はじめに
シャノワールと申します。
今回、さいきょうテラレイド用のヤドランの育成記事(育成論SV/1020)を見て野良エースバーンレイドを比較的安定してクリアできるポケモンの記事も需要があるのではないかと思いこの記事の作成に至った形になります。
また、現状ギャラドスってだけで場違いアタッカーと思われて蹴られることもあるためこういうタイプもいるということを周知できたらと思いこの記事を作りました。
初投稿なためお見苦しい点があるかも知れませんが何卒よろしくおねがいします。
採用理由と役割
野良のレイドでは安定してアタッカーを任せれるヤドランヤドラン以外にもアタッカーかサポーターかわからないポケモンや耐久性が心もとないポケモン(主にマリルリ、グレンアルマ、クエスパトラ、ニンフィア等)が同卓になることが現状よくあります。
この際連携を取ることは難しく自分がヤドランを使っていても勝手にダメージを与えはじめたり攻撃によって他プレイヤーが落ちることもあり安定して攻略することは困難です。
(特にマリルリが勝手に腹太鼓する)
そのため今回は味方のアタッカー運用ポケモンに大きなダメージが入らないためのAダウンサポート要員として、イベントレイドで出現するため比較的楽に育てられるギャラドスを野良レイド用サポート要員として採用しました。
(ソロや固定パーティでの運用も一応できますが上記ヤドランに比べて周回速度があまりに違うためオススメはしません。)
さいきょうエースバーンについてエースバーン
開催期間(2023/1/1現在)
2022/12/30(金)9:00〜1/2(月)8:59
2023/1/13(金)9:00〜1/16(月)8:59
特徴
必ず初手でビルドアップをしてくる。
また、追加行動としてさらにビルドアップを積んできます。
体力ゲージがエースバーンの(ス)の文字辺りまで体力ゲージまたは時間ゲージが削れるとバリアを貼られることが多い。
味方に対するバフ消しは時間ゲージ、エースバーン自身のデバフ消しは体力ゲージが一定のところで一度だけ発動する。
(参考までにバフ消しはソロで時間ゲージがエースの(ー)の辺りで発動)
技構成
かえんボール
アクロバット
アイアンヘッド
とびひざげり
今回の育成論のギャラドスはこちらの個体を使うことで飴や王冠の使用数を抑えることができる。
持ち物
- 対エースバーンレイド用
オボンの実
急所事故がほぼ起きないラインで使用するため採用
特性
いかく
エースバーンの初手ビルドアップの火力を打ち消せる、夢特性の自信過剰はレイドで無意味なため一択
性格・努力値と調整
- レベル 100(レイド入るんだから最低限上げとこう)
- 個体値 HBが31ならあとの能力は多少低くても問題ない
- 努力値 HB252C4(サポート要員なため耐久調整)
- 性格 ずぶとい(A↓B↑)(サポート役なためB上昇なら最悪何でもいい)
(ぼうふうで殴る技構成の場合はC個体値を31、性格をCの下がらないB上昇にするのをオススメします)
技構成
- 確定枠
ひやみず
Aを一段階下げる追加効果を持っている、やること無かったらこれ使っとけレベル
ちょうはつ
エースバーンが途中使ってくるビルドアップを打たせない、野良だと好き勝手にエースバーンに攻撃してビルドアップを発動させる人がいるから必須
- 選択枠
てだすけ
味方一匹の次の火力を1.5倍できる、殴るタイミングがわかったら使えるけど、連携取れない野良ではタイミングが難しい技
あまごい
かえんボールの火力を下げたり、後に書くぼうふうを必中にしたり、マリルリマリルリの水技の火力を上げれる、が基本ひやみず打ってるほうが安定する
ぼうふう
威力の高いタイプ一致弱点技、しかし雨下じゃないと命中が不安定であり、今回の育成論では火力に振ってないからバリア貼られ削りが足りない等が無い限りは打たない(ソロでギャラドス使うならメインウェポン)
でんじは
麻痺状態にできる、シールド貼られたら解除される反面痺れによって行動回数を削り急所事故率を減らせれる
テラスタル
基本しないため無理にタイプを変える必要無い
強いて言うならぼうふうやひやみずでシールド削り行くならエースバーンの最大火力のとびひざげりを半減できる飛行タイプがオススメ
立ち回り例
野良レイドでの立ち回りを記載
- パターン1(基本戦術)
1ターン目ひやみず
2ターン目ちょうはつ
までは確定
それ以降は、基本ひやみず打ちながら状況を見て、各種応援、てだすけ、あまごい、でんじは等を使っていく
- パターン2(びんじょうクエスパトラが味方にいる場合)
味方にびんじょうクエスパトラがいる場合(初手ビルドアップで確認可)クエスパトラがアシストパワーを使って打点を出したい可能性があるためパターン1の動きの2ターン目をひやみずにして様子を見ること
