はじめに
こんにちはakaiyukiです
今回は自分の相棒であるエルフーンがランクマに復活したということで、自分の思考の整理と同時に、エルフーンを使っている、使いたい人に少しでも手助けしたいと思い、考察を育成論に残すことを決めました
タイトルにある通り、3つのアイテムからそれぞれエルフーンの使い方を考察していくので、長くはなりますが時間があるときにゆっくり読んで頂ければ幸いです
それでは本編どうぞ
※この育成論では各能力の略称として、
攻撃=A 防御=B 特攻=C 特防=D 素早さ=S
と表記します
また、所々ゲーム内でひらがな表記のものを漢字で表記しますので予めご了承ください
コンセプトと役割
- きあいのたすき型の役割
→起点作成
エルフーンで起点を作り、裏の積みポケモンで無双する展開系の構築になりやすい
- 食べ残しやゴツメ型の役割
→ハメかつ裏のポケモンのサポート
毒菱と合わせて身代わり守る等で相手をハメに行く
もしくは、エルフーンの有利対面(ウーラオス(いちげき)等)を作り宿木の種でハメに行く、相手の技をアンコールで縛り裏のポケモンが通る展開を作るサイクル系や展開系の構築になりやすい
(正直どの構築系統になるかはそこまで気にしなくていいです。あくまで参考程度に書いておきました。)
持ち物
きあいのたすき、食べ残し、ゴツゴツメット
この3つについてそれぞれ考察していきます
特性
基本的にいたずら心です
たすきを持たせた起点作成型の場合に限りすり抜けも選択肢として上がってきますが、それでもいたずら心の方が汎用性は高いと思います
※ここから本格的に考察始まるので長くなります
【きあいのたすき型】
性格・努力値と調整
性格:臆病
調整:Sライン
212 最速オーガポン抜き
オーガポンの攻撃+電光石火で縛られずに2回行動できる
164 最速ニャオニクス♂抜き
同じくいたずら心で起点作成を行えるニャオニクス♂の上から挑発を当てる(汎用性は低い)
148 最速ガブリアス抜き
上からムーンフォースで圧をかけられる(火力はお察し)
余りの努力値はHに252とBに振れるだけ振って、特攻に振る必要はないかなと思います
(エルフーンは火力に振ったことで落とせるポケモンにそこまで違いが出ないため、火力に振るより耐久に振って弱い攻撃を複数回耐えられる可能性を高めた方が起点作りとして強いと個人的に思ってます)
技構成
起点作成として有用な技は、
・物理、特殊両方に起点を作れる光の壁と甘える(早くリフレクター覚えろ)
・自主退場しながら相手の能力を下げれるおきみやげ
・相手の弱い技をロックできるアンコール
・拘り持ちや高火力と相性のいい追い風
・裏のポケモンの場持ちをよくできる宿木の種
・たすきと相性が良く強引な削りを行えるがむしゃら
等豊富な技から構築に合うように選べばいいと思います
(ムーンフォースはほぼ確定で入れたいですが、構築の中で強い動き、例えばがむしゃらから剣舞草分けオーガポン等、があるならムーンフォースは切ってもいいと思います)
テラスタル
神速を透かせるゴースト一択だと思います
パオジアンの氷柱怯みが嫌な場合水や鋼も候補だと思います
立ち回り例
起点を作るだけですが、エルフーンはいたずら心で上から動けるので、安易に切らずに、引ける対面ならエルフーンを残し、再展開するプレイングも可能なので覚えておくとどこかで活きるかもしれません
例エルフーンvsオーガポン(かまど)
甘えるを押してからカイリュー引き、竜舞の起点に
カイリューが倒されたら、再度エルフーン着地、相手の能力を下げ、瞑想ハバタクカミの起点にする
このようなプレイングも出来るため起点作成役を残す立ち回りもあることを意識出来ると成長につながるかも?
(上の例は一例であり、必ずしも残すのが強いとは限りません。また、カイリューやハバタクカミは咄嗟に思いついただけなので強いのかは全くわかりません。)
あと、起点作りでエルフーンを使う場合、サーフゴーと対面して悪巧みされると壁があろうと関係なくぐちゃぐちゃにされ、置き土産で自主退場もできないので、引き先を用意するか、サーフゴー相手には別の起点役を用意する等何らかの対策は欲しいです
(まだまだ続くので疲れたら休んでください)
【食べ残し型、ゴツメ型】
性格・努力値と調整
性格:臆病or図太い
調整1:臆病の場合
S 108 最速ウーラオス(いちげき)抜き
H 204(実数値161)or 236(実数値165)
宿木の種を使う関係上Hは低い方がいいので、個人的には204推奨
ここまでが確定ライン
余りは全部Bに振ってもいいし、Dを調整してもいいと思います
一応の目安として、H204D68で控えめ特化カイリューのエアスラッシュを最低乱数切りで耐え
余りを全部Bに回す(H204B196)で陽気鉢巻ウーラオス(いちげき)の水流連打を2耐え
調整2:図太いの場合
H 204(実数値161)or236(実数値165)
B 196(H204の場合)or164(H236の場合)
D108
(あくまで調整の一例なので自分でカスタマイズしてみてください)
目安として、意地特化カイリューのテラスアイアンヘッド確定耐え、火力に余り振ってないハバタクカミを宿木守る身代わりでハメれるぐらいのD(C44振りハバタクカミのムーンフォースが半分程度)
技構成
確定枠
・ムーンフォース
・宿木の種
・身代わり
選択枠
・守る
・アンコール
〈確定枠について〉
ムーンフォースは無いと話にならないレベルで必須です
1番の仮想敵であるウーラオス(いちげき)と対面したら迷わずムーンフォースを押します
