ポケモンパーティ構築(シングル)

ニャビーフォッコなどの前例があっただけに、あれだけ「立つな！」と言われ続けたが最終的に立っても批判されなかったマスカーニャ。ゲーフリの完勝。やられたぜ。
にしてもいいデザインで、♂だとかっこいいマスカレード怪盗風、♀だとエロマジシャンみたいに見えて性別に左右されないデザインに感動しました。
私ですか？もちろん♀採用です。

■役割：初手に出て役割破壊
　S123を活かした先殴りと「ふいうち」での縛りで相手の初手に圧力をかけていく役割です。

• 有利対面であればタスキの行動保障を盾にシンプルに殴る。
• 何とも言えない対面でも「はたきおとす」での持ち物破壊。
• 不利対面では「とんぼがえり」での交代

など、やれることが多いのが特徴です。使い慣れてない方はとりあえず「はたきおとす」が最もリターンの大きい択なので、打ってみて相手がどう動くかを勉強するといいかもです。私もタスキを温存しなければならなさそうな局面以外では、基本「はたきおとす」から入ります。

ここで、特性を「しんりょく」にしている理由を説明します。最初は「へんげんじざい」を採用していたのですが、初手「はたきおとす」から入ることが多い関係上、次手の「トリックフラワー」をタイプ一致で打てず、パワー不足を感じる場面が多くありました。タスキ型で使うのであれば、「しんりょく」で次手「トリックフラワー」を最大打点で打てる方が強いと感じたため、敢えて「しんりょく」で採用しています。そもそも「とんぼがえり」以外はくさ・あくワザですし、「とんぼがえり」も手元に戻るので・・・

また、最速ようきではなく、いじっぱりを採用しているのにも上記が関係します。現状シーズン1環境で種族値S123以上のポケモンは
マルマインドラパルトカマスジョーサンダースコオリッポファイアローマニューラタイカイデンオンバーン
のみで、環境でよく見るのは
ドラパルトファイアロータイカイデン
でしょうか。

ファイアロータイカイデンに関してはそもそもマスカーニャで相手することは得策とは言えず、ドラパルトに関しては「ふいうち」である程度縛れます。
となると、最速を目指すのではなく、最大火力＆役割が持てるSの両立が合理的なのではと判断しました。
※ちなみにですが準速マスカーニャは最速106族と準速121族以下を抜きます。メジャーどこでいうと
準速モトトカゲ最速ムウマージ最速パーモット最速ガブリアス最速ウルガモス最速ボーマンダ
あたりでしょうか。

第9世代統一とか言いながら混ざっている第1世代。理由はストーリー攻略中に色違いミニリュウと出会ったからです。私情でしかない。使いたいだけ。

■役割：
スイーパー
「しんそく」はやはり優秀で、最後は「しんそく」を打っているだけで終わる試合もあります。相手にゴースト・はがね・いわがいなければ積極的にノーマルテラスタルしんそくでひたすら殴るプランも雑に強いですし、逆に言えば、相手パーティのカイリューストッパーを他の手持ちで処理できてしまえば良いとも言えますね。とはいえ、相手の突然のゴーストテラスタルなどもありますので、慎重に。

高火力の押し付け
同じ理論でもありますが、先鋒で選出し、マルスケを盾にした初手「げきりん」で無理やり相手を1〜1.5匹持っていく戦法も強いです。フェアリーとはがねがいなければ、検討しましょう

今作の600族様。セビエがここまで進化するとは思いもよらなかった。好きな人いたら申し訳ないですが、セビエちょっと気持ち悪くて笑
最初見つけたとき、病気のピーナッツが迷子になってんのかと思った。

■役割：積みアタッカー
Aがイカれた数値しているのと、HBが標準以上なことを活かし、無理やり積んで確一とることが多いです。「あくび」や「みがわり」で積みをしっかりサポートしてくれるポケモンを採用していないため、受けだしからの「りゅうのまい」パターンが多いです。マジですさまじい攻撃力を持っていますが、ワザ範囲がそこまで広くないことが玉に瑕で、選出段階で通りが良さそうな場合のみ選出します。

ですが、ひとつ明確に活きるシチュエーションがあって。それがキョジオーン対面です。
※キョジオーンが「じしん」を持っていない前提
耐久キョジオーンは、初手とりあえず「しおづけ」打ってそのあと耐久しようみたいな動きが多い気がします。その「しおづけ」にセグレイブを受けだしします。
キョジオーンの火力が低い＆セグレイブの耐久が並み以上とあって大したダメージを受けずに「じゃくてんほけん」を発動できます。この後は「つららばり」連打、キョジオーンが「じこさいせい」を打つタイミングで「りゅうのまい」を積めば、やがてキョジオーンの受けが利かなくなり、後にはAとSがかなり上がった先制ワザ持ちが残ります。このシチュエーションを作り出すと相手の後続にもかなり負荷をかけられるのでお勧めです。
ま、そういうときに限って「しんそく」カイリューとか出てくるのですが。

