トリデプス- ポケモン育成論SV

コンセプトと役割

こんにちは。日頃からマイナーポケモンの使い方について頭を悩ませているマイナーマンです。
今回は新しく追加されたポケモンの中から古くから人気のあるトリデプスについて考えてみました。

尚、例によってHABCDSなどの表記を使用させていただきます。

よくある型としては、『がんじょう』のHBボディプレスだと思います。
しかしマイナーマンですので、今回は『ぼうおん』で採用したいと思います。

役割はとてもシンプルで、初手置きのステルスロック、ほえる要員です。
初手に出てきやすいメガネやブーストエナジーハバタクカミに対して強く出れます。
さらに、特性ぼうおんの利点として、抜群技であるアシレーヌのうたかたのアリアを無効化することができます。
最近の環境で流行りつつあるママンボウ+オーロンゲのオーロンゲに対してもすてぜりふ無効、ヘビーボンバーが抜群で入るといった特徴があります。

持ち物

メガネハバタクカミを意識してオボンの実を持たせています。

特性

うたかたのアリアやすてぜりふ無効、特殊な型を使いたいという気持ちがあるのでぼうおん採用です。

性格・努力値と調整

下記にまとめて記載しますが、HDにすることによって、メガネ｛ハバタクカミ｝のシャドーボールに対しても安全に動くことができます。

技構成

ヘビーボンバー

ハバタクカミやオーロンゲなどのに対してのタイプ一致抜群打点として最も優秀です。

重さは149kgです。

じしん

に対しての打点として採用してます。ここの枠は自由でいいと思います。

ステルスロック

コンセプトとしてステルスロックは欠かせません。

ほえる

場を流せる技として優秀です。後続にステルスロックのダメージも入れることができるので、相性がいい変化技になります。

テラスタル

です。4倍弱点であるを半減以下に抑えてくれます。
ただ、この初手ポケモンにテラスタルを切るのはあまり強いとは思えないので、ラストに残ったときの切り札など、いざというタイミングだけにテラスタルするのをお勧めします。

立ち回り例

基本的には初手に投げて、ステルスロックを撒きほえるを打って場を荒らすのが仕事になります。
種族値を見てもわかる通り殴っていくポケモンではありません。
しかし、現環境ではランドロス(化身)のじしんやウーラオス(いちげき)のインファイトがきつすぎるので、キョジオーンのように裏から出すのも強いかもしれません。
初めに使う場合はシンプルに初手投げでいいでしょう。
また、例に挙げた2体に対しては、カイリューやハバタクカミなどの対面が有利になるポケモンを裏に控えさせたほうが良いです。

与ダメージ計算

ヘビーボンバー

H4振りハバタクカミ100.7%〜119%
無振りオーロンゲ35.2%〜42.3%

じしん

無振りブリジュラス23%〜27.8%
無振りエンテイ28.4%〜33.6%
無振りサーフゴー29.6%〜35.8%

被ダメージ計算

C252振りメガネハバタクカミのシャドーボール36.5%〜43.7%
C252振りハバタクカミのシャドーボール25.1%〜29.3%
C252振りアシレーヌのムーンフォース13.7%〜16.1%
C252振りメガネサーフゴーのゴールドラッシュ53.8%〜63.4%
C252振りサーフゴーのゴールドラッシュ35.9%〜43.1%
C252振りあかつきガチグマのブラッドムーン10.7%〜12.5%
無振りママンボウのみずのはどう11.9%〜15.5%
無振りママンボウのクイックターン28.7%〜33.5%

苦手なポケモン

上記している通り、ランドロス(化身)とウーラオス(いちげき)が壊滅的です。裏で対策しない限り死にポケモンになってしまいます。

相性の良い味方・構築例

カイリューハバタクカミでの相性保管や、場を荒らした後にスイープできるパオジアンがいいと思います。

まとめ

現環境で安定してステルスロックを撒けるポケモンが非常に少ないので、そこは割り切っています。
現在考えているのはステルスロック撒き+バレパンメタグロスです。
このトリデプスを考えたのは、ブリジュラスが環境入りする前なので、正直ブリジュラスに劣っている点はあると思います。
しかし、トリデプスに対する愛と、ぼうおんを生かしたいという思いだけで書き上げました。
よろしければ育成してあげてください。
不明点などがあれば気軽にコメントお待ちしております。