ポケモンパーティ構築(シングル)

S1シングル ブラバレルサイクル 【最終2704位】

2023/01/06 03:29 / 更新:2023/01/09 13:45

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投稿者:リン(@6P10NaFPfEK5izQ)

ポケモンSV / シングル / シーズン1 / 最終2704位

レンタルチーム有

はじめに

剣盾S35以来2回目の投稿です。リンと申します。よろしくお願いします!
まずは皆さんS1お疲れさまでした!テラスタルの仕様でメタが一瞬で回り、剣盾のように強いポケモンを軸に動く環境ではなく、剣盾の環境に慣れていた者としてはとてつもなく苦しめられたシーズンでした。

ですが自分なりの強い構築を作ることができ、順位は剣盾よりも下がったもののレートは更新できていると思いますので、備忘録として書き残しておきたいと思います。
ドラゴンと天然を一体も採用していない構築は珍しいと思いますので、皆さんの参考にもなれば幸いです!

戦績

TNユイ     最終順位:2704位 245戦140勝105敗ぐらい
TNスカーレット 最終順位:宇宙
レンタルID:6GTY3L

コンセプト

  • テラスタルじゃんけんを避ける

テラスタルは良い要素だと思うが唯一このじゃんけんがくだらないと感じた。じゃんけんを避けるため、先にこちらがテラスタルを切って負荷をかけるか、サイクル下でテラスタルを切って相手を詰ませるかの2点を意識した。
構築にドラゴンがいないのも、ドラゴンミラーの時にテラスタルじゃんけんが多いと感じたのでそれを避けるためでもある。

構築経緯

慣れない環境で構築を作るのに苦労していた中で、剣盾の構築の作り方講座を見ていたところ環境をメタれる強い並びから組み始めるとあった。しかし、環境が固まりきらないSV環境ではその並びから組むことが難しい為、発想を変えて思い切って受けポケモンから構築を組み始めることにした。結果的にいい構築を組むことができたので、この考え方が自分に合っているのかもしれない。

ドラゴン環境であったため、まずは相手のどんなドラゴンでも受けれるポケモン探しからスタート。そんな神ポケモンがいるのかと思ったが唯一ブラッキーブラッキーがいた。このポケモンを軸にして構築を組み始めた。

次に採用するポケモンの条件としてブラッキーブラッキーが苦手とするポケモンに強く相性補完がとれ、環境に台頭する天然ポケモンを崩せる高火力を出せるポケモンを探していたところ眼鏡ウルガモスウルガモスが条件にあっていたので採用。眼鏡ウルガモスウルガモスの火力は凄まじく、炎技を半減するラウドボーンラウドボーンをH振りまでならオーバーヒートで確2で葬れる。

この2体でマリルリマリルリが重たかった為モロバレルモロバレルを採用。マリルリマリルリのメインウエポンである水技フェアリー技を半減することは勿論、格闘電気の一貫を切れることも地味に偉い。耐久力はそこまで高くないが、再生力とキノコの胞子でアドバンテージを取れる。

相手のウルガモスウルガモスをこちらのウルガモスウルガモスとの同速対決で制さないといけないのがきつかった為、チョッキマリルリマリルリを採用。眼鏡ウルガモスウルガモスのオーバーヒートを半分以下のダメージで抑えることができ、安定してあと投げすることができる。ドラゴンの一貫を切れる点も優秀。

ここまでのブラッキーブラッキーウルガモスウルガモスモロバレルモロバレルマリルリマリルリを構築の基本選出とした。

ここまでの並びで、安定した先発襷枠がいないことと、相手のキョジオーンキョジオーンヘイラッシャヘイラッシャを崩すことが難しく感じたためマスカーニャマスカーニャを採用。S123という速さから最強技であるはたきおとすと確定急所必中の専用技を使える上に、スカーフ鉢巻との区別が付きにくく環境にアーマーガアアーマーガアが少なくなってきたため動かしやすいと考えた。

この5体で一貫が切れてなかったノーマル、飛行、毒、岩を半減し、スカーフを持たせることでスイーパーになれるスカーフサーフゴーサーフゴーを採用した。変化技を受けない特性おうごんのからだが最強であるのも勿論、型の匿名性が高いのも強かった。スカーフトリックで受けポケモンを崩せる点も偉い。

