サーフゴー- ポケモン育成論SV

【てんねん特殊受け破壊】きんぞくおんサーフゴー【のどスプレー】

2022/12/15 20:10 / 更新:2022/12/15 20:27

サーフゴー

HP:HP 87

攻撃:攻撃 60

防御:防御 95

特攻:特攻 133

特防:特防 91

素早:素早 84

ツイート4.904.904.904.904.904.904.904.904.904.90閲覧:19674登録:13件評価:4.90(9人)

サーフゴー  はがね ゴースト  【 ポケモン図鑑 】

性格
ひかえめ(特攻 攻撃)
特性
おうごんのからだ
努力値配分(努力値とは?)
HP:244 / 特攻:252 / 素早:12
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:193-58-115-203-111-106 (素早さ比較)
覚えさせる技
ゴールドラッシュ / シャドーボール / 10まんボルト / きんぞくおん
持ち物
のどスプレー
テラスタイプ
ひこう

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊アタッカー
登録タグ

考察

はじめに

8つ目の育成論投稿となります。至らぬ点も多々あると思いますが、改善点等ご指摘いただければ幸いです。
今回はマイナーポケモンではなく環境最前線で戦うサーフゴーサーフゴーの一風変わった型を紹介したいと思います。(日に2つも育成論を投稿するとは思わなかった)
最後まで見ていただけると嬉しいです。

  • HABCDS、など非公式の略語、単語等を用います。
  • 論中に登場するポケモンの個体値は特に指定がなければ理想個体とします。
  • ダメージ計算にはポケソル様のダメージ計算ツールSV(https://sv.pokesol.com/calc)を使用させていただきました。

採用理由と役割

タイトルにある通り今回のテーマは特性てんねんを持つ特殊受けポケモンであるドオードオーラウドボーンラウドボーンヘイラッシャヘイラッシャの3体を主にメタっていく型となります。その他有名な特殊受けであるハピナスハピナスラッキーラッキーは少し厳しいですが技次第では撃破可能です。

特性てんねんは相手の能力ランクの変化の影響を受けないという効果を持っていますが、自身に対する能力変化(B,Dダウン)は無効化できません。よって今回私が採用したのがDを2段階下降させるきんぞくおんとなります。
音技であるきんぞくおんでDを下げつつのどスプレーでCを上げることで、下がったDを回復させるための安易な交代を許さず、役割対象であるドオードオーラウドボーンラウドボーンヘイラッシャヘイラッシャを撃破します。

このきんぞくおん+のどスプレーの型を作ることができる特殊アタッカーは他にジバコイルジバコイルルカリオルカリオストリンダー(ハイ)ストリンダー(ハイ)ストリンダー(ロー)ストリンダー(ロー)スナノケガワスナノケガワテツノドクガテツノドクガがいますが、内スナノケガワスナノケガワテツノドクガテツノドクガはランク適用外、ジバコイルジバコイルは技範囲が足りず、ストリンダー(ハイ)ストリンダー(ハイ)ストリンダー(ロー)ストリンダー(ロー)は耐久が足りず、ルカリオルカリオは耐久とヘイラッシャヘイラッシャに対する火力が足りませんでした。
以上より特性も強く今回のテーマに一番合っていたサーフゴーサーフゴーを採用するに至りました。

持ち物

のどスプレー

持たせると、音系の技を使ったときに『とくこう』ランクが1段階上がる。

今回の軸になるアイテムです。先述した通りきんぞくおんでDを下げつつCを上げることで安易な交代を許しません。

特性

おうごんのからだ

相手の変化技を受けない。

受けポケモンに多い流し技を無効化できるのでのどスプレーが無駄になりにくいです。

性格・努力値と調整

ひかえめ(C↑A↓)H244 A0 B0 C252 D0 S12
H…2n-1調整で最大まで
A…イカサマ対策のため個体値0推奨
C…火力が必要なのでぶっぱ
S…4振りサーフゴーサーフゴー抜きという名の余り

BDに4ずつ降ることによる恩恵が少なそうだと感じたので同種のサーフゴーサーフゴーに負けないようSに振りました。

技構成

  • 確定技

ゴールドラッシュ
タイプ一致高火力技、鋼版流星群です。相手がてんねんであるならばデメリット無しで打てるためテラスタルされて当倍以上の場合にはこの技を連打することになります。

きんぞくおん
今回のコンセプトです。命中不安のため当てられる人だけがこの型のサーフゴーサーフゴーを使うことができます。

  • 選択技

シャドーボール
タイプ一致技です。主にラウドボーンラウドボーンに使うことになるのですが、基本対面した場合テラスタルを切ってくるので打つ機会は多くないかもしれません。

10まんボルト
ヘイラッシャヘイラッシャに対する打点になります。きんぞくおん後でも確1にならないのがもどかしいです。

かみなり
ヘイラッシャヘイラッシャを確1にできますが命中不安のためあまり採用したくはありません。ただでさえきんぞくおんが命中するか怪しいのに

パワージェム
炎テラスタルや飛行テラスタルを読むならあっても良いかもしれません。

きあいだま
命中不安ですがハピナスハピナスラッキーラッキーも突破できるようになります。

じこさいせい
Hに振っているため回復で受けられるポケモンはそれなりに多いように思います。

テラスタル

ひこう
ドオードオーのじしんやラウドボーンラウドボーンのだいちのちから等への対策となります。

各技に対応するタイプ
それぞれ確定数が変わります。

与ダメージ計算

  • 特に表記がない場合"持ち物無し""無振り"で計算しています。
  • てんねんに対してはDが2段階下降した状態で計算しています。
  • てんねん以外に対してはCが1段階上昇、Dが2段階下降した状態で計算しています。
  • 【 】内は自分がテラスタルした時のダメージとします。
  • 〔 〕内は相手がテラスタルした時のダメージとします。