今作お気に入りの一匹。動物モチーフではなく無機物っぽいデザインがたまりません。ストーリー終盤まで出会いにくい、チャンピオンの手持ちなどから、ルカリオやアブソルのように「準伝説っぽいツラした一般ポケ」感があっていいですね。え？いやだな誉め言葉ですよぉ！
図鑑完成後、色違い粘るぞ！と初めて挑戦したポケモンです。奇跡で5分で出ました。じゃあ粘ったとか言うなよ。

■役割：広範囲特殊アタッカー
実はかなり選出確率が高いです。なぜなら相手できる範囲が広すぎるから。
HCにぶっぱしているため、タイプ有利を取っている＆こちらが一撃で落とされない状況ではかなりの負荷をかけられます。

• ヘドロウェーブ

→初手にきがちなマスカーニャや、他フェアリーポケモン

• パワージェム

→飛んでいるポケモン（カイリューサザンドラ）やラウドボーンなどのほのおタイプ

• エナジーボール

→物理耐久がイカれているキョジオーンヘイラッシャへの打点

• テラバースト（ほのお）

→キラフロルを処理しに来たはがねポケモンへの有効打

頻度高くハマるシチュエーションは、こちらのヘドロウェーブをスカすために出てきたはがねタイプ（サーフゴーアーマーガアが特に多い）を返り討ちにする対面です。

キラフロルに起点作成型が多いためか、こちらの反撃を予想せず、逆に起点にしてやろうと積んできたり、はがねやじめんタイプに素引きしてきたりと1ターンをくれるシチュエーションが多く、結果的に先殴りできる印象が強いです。

また、ほのおテラスタルを活かしてパルシェンなどに無理やり後出し対応することも多かったです。また、ここではがねタイプを処理することで、前述したカイリューの「しんそく」連打が通りやすくなったりします。
このキラフロル、使用感が良く気に入っていたのですが、もっと詳細に（しかも私より先に）紹介していた方がいらっしゃったので、以下にリンクを張り付けさせていただきます。カナメ様、許可いただきましてありがとうございます。マジでみんな読んで。育成論SV/127

「金持ちはサーフィンとかしてる」という、微妙に「分かる〜！」と同意しきれないような偏見から生まれたポケモン。お金持ちの人、コメ欄で本当のこと教えてくれ。
※ちなみに水上でサーフゴーを出すと金ピカのサーフボードに乗ってる。
カネの力は偉大で、特性「おうごんのからだ」と専用技「ゴールドラッシュ」はかなり優秀。

■役割：スカーフ持ち特殊アタッカー
優秀なタイプ耐性と技範囲を活かして初手に暴れる、もしくは最後の詰めに使うが理想です。相手の役割遂行ポケモンにスカーフトリックしてニチャァ…とすることもあります。相手の構成から初手オーロンゲが飛んできそうな匂いがプンプンしたら出番です。
また、結構ハマりがいいのが、ノーマルテラスタルすることで、ゴーストタイプ対面（特にミミッキュ）にかなり強く動けることです。最近、相手もよくやってくる印象が強いので、サーフゴー使わない人でも注意しておいた方がGood。ただコノヨザルがきつすぎる。

「でんきにかえる」という新特性を持つポケモン。旅パで使っていましたが、ニックネームを「キルア」にしてました。いやミルキだろ見た目。

■役割：場持ちのいい特殊アタッカー
攻撃を受ければ自動的に火力が上がっていく特性のため、場に居座りながら圧をかけていくことを目標にしています。そのため、「みずびたし」からの「パラボラチャージ」を基本的に目指します。「みずびたし」は「パラボラチャージ」の威力・回復量を上げたり、相手のワザのタイプ一致を無くせたりと便利ですが、難点がいくつか。

• テラスタルされると打ち消される。
• テラスタル相手に上書きはできない
• 「よびみず」持ちには効かない。
• 「おうごんのからだ」にも効かない（またサーフゴーか…）

よびみず後にテラスタルされても抜群を突かれない状況か否かを見極めましょう。
「ふいうち」も打てるため、討ち漏らしも追撃できる。威力は期待できないが。