はじめに
sikaと申します。2回目の育成論を投稿させていただきます。至らぬ点も多々あるかと思いますが、よろしくお願いします。
今回はメジャーな物理アタッカーを対策するギャラドスギャラドスの紹介をします。
- 注意
この育成論では非公式の用語や略称を使用します。
個体値は特に記述のない場合31とします。
ダメージ計算はポケソル様のものを使用しております。https://sv.pokesol.com/calc
採用理由
ギャラドスギャラドスは特性いかくによる相手の攻撃下げや、優秀な積み技りゅうのまいを使うことのできるポケモンです。
現在トップクラスの使用率を誇る水ウーラオス(れんげき)のメインウェポンを半減で受けることができ、他の高使用率のパオジアンハバタクカミヘイラッシャにも抗うことができると考えたため採用しました。
役割
物理アタッカーに対して投げゴツゴツメットで削る、りゅうのまいを積むことで相手の引き先の高速アタッカーを削るなど、自分の後続のポケモンを一貫させるように動きます。
差別化
まず、ほぼ上位互換の種族値でりゅうのまいを持つカイリューカイリューとの差別化です。カイリューカイリューは氷が4倍弱点であり、パオジアンパオジアンなど氷技持ちへの受け出しが難しいです。また、無事対面したとしてもテラスタルを切って弱点を変える必要があります。このギャラドスギャラドスであれば、受け出しがしやすく、必ずしもテラスタルを切る必要はないと考えています。
次に、より高耐久で積み技にも耐性のあるヘイラッシャヘイラッシャとの差別化です。ギャラドスギャラドスの方が素早さは高く、先制でちょうはつを受けにくいです。変化技を封じられると辛い型であるため、重要であると考えます。
持ち物
ゴツゴツメット
直接攻撃してきた相手のHPを削ります。
今回は火力のある型ではないため相手を削るためにゴツゴツメットで確定とします。
特性
いかく
場に出たとき相手の攻撃ランクを一段階下げます。いかくでなければパオジアンを受けることができないため確定とします。
性格・努力値と調整
- 性格:ようき
- 努力値:H36A4B252D4S212
素早さはりゅうのまい1積みで最速136族まで抜くために実数値138必要、さらに同じく最速136族を抜くことを目的とした準速スカーフウォッシュロトムや準速セグレイブを意識して実数値2だけ上げた、性格補正有りの努力値S212振り。残りの努力値で物理耐久をできるだけ伸ばすためのBぶっぱ、H36振りで定数ダメージが減る16n-1になります。A4振りすることでA1段階上昇たきのぼりでH4振りハバタクカミが乱数から確定1発になります。余りはDです。
技構成
- 確定技
りゅうのまい
- 推奨技
たきのぼり
タイプ一致技。ゴツゴツメットに触れない相手を削ったり、後続でワンパン出来る程度まで削ったりします。
ねむる
回復技。眠ってしまいますがゴツゴツメットに触れさせる回数を増やせます。
ちょうはつ
受けポケモンに引かれたときなどに使います。アタッカーに対しても後続でふいうちを安定して打ちたいときに使います。
- 候補技
じしん
高威力のサブウエポン。飛行タイプに無効化されるのでこれワンウエポンはお勧めしません。
テラスタル
みず
飛行タイプを無くして氷技を半減したい時などに使います。
他耐性の多いタイプなど
立ち回り例
- 初手には出さず、2耐えできる攻撃に対して受け出しします。
- りゅうのまいを積みます。
- その後相手の動き次第
ねむるで回復しゴツメに触れさせる。
引き先のポケモンを削る。
ちょうはつをする。など
与ダメージ計算
- 全てテラスタルなしでのダメージです。
A1段階上昇たきのぼり
H4ハバタクカミハバタクカミ 132 ~ 156 (100.8 ~ 119.1%) 確定1発
H4パオジアンパオジアン 100 ~ 118 (64.6 ~ 76.2%) 確定2発
