はじめに
どうも皆さんこんにちは。今回二回目の投稿となるいじっぱりミントです。
今回はエルフーンエルフーンの考察を行っていきたいと思います。
エルフーンは主も個人的には好きな部類のポケモンです。戦術は大っ嫌いですが。ちなみに今回の型も害悪要素強めなので注意してください。
注意事項
- 本論ではHABCDSなどの略称も用いて説明していきます。分かりにくい点等がありましたらご指摘をお願いします。
- 主はポケモン対戦初心者なのでおかしな点がありましたらご指摘をお願いします。
エルフーンエルフーンとは?
第五世代で初登場の草単体ポケモンでしたが、後にフェアリータイプが追加されました。前作以前から対戦をしている方ならご存じの通り、特性のいたずらごころで変化技を使って害悪しまくる「緑の悪魔」の異名を持つポケモンでもあります。
種族値はH60 A67 B85 C77 D75 S116
Sが突出しているので特性すりぬけを生かしたアタッカーも一定数存在しています。
コンセプトと役割
主にこの二つです。
採用理由と差別化点
- かわいい!!
やはり気持ちなどは重要な差別化点になります。一部の方主のことですねにとっては最も重要な点です。
- 特性がいたずらごころである点
言わずと知れた最強特性。変化技を優先度+1で出すことが出来、やどりぎのたね、みがわり、コットンガードを先制で使うことが出来ます。
- 積み技が優秀な点
コットンガードは防御を3段階上げることが出来る高速積み技。相手の剣舞にも対応出来ます。3段階上昇する積み技はこれとほたるびのみです。
- 型が豊富な点
エルフーンには様々な型があり、起点作成型、アタッカー型など色々な物が考えられるため相手のミスを誘えるというのも強みの一つです。
- これらの要素を持つポケモンはエルフーンだけ!
持ち物
- たべのこし
耐久型と言ったらやっぱりこれ。一ターン終了ごとに最大HPの1/16回復します。みがわりを多用する本論の型では貴重な回復ソースです。
- ゴツゴツメット
接触技を受けたとき、相手に最大HPの1/6のダメージを与えます。ウーラオス(いちげき)のすいりゅうれんだなど連続技に強かったですが、最近はパンチグローブがかなり多いため今までよりは採用価値が下がっています。受け出してダメージを与えたい方は採用しましょう。
特性
- いたずらごころ
コンセプト上確定。
変化技を優先度+1で出すことが出来ます。ただし悪タイプにはやどりぎのたねが無効化されてしまうので注意しましょう。いたずらっ子エルフーンはかわいいので確定です
性格・努力値と調整
性格:おくびょう
努力値:H252 B252 S4
個体値:31 0 31 31 31 31
実数値:H167 A64 B137 C97 D95 S150
- 調整意図
H:4n-1(特化)
B:特化
S:性格補正と合わせて準速ウーラオス(いちげき)を1抜けるように調整。
HB特化にすることで、
- A特化パンチグローブウーラオス(いちげき)すいりゅうれんだほぼ確定4発
- A特化鉢巻カイリューしんそくほぼ確定3発
これらのポケモンに安定的に受け出しが可能で、さらにいたずらごころで先制コットンガードを積めば、
と、超火力の抜群技ですら軒並み余裕をもって耐えることが出来てしまいます。
基本的にHB特化でよいと思いますが、人によって求める耐久ラインは違うので、それに合った振り方をしましょう。
技構成
- コットンガード
- 確定枠。一ターンで防御三段階上昇をいたずらごころで先制で使うことの出来る、非常に
凶悪な便利な技です。 - みがわり
- 確定枠。自分のHPを最大HPの1/4だけ減らして、減らしたHPと同じHPの自分の分身を作り、分身のHPが0になるまですべての攻撃を自分の代わりに分身が受けるようになります。コットンガードなどのランク上昇は引き継ぐため物理ポケモンは軒並み詰みます。
- やどりぎのタネ
- 確定枠。毎ターン、相手のHPを最大HPの1/8ずつ減らし、その分自分のHPを回復するという中々強い技。食べ残しと合わせれば3/16回復でき、身代わりのHP減少量はおよそ2ターンで回収できます。
- ムーンフォース
- 自由枠。威力95命中100のフェアリー技。タイプ一致のメインウエポン。追加効果の相手のとくこう一段階ダウンも強力です。ただ30%なので期待はしない方がよいです。
- シャドーボール
