では引くorダイジェットの2択がほとんどかと思います。
所持率10%の弱保パッチラゴンをこのパーティに初手で出してくる確率などかなり考察が難しいですが、ホルードを先発させてダイジェットを打たれた場合、後続での対処も難しいため切るのもワンチャンありかと…(ヒートロトムとアシレーヌで何とかイナせないことないですが…)
このホルードの技構成の場合、無難にとんぼ返りか相手が引けない場合や引いた際に後続に刺さるじしんの2択になるんじゃないでしょうか?
20/09/14 13:26
12
長文失礼しました。
しかし考えれば考えるほどパッチラゴンの対応って難しいですね(笑)
20/09/14 13:29
13T(@PlPsyRaB)
>>11
あさん、再びありがとうございます。弱保持ちに伴って耐久ぶりであることまで考える必要があるのを忘れていました。
耐久ぶりまで考えるのであれば、岩石封じを打ったあとにダイマは切らず、岩石封じ連打がやはり安定択なのかなと思いました。そうすることで、ダイジェットで最後倒されたとしても、Sのランク上昇がなくなって、こちらのパッチラゴンで上から攻撃できる可能性が生まれると思います。(弱保持ちで最速をとっている型は少ないだろうという見解です。。)
 珠持ちなければ特化ダイドラグーンも、ヒートロトムはダイマ無しでも耐えられるのでそこでうまいこと鬼火を当ててくれればその後の試合展開も上手く持っていけそうですね
 1加速されても巣の状態で上をとれるドラパルトがいなくなったせいで、かなり処理が難しくなりましたね笑
20/09/14 13:50
14
なるほど…状況によっては岩封連打もありですね。ただ、パーティ構築記事に記載する戦術という観点からすると、相手にパッチラゴン、ウーラオスの並びを見ただけでこちらはホルード、パッチラゴン、アシレーヌを固定しなければならないという考察になってしまいまい、かなり窮屈ではないでしょうか?
またホルードが岩封連打後倒されてこちらがパッチラゴンを出したとしても、こちらは岩封しか打っていないので相手の持ち物や型も分からない(分かるのは珠かどうかくらい)ので、素早さ関係も分かりません。ダイマしてるパッチラゴンにパッチラゴンを投げた時点でこちらの型も凡そバレるため、相手の交代も考慮した行動が求められます。(裏にフェアリーがいたら択が難しいですよ😅)最近はババンの実パッチラゴンまで出てきてますしね…(シュカの実は0.4%以外の圏外です)
上記のことから、ホルードパッチラゴン対面で岩封連打は、非常にリスキーな行動と言えます。少なくとも初手の有利対面からする行動ではないです
20/09/15 19:18
15T(@PlPsyRaB)
>>14
何度もコメントしていただきありがとうございます。
パッチラゴンとウーラオスの並びをみた際に、パッチラゴンに対して有利なホルード、ウーラオスに対する受けとしてのアシレーヌまでは確定とはいえ、3体目をパッチラゴンとするかどうかは相手の構築次第になるのでそこまで確定してしまうと構築記事としては窮屈なものとなるのは間違いありませんね。
弱保持ちではないパッチラゴンが初手からダイマックスを切って、こちら側の構築にアシレーヌがいることがわかってる状態で素の火力でワンパンできるダイドラグーンではなくわざわざダイジェットから入ってくることはないだろうという見解でした。申し訳ありません。弱保持ちじゃないにしろ、相手の裏もホルードがきつい場合最悪ダイマを切ることも考えられて、こちら側のドラグーン読みのアシレーヌ引きまで考えるとじしんも一発は耐えるのでダイマを切る前提だとダイジェットが安定行動という結果に至るので、初手ダイマダイジェットから入ってくるパッチラゴンが弱保持ちではないと断定するのも正解ではありませんね。そうなると、相手のパッチラゴンが最速をとってる可能性があるためこちらのパッチラゴンが同速対決で負けた場合崩壊するため岩封連打がどの場面でも安定するわけでもありませんね。(外しまで考えると尚更)
。。。てか、ハバンの実だとぉ!?全く想定しておりませんでした。これによってまた1つ知識が増えるいい機会になったので、教えていただきありがとうございます。その場合どう足掻いてもダイマパッチラゴンも処理できませんね笑
 上記のことからやはり、初手パッチラゴン対面の場合はとんぼがえり、じしんで突っ張るかの2択としようかと思います。また何か指摘がありましたら是非よろしくお願いします。
20/09/15 20:58
16名無
アーマーガアのA実数値おかしくないですか?
どうやっても128にならないんですけど。
20/10/02 18:49
17T(@PlPsyRaB)
>>16
実数値に関しては性格補正と努力値によって自動で表示されているのでおかしくないです。
20/10/04 18:01
18名無
>17
すみません、こちらの勘違いでした。申し訳ありません。
20/10/04 21:41

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