ゴールドラッシュ
ラウドボーンラウドボーン(HD↑252)

  • 99 ~ 117 (47.0 ~ 55.5%) 乱数2発 : 76.56%
  • 【133 ~ 157 (63.1 ~ 74.5%) 確定2発】
  • 等倍〔199 ~ 235 (94.4 ~ 111.4%) 乱数1発 : 68.75%〕

ドオードオー(HD↑252)

  • 166 ~ 196 (70.1 ~ 82.8%) 確定2発
  • 【222 ~ 262 (93.7 ~ 110.6%) 乱数1発 : 62.5%】

ヘイラッシャヘイラッシャ(HD↑252)

  • 107 ~ 126 (41.7 ~ 49.1%) 確定3発
  • 【143 ~ 169 (55.7 ~ 65.8%) 確定2発】
  • 等倍〔214 ~ 253 (83.3 ~ 98.5%) 確定2発〕

シャドーボール
ラウドボーンラウドボーン(HD↑252)

  • 266 ~ 314 (126.1 ~ 148.9%) 確定1発
  • 等倍〔133 ~ 157 (63.1 ~ 74.5%) 確定2発〕

10まんボルト
ヘイラッシャヘイラッシャ(HD↑252)

  • 214 ~ 254 (83.3 ~ 98.9%) 確定2発
  • 【320 ~ 380 (124.6 ~ 147.9%) 確定1発】
  • 等倍〔107 ~ 127 (41.7 ~ 49.5%) 確定3発〕

かみなり
ヘイラッシャヘイラッシャ(HD↑252)

  • 262 ~ 310 (102.0 ~ 120.7%) 確定1発
  • 等倍〔131 ~ 155 (51.0 ~ 60.4%) 確定2発〕

きあいだま
ハピナスハピナス(BD↑252)

  • 270 ~ 318 (81.9 ~ 96.4%) 確定2発
  • 【404 ~ 476 (122.5 ~ 144.3%) 確定1発】
  • 等倍〔135 ~ 159 (41.0 ~ 48.2%) 確定3発〕

ラッキーラッキー(HD↑252)

  • 214 ~ 252 (60.0 ~ 70.6%) 確定2発
  • 【320 ~ 378 (89.7 ~ 105.9%) 乱数1発 : 31.25%】
  • 等倍〔107 ~ 126 (30.0 ~ 35.3%) 乱数3発 : 21.24%〕

被ダメージ計算

  • 特に表記がない場合"持ち物無し""無振り"で計算しています。

ラウドボーンラウドボーン
フレアソング

  • 108 ~ 128 (56.0 ~ 66.4%) 確定2発

だいちのちから

  • 80 ~ 96 (41.5 ~ 49.8%) 確定3発

ドオードオー
じしん

  • 96 ~ 114 (49.8 ~ 59.1%) 乱数2発 : 98.43%

ヘイラッシャヘイラッシャ
ウェーブタックル

  • 72 ~ 85 (37.4 ~ 44.1%) 確定3発

苦手なポケモン

Sに振っていないため上から攻撃することのできる高火力アタッカーは苦手だと思います。
カイリューカイリュードラパルトドラパルトミミッキュミミッキュウルガモスウルガモスあたりは厳しそうです。

相性の良い味方・構築例

HCぶっぱのためのどスプレーが発動しなくてもそれなりの火力は出ますが、発動さえすれば実質こだわらないメガネ持ちなので壁などでサポートして1ターン音技を使う隙を作ることのできるオーロンゲオーロンゲ等の起点役は相性がよさそうです。

さいごに

ここまで本育成論を見ていただきありがとうございます。
サーフゴーサーフゴーは今作からの新ポケモンであり、徹底攻略様の中で今最も投稿数の多いポケモンであるため様々な型が開発されています。どれも素晴らしい育成論ばかりですが、本育成論で紹介したサーフゴーサーフゴーも劣らない出来であると自負しているのでぜひ育ててみてください。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2022/12/15 20:27

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コメント (2件)

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23/01/04 22:31
1おこめさん (@okomesan_irooo)
育成論の投稿お疲れ様です。
きんぞくおん+のどスプレーで積みながらてんねん持ちを殴っていくのはとても面白いと思います。

今回、受けポケモンの対策を探しているときにこの育成論をみつけ面白い型なので育成しようか迷っているのですが、サーフゴーのおうごんのからだという特性上、役割対象であるてんねんのポケモンは対面後最初から攻撃または交代してくると思います。
また、持ち物なしでの計算とのことなので耐久ポケモンに多いたべのこしや回復きのみなどで確定数をずらされてどちらの場合でも殴り負けるなどで役割を果たせないと感じるのですが実際に使用されていたら使用感を教えていただきたいです。

普段であれば自分で試してみるのですがサーフゴーは育成が大変なため簡単に作れるポケモンではないので質問させていただきました。
23/01/04 22:44
2たまご (@B_egg_E)
>>1
コメントありがとうございます
私自身採用した回数がとても多いというわけではないので参考になるかはわかりませんが、確かに役割対象の天然系ポケモンたちは対面から交代することが多かったように思います。
しかし交代の場合には出てくるのが上から1撃でサーフゴーサーフゴーを突破できるポケモンでない限りはタイプ相性が不利でも金属音さえ当たるならそのまま3タテしてしまうという試合もままありました。
なお私はマスター上位勢ではありません。

本育成論でも触れていますが金属音の命中が厳しいので安定するかと言われると閉口せざるを得ないというのが正直なところです。
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