H252パオジアンパオジアン 100 ~ 118 (53.5 ~ 63.2%) 確定2発
H4サーフゴーサーフゴー 87 ~ 103 (53.4 ~ 63.2%) 確定2発
無振り水ウーラオス(れんげき)ウーラオス 42 ~ 49 (24.0 ~ 28.0%) 乱数4発 : 91.1%
無振りテツノツツミテツノツツミ 37 ~ 44 (28.3 ~ 33.5%) 乱数3発 : 0.09%
A1段階上昇じしん
H4サーフゴーサーフゴー 144 ~ 170 (88.4 ~ 104.3%) 乱数1発 : 25%
無振りテツノツツミテツノツツミ 62 ~ 73 (47.4 ~ 55.8%) 乱数2発 : 75.78%
無振り水ウーラオス(れんげき)ウーラオス 69 ~ 82 (39.5 ~ 46.9%) 確定3発
- あまり特殊耐久の無い型であり、特殊アタッカーに対してじしんを2発以上打つことは厳しいため、たきのぼりワンウエポンとし後続で倒せるまで削ることをお勧めします。
被ダメージ計算
- 全てテラスタルなしでのダメージです。
A252水ウーラオス(れんげき)ウーラオスのすいりゅうれんだ
45 ~ 54 (25.8 ~ 30.9%) 確定4発
A252鉢巻水ウーラオス(れんげき)ウーラオスのすいりゅうれんだ
66 ~ 81 (37.8 ~ 46.3%) 確定3発
A252水ウーラオス(れんげき)ウーラオスのA1段階下降インファイト
31 ~ 37 (17.7 ~ 21.2%) 乱数5発 : 16.21%
A252鉢巻水ウーラオス(れんげき)ウーラオスのA1段階下降インファイト
46 ~ 55 (26.3 ~ 31.5%) 確定4発
A252パオジアンパオジアンのA1段階下降つららおとし
57 ~ 67 (32.5 ~ 38.3%) 乱数3発 : 97.55%
A252鉢巻パオジアンパオジアンのA1段階下降つららおとし
84 ~ 100 (48.0 ~ 57.2%) 乱数2発 : 90.62%
C252ハバタクカミハバタクカミのムーンフォース
84 ~ 99 (48.0 ~ 56.6%) 乱数2発 : 84.76%
C252テツノツツミテツノツツミのフリーズドライ
232 ~ 276 (132.6 ~ 157.8%) 確定1発
C252テツノツツミテツノツツミのハイドロポンプ
45 ~ 54 (25.8 ~ 30.9%) 確定4発
- 相手が火力アップアイテムやテラスタルを使うと確定数が変わることがあるのでダメージを見て、アイテムを特定できた、テラスタルを消費させたからアドバンテージだと割り切るか、テラスタルで次のダメージを軽減するなどします。
- 特にパオジアンパオジアンはつららおとしが非接触で3割ひるみの効果もあるので、早めに削るかテラスタルで氷を半減にするなどして気を付けましょう。
苦手なポケモン
- 4倍弱点のため、電気技・電気テラスタルを使うポケモン
裏に地面タイプなどを用意しましょう、不意に打たれると無理です。
りゅうのまい1積みでは抜かせなくなります。
注意すべき行動
- パンチグローブ{ウーラオス(ウーラオス(れんげき)} など非こだわり物理アタッカー
悠長にねむるなどをするとつるぎのまいを使われることもあるので、ちょうはつやたきのぼりでの削りなど後続で対処するための行動をしましょう。
- 先制技
相性の良い味方・構築例
相手のパオジアンやハバタクカミをこのギャラドスで対処し、自分が一方的にパオジアンやハバタクカミを使う流れが強いと考えています。
さいごに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
実は私はレギュレーションCのランクマに参加できず、現在のレギュレーションDで初めて四災たちと対戦し、対策に追われていました。
私の実力不足により上位帯などで通用するのかわかりませんがアドバイス、ご意見等よろしくお願いします。