以上の流れで構築が完成した。

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使用ポケモン

  • 調整

CS特化。ミラーに強い最速。火力は十分だった。ギガドレインは自由枠。

  • 詳細

この構築のエースであり眼鏡オーバーヒートで全てを破壊してくれた。
オーバーヒートを外したことが1回しかなく自覚の塊だった。

ほのおのまいを押す場面はあまりなく、有利対面を作ったらオーバーヒートで相手の裏に負荷を掛けていた。

  • 調整

HB特化。S4振りはハッサムハッサム意識。無振りラウドボーンラウドボーンと同速なのでもう少しSを振っても良かったのかもしれない。技構成はこれで完結。

  • 詳細

この構築の軸であり、相手のドラゴンをほぼ受けることができる最強ポケモン。
このポケモンがいなかったら勝てなかった。ブラッキーを使うのは初めてだが、このポケモンの異常さを知ることができた。一般ポケモンでH95B110D130はおかしい。

鉢巻眼鏡のドラゴンはドラゴン技で負荷を掛けに来るため、ドラゴン技を無効にできるフェアリーテラスタルで採用。苦手であるウルガモスウルガモスコノヨザルコノヨザルマリルリマリルリミミッキュミミッキュなどは基本的に裏に引いていた。

まもるを押して相手が積み技を積んできたらイカサマを押し、こだわり系の相手はその技次第で裏に引く行動が強く、相手のテラスタルを見ることもできるのも優秀だった。
鉢巻で受けるのが難しいドラゴンはあくびで無理やり流し、食べ残しで回復しながらイカサマで削っていた。終盤うずきもカイリューカイリューが増えていたが、みがわりが入っていなかったら欠伸で流せるのも◎

  • ダメージ計算

<被ダメージ>
鉢巻カイリューカイリューノーマルテラス特化神速 38.7~46.1% 確定2発
鉢巻ドラパルトドラパルト特化ドラゴンアロー 44.6~53.5% 乱数2発15.17%
鉢巻ガブリアスガブリアスじしん 47.6~56.5% 乱数2発83.2%
+2ガブリアスガブリアスげきりん 75.8~89.2%
セグレイブセグレイブ特化きょけんとつげき 41.6~49.1%
セグレイブセグレイブ特化つららばり5回 44.6~54.5% 乱数2発19.68%
眼鏡サザンドラサザンドラりゅうせいぐん 64.4~76.3%
眼鏡サザンドラサザンドラC-2りゅうせいぐん 32.7~38.7%

<イカサマ与ダメージ>
H252A252いじっぱりカイリューカイリューマルチスケイル発動時 24.2~28.7% 
H252A252いじっぱりカイリューカイリュー 48.4~57.5% 乱数2発93.8%
A252ドラパルトドラパルト119~141.1% 確定1発
A252ガブリアスガブリアス46.4~55.7% 乱数2発69.1%
H252A252いじっぱりセグレイブセグレイブ46.3~55.4% 乱数2発68%

  • 調整

HBできるだけ高く。C12は無振りマスカーニャマスカーニャをクリアスモッグ2発で倒せる乱数を上げるため。CもAも削れない為のんき採用だが、なるべく早くしたいのでSはVとした。これによりSをVにしていないヘイラッシャヘイラッシャの上から胞子を打てる場面があった。技構成はくろこさんのを流用。

  • 詳細

さいせいりょくでサイクルに強く、キノガッサキノガッサが減少してきて胞子対策が甘くなっていたので胞子が刺さる場面が多かった。モロバレルモロバレルに引いて表か裏のポケモンを眠らせるのが本当に強く、無理やりアドバンテージをとれる。

眠りを無効化する草ポケモンに対してはクリアスモッグがささり、サーフゴーサーフゴーにはじだんだが2倍で入って半分ほど削れるので胞子を安心して打つことができた。
ウルガモスウルガモスはスカーフサーフゴーサーフゴーが苦手なので、型判定の為にもサーフゴーサーフゴー対面は居座りたくその行動にも合っていた。