またクエスパトラがアタッカーにならない場合は気づいた時点でちょうはつを入れると良い
被ダメージ計算
100レベル格闘テラスタルエースバーンエースバーン
最大打点はアクロバットなため他のダメージ計算は省略
- アクロバット
無補正 124〜147(31.4〜37.3%)
A↓ 84〜99(21.4〜25.1%)
A↓↓ 63〜75(15.9〜19.0%)
急所 186〜220(47.2〜55.8%)
計算ツールでは上記ダメージだけど実際は他プレイヤーの行動によってダメージ減少することが多いため二撃目で半分削れないことの方が多い
H振り100レベルギャラドスギャラドスのHPは394
オボンのみ回復量98
※サポート運用なため与ダメージ計算は省略
他のポケモンとの差別化
- 大前提として今回のギャラドスはエースバーン野良レイドでの立ち回りとしているためエースバーンからの有効打があるポケモンは対象外とし、よく見るポケモンとの差別点だけ記載します。
- 野良レイドなため味方のポケモンが物理特殊どっちのアタッカーがくるか選出決定までわからない、味方が初っ端から殴る可能性、味方と同系統ポケモンが出てくる可能性を考慮してご覧ください
- ハリーセンハリーセン
夢特性に威嚇を持ち、ひやみず、ちょうはつを使える他つぼをつくやアシッドボムを使えるためサポート力はさすがにハリーセンの方が高いものの威嚇が夢特性なため育成難易度的にギャラドスに軍配が上がる、また味方アタッカーが物理アタッカーの場合はアシッドボムが有効に働かないためてだすけが使えるギャラドスの方が打点の確保ができる
- オーロンゲオーロンゲ
先制壁貼りや挑発、うそなきによるD低下は使える反面、エースバーンからタイプ一致のかえんボールやとびひざげりが等倍で入る、バリア貼られてからはできることが少ない、壁が他サポート要員と初動が被る等があるため野良レイドでは微妙
- マリルリマリルリ
あまえるのA低下、うそなきによるD低下、てだすけ、いざとなったら特性含めて腹太鼓から高火力で殴りに行けるものの、攻撃下げる前にエースバーンに攻撃を許したり、現環境では他プレイヤーからサポート要員かアタッカー要員かが判別つかず選出をブレさせるため野良レイドのサポート要員として選出するのは微妙、攻撃時じゃれつくのダメージ表示バグもマイナスポイント
壁を貼ったり鬼火ができたり挑発、サイコフィールド、クリアスモッグ、アシッドボムと色々できることが多くアタッカーとしても使える2匹
だけど初動で軽減効果が入ってない高火力技がアタッカーに飛んでいったり、同種のサポートポケモンがいた場合行動が被りターンを無駄にする可能性、クリアスモッグは味方がかけたデバフも打ち消してしまう可能性、マリルリ同様に選出時点で型がわからないため約被りが発生する可能性があります
※コメントを読んで追加
タイプ一致を半減で受けれるサポートポケモンとして現状対抗馬にあげられる上記2匹だが、
ドヒドイデは威嚇がなく、マリルリ同様A上昇状態でアタッカーポケモンが殴られる点、アシッドボムで特殊アタッカーのサポートはできるが物理アタッカーの攻撃方面でサポートができない点で野良プレイヤーに合わせる必要があります
ペリッパーはあめふらしでかえんボールの火力は抑えられたり水技やぼうふうが主軸のポケモンのサポート、てだすけを覚える点はありますが、かえんボール以外の初手火力を下げられない点、雨が通常では5ターンしか保たない点でギャラドスに軍配が上がると思います
また2匹とも挑発を覚えないためビルドアップを積まれると物理アタッカーが突破できなくなってしまう点もギャラドスの方が野良レイドサポートとしては汎用性があると思います。
相性の良い味方・構築例
アタッカーを任せれそうなポケモンがいたときは基本的に選出しても最低限の働きはできる、明らかにサポート要員で固まってた場合はアタッカーになるポケモンを使うことをオススメします。
おわりに
今回は期間限定ではありますがイベントレイドで簡単に手に入る威嚇ギャラドスを題材に限定レイドの野良用サポート要員の育成論を記載しました。
ギャラドスは弱点2つと優秀なタイプをしているため道具やサブ技変更することで別の物理アタッカーレイドに対しても有効に使える可能性があると考えております。
あくまでも野良レイドでは他プレイヤーのポケモン次第でどうしようもないときもあるとは思いますがそういうときは他のポケモンでも無理な気がするため、このギャラドスを使用してできるだけ野良でもまともな編成を組めたときに勝率を高めることができたら幸いです。
また、このギャラドスの記事が広まって野良の味方でギャラドスを見た際に蹴られる率が下がって貰えると個人的にもありがたいです。