- 威力80命中100のゴースト技。追加効果の特防ダウンが優秀ですが、ゴーストは現環境では無効化されやすく、威力もそんなに高くないです。サーフゴーへの打点にはなりますが確定3発なのでかなりきついです。
- ギガドレイン
- 威力75命中100のくさ技。相手に与えたダメージの半分だけ自分のHPが回復します。もっと回復量を稼ぎたい方はどうぞ。
テラスタル
- はがね
自身の弱点を全て半減以下にできます。他のタイプにも耐性があるので耐久型のスタンダードなタイプです。
- 追記:フェアリー
テラスがはがねだと命の珠パオジアンのせいなるつるぎが受からず苦しくなってしまいます。そこでフェアリーに変更することでよりパオジアンを安定的に突破できます。環境のことを考えると、エルフーンは基本的にコットンガードを積むことが出来れば等倍の技でも耐えることが出来るため、はがねよりもフェアリーのほうが良いと思われます。みらさん、ありがとうございます。ハートの付いたエルフーン、かわいい
立ち回り例※テラスタイプ変更のため内容も変更しております。
- 草タイプという
貧弱な弱点の多いタイプではこおりに勝てないのでフェアリーテラスタルを切り、コットンガードを積みましょう。 - つららおとしで約4分の1、先制こおりのつぶてで約4分の1入ればA特化火力アップ持ち物を持っています。(命が削られていなければほぼ鉢巻かタスキ持ち)
- あとはコットンガードをもう一回積んで防御を最大にしてからムーンフォースで突破しましょう。タイプ一致テラスタイプなのでムーンフォースの威力が上がり、無振りパオジアンなら確定一発です。
物理型の場合、コットンガード連打で勝てます。ただし、禁断のエアスラッシュまひるみ型には成すすべなくボコボコにされる…と思っていたのですが意外とそんなこともなく、エアスラッシュまひるみ型の場合、麻痺らなければ、変化技は先制できるのでまひるみに持っていかれることはあまりないです。麻痺らなければ。
- 先制でコットンガードを積む。でんじはを使ってきた時点でまひるみだと分かる。
- 次のターンにやどりぎのタネを使ってマルチスケイルを剥いでからムーンフォース連打をしましょう。
ただし、ほのおのうずアンコール型には成すすべなくボコボコにされます。
与ダメージ計算
- ムーンフォース
無振りマルチスケイル無しカイリュー
51.8 ~ 62.6%(86 ~ 104) 確定2発
無振りパオジアン
78.7 ~ 94.1%(122 ~ 146) 確定2発
無振りドラパルト
67.4 ~ 80.9%(110 ~ 132) 確定2発
無振りトドロクツキ
95.5 ~ 115.5%(172 ~ 208) 乱数1発93.75%
被ダメージ計算
※予め上記した計算は載せておりません。
本論の特性上、コットンガード一積み時のダメージ計算になっております。
A特化飛行テラスタルランドロス(霊獣)テラバースト
37.1 ~ 46.7%(62 ~ 78)確定3発
A特化じゃくてんほけんメタグロスバレットパンチ
23.9 ~ 31.1%(40 ~ 52)確定4発
A特化3回被弾コノヨザルふんどのこぶし
26.9 ~ 33.5%(45 ~ 56)確定4発乱数3発14.69%
A特化命の珠ドリュウズアイアンヘッド
32.9 ~ 42.5%(55 ~ 71)確定3発
苦手なポケモン
別名エルフーン絶対殺すマン。こいつが出てきたときは300%勝てないので即座に引きましょう。
やどりぎのたねが効かないのでループしにくいです。特にかまどはムーンフォースも半減なので引きましょう。
他のいたずらごころつかいには弱いです。ほとんどが悪タイプなのでこちらの変化技が効かないだけでなくこちらは悪タイプがないので一方的に変化技を使われるという事態に陥ってしまいます。こいつらがいたときは先発にはしないようにしましょう。
相性の良い味方・構築例
基本的に特殊に弱いので、特殊受けを連れていくことでサイクルができます。コットンガード自体が素早く積める技なのでサイクル適正はあります。
オーガポン(かまど)の炎技をもらいびで吸収し、サーフゴーにも抜群を突けるので単純な相性は良いと思います。
終わりに
皆さん、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。剣盾から帰ってきた緑の悪魔ことエルフーンを最大限活かせるこの型を使ってみてはいかがでしょうか。
以上、いじっぱりミントでした!