セグレイブセグレイブのA特化つららばりを4回まで耐えるので、無理やり居座って眠らせる行動もできた。キラフロルキラフロルのどくびしを消せるのも良かった。

  • 調整

A特化。S140は無振りアーマーガアアーマーガアラウドボーンラウドボーン抜き。Hは余り。
技構成はこれで完結。テラスタルは無難に炎で刺さりも良かった。

  • 詳細

眼鏡ウルガモスウルガモスに受け出せるのが本当に強い。初手ウルガモスウルガモスミラーだとオーバーヒートかほのおのまいなので、ミラーを嫌っていつもマリルリマリルリに引いていた。

ドラゴンの一貫も切れるので、ブラッキーブラッキーが鉢巻逆鱗を受けるのが苦しい為相手にドラゴン技を押しづらくさせるのも偉かった。Hが低いのでミラーには弱い。

  • 調整

AS特化。火力が足りない為いじっぱり採用。けたぐりがドドゲザンドドゲザンサザンドラサザンドラに打点を持てて良かった。テラスタルは草採用。しんりょく草テラスタルトリックフラワーは馬鹿にできないダメージが出て、相手を無理やり崩せる場面も少なくなかった。

  • 詳細

アーマーガアアーマーガアが少なくなってきたこともあり先発で出たときは本当に活躍してくれた。ドドゲザンドドゲザン対面、相手はけたぐりを警戒してふいうちを打ってくるので、ふいうちけたぐり勝負が出来て面白かった。先発襷枠と相手のヘイラッシャヘイラッシャキョジオーンキョジオーン崩しを兼任できるのが優秀。

ただゲンガーゲンガーに素早さが抜かれているのでそこだけ弱かった。

  • 調整

Hに少し振ってるが、火力が足りなかったのでCS特化で良かったと思う。
サーフゴーサーフゴーはスカーフが多いのでミラー意識の最速。
パワーシェムは自由枠。ウルガモスを1発で落とせるのが大きい。
テラスタルは無難にノーマルでミミッキュミミッキュのかげうちやミラーのシャドーボールを無効化できる。

  • 詳細

飛行テラスカイリューに弱かったので終盤に急遽採用した。タイプ特性が優秀な上に型の匿名性が高く選出した時はスイーパーとして活躍してくれた。

戦術と解説

立ち回り

  • 構築に天然がいない為、相手の積み技を最大限警戒する。

相手のドラゴンは即ブラッキーブラッキー引きを心がけていた。

  • ウルガモスウルガモスは裏に負荷を掛けるため、基本的にオーバーヒート一択。

基本選出

ウルガモスウルガモス+ブラッキーブラッキー+モロバレルモロバレル
基本的にこの選出。ウルガモスウルガモスで相手に負荷を掛けていきながら、ブラッキーブラッキーモロバレルモロバレルで相手を詰めていく。初手ウルガモスウルガモスの炎テラスオーバーヒートで相手を1匹倒して、ブラッキーブラッキー+モロバレルモロバレルのサイクルで耐える行動も良かった。

実際は基本選出をすることはあまりなく、相手の初手に出し負けないポケモンを選びながら臨機応変に選出していた。ただブラッキーブラッキーモロバレルモロバレルどちらかはクッションとして必ず選出した。

苦手なポケモン

ヘイラッシャヘイラッシャキョジオーンキョジオーンは基本的にマスカーニャマスカーニャで見ているので、相手のヘイラッシャヘイラッシャキョジオーンキョジオーンがフェアリーテラスや飛行テラスを切ってくると苦しい。

鉢巻地面テラスガブリアスガブリアスには、この構築に地面無効がいない為蹂躙される。

おわりに

ここまで見ていただきありがとうございました!
冒頭にも書いた通り剣盾とは全く環境が変わり、構築の考え方や選出をSV仕様にするのが大変でした。ただ自分の構築力や対戦力が上がってきていると感じることができたので良いシーズンだったと思います。

8時くらいでこの順位でしたが順位が落ちるのが怖くて潜れませんでした。次は勇気をもって早めに高順位をキープできるように頑張ります。
また前回最後に言っていたコツコツとやるという目標が達成できず、最終日2万位スタートだったので、三桁を目指す以上S2では最終日は2000位程からスタートしたいです。ではまたS2でお会いしましょう!

投稿日時 : 2023/01/06 03:29

最終更新日時 : 2023/01/09 13:45

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