今作のエルフーンは環境的に無理(キツイとかいうレベルじゃない)なポケモンが多すぎます
せっかくの有利対面を作って相手の交代読みで身代わりを残したところでオーガポン(かまど)、サーフゴー、ハイボガチグマ(アカツキ)等がマジレスしにきます
現環境では安易な身代わりはただHPを減らすだけの行為になるので、しっかりハメれる時にだけ身代わりを押す意識を持った方がいいと思います(自分への戒め)
また、ムーンフォースがないとウーラオス(いちげき)(悪)に何もできないという悲しいことが起こるので、ムーンフォースは入れましょう(1敗)
宿木の種、身代わりの2つはエルフーンというポケモンの最大値を取るために必須な技だと思っているので確定としました
〈選択枠について〉
選択枠の守るとアンコールについては持ち物と構築でどちらを採用するか変わって来るイメージです
下の構築の所にも書きますが、毒菱と合わせる場合は基本的に持ち物は食べ残し、技のラスト1個は守るになります
また、ステロ展開→積みポケモンのような構築ともエルフーンは相性がいいと思っていて、その場合は持ち物はどちらでもいいですが、技はアンコールになります
詳しくは下に書きますので、そこを見てもらうといいと思います
簡単にまとめると、
毒→食べ残し守る
ステロ→アンコール
ゴツメ持ちの場合守るとそこまで相性が良くない
食べ残し持ちの場合どちらを採用しても強い
この程度の認識で大丈夫です
テラスタイプ
宿木身代わりの型は純粋に耐性が優秀な水か鋼、次点でフェアリー、毒がいいと思います
さっきHOMEのデータを見たら炎が1番多かったのですが、炎はウーラオス(れんげき)の水流連打にボコボコにされるので、はっきり言って弱いです
苦手なポケモン
苦手なポケモンしかいません泣
- 環境TOPの皆さん
サーフゴーオーガポン(かまど)パオジアン
イーユイハイボ持ちガチグマ(アカツキ)
相性の良い味方・構築例
上で軽く書きましたが、ここで詳しく書きます
(まだもう少し続くので疲れた方は休憩取ってください)
まず上の方で持ち物食べ残し、守る持ちのエルフーンは毒菱と相性がいいと書きました
上の苦手なポケモンを見てもらえるとわかると思いますが、毒があれば話は別で、オーガポン(かまど)やイーユイにも勝つことができます
毒は今作通りがいいことが多く、エルフーンの通りが良くない時は毒菱+毒が通らない相手に強く出られるポケモンの並びで出すことも出来るので、構築に汎用性を持たせながら、サーフゴーのいない構築に対してエルフーンでハメるプランを取ることも出来るため非常に相性はいいと思います
毒菱を撒くポケモンはテツノドクガやオオニューラ等攻撃性能が高いかつ毒菱を撒けるポケモンが特に相性がいいと思います
(ドヒドイデでもいいですが、挑発が一貫する点、ガチグマ(アカツキ)が重くなる、パワーが出ない等の理由から個人的には好きじゃないですが、触った感じ弱くはないので、ドヒドイデに自信がある人は使っていいと思います)
またステロ展開との相性がいい理由に関しては、そもそもエルフーンはパワーが高い構築と相性がいいと(個人的に)思っており、ステロ展開は今作最強のカイリューをステロ+竜舞という形でわかりやすく組み込むことができ、シンプルに強い軸を使える点、そして、どれだけパワーが高くても突破が難しいヘイラッシャ等の受けに対して、エルフーンがハメや強引な削りを行える点で相性がいいです
(ここでもヘイラッシャの裏にサーフゴー等がいる場合技選択に注意、自分への戒めpart2)
また、アンコールを採用することで弱い技で縛り、積み技の起点にするだけでなく、引きを強要出来るため、ステロのスリップダメージとの相性もいいです
さらに、もしエルフーンをゴツメで採用すれば、ステロ撒きのカバルドンやディンルーに強いウーラオス(いちげき)(水)に対して後投げするだけで削りを入れることも可能なため構築内でシナジーが生まれやすいです
相性のいい積みアタッカーに関しては、エルフーンとの相性を考えるのではなく、環境に刺さってるやつを使うのが1番だと思います
ステロと宿木身代わりエルフーンを合わせると、大抵エルフーンはお留守番になるので、構築のパワーが高くなるように組んでいって、最後の方に受けが重い等の問題が出てきた時に採用を考える方がいいです(崩したい受けの並びが本当にエルフーンで崩せるのか考えて採用するかどうか判断した方がいいです、エルフーンだけで受けルに勝てるわけでもなければ、エルフーンよりもっと強い受け破壊枠は沢山いるので)
終わりに
ここまで非常に長い文章になってしまい申し訳ございません
そして、ここまで読まれた方本当に疲れたと思います
ちなみに僕は新レギュレーションの最初の月の考察がめちゃくちゃ下手です()
なので、正直ここに書いたことがあってる保証はないし、全く違う使い方で結果を残す人がいるかもしれません
ただ、今まで剣盾でエルフーンを使ってきた経験から感じていることなども含めて、今作だけに収まらない範囲で考察したつもりなので温かい目で見てもらえると幸いです
もし質問等あれば、ここのコメントに書いたり、XのDM送ってくれたら、自分に答えられる範囲は協力しますので、気軽に送ってもらって構いません
批評や反論も待ってます笑
それではここまで読んでくださりありがとうございました
2月1日どんな型のエルフーンが上に残ってるのか、はたまた誰も使ってないのか、SVでのエルフーンがどうなるか楽しみです
それではシーズン14あと少し頑張りましょう