はじめに
初投稿になります。よろしくお願いします。
普段はランクマで3桁〜2桁帯で対戦をしております。
今回は実際に使用感のよかった耐久振りスカーフ型ゲッコウガをご紹介します。
ダメージ計算にはポケソルさんのダメージ計算ツールを使用しています。
https://sv.pokesol.com/calc
コンセプトと役割
- 先発に来やすいポケモンに対して耐久振り+スカーフにより対面勝てる
- とんぼがえりによる対面操作
- スカーフすりかえによる搦め手の機能停止と起点作成
持ち物
こだわりスカーフ
初手に投げられやすいこだわりスカーフ持ちのウーラオス(いちげき)、ランドロス(霊獣)、ボルトロス(霊獣)の上をとるためにこだわりスカーフを採用しています。
特性
へんげんじざい
耐久に多く努力値を割いているため火力を補えるへんげんじざいとしています。
性格・努力値と調整
性格:臆病
耐久を確保するために臆病としていますが、物理火力を少しでも伸ばしたい場合は無邪気でも問題ありません。
素早さライン
耐久ライン
へんげんじざいで草タイプに変化した状態で陽気ウーラオス(れんげき)のインファイト+アクアジェットをどちらも最高乱数を引かない限り耐えるところまで振っています。これにより陽気襷ウーラオスであれば対面から打ち勝つことができます。
技構成
基本的にれいとうビームとくさむすびは確定として他の2枠についてはパーティによって変更してもよいです。
れいとうビーム
くさむすび
ウーラオス(れんげき)に対する打点です。
他にもディンルーやヘイラッシャといった対処の難しいポケモンにも有効な技であるためこちらもれいとうビームに次いで優先度の高い技になります。
すりかえ
初手に出てくる起点作成要因やクレセリアなどの耐久型のポケモンに対して便利な技です。パーティ内で受け崩しの駒が他にいない場合などにはかなり採用価値の高い技になります。また、相手の技をこだわらせることで裏のポケモンの積みの起点にすることもできます。
とんぼがえり
初手の出し負けを解消できる技です。パーティ内にクッションとなれるポケモンがいる場合には採用したい技です。襷やミミッキュの化けの皮を剝がしながら裏に交代する動きがシンプルに強いです。
けたぐり
主にパオジアンを対面処理したい場合に採用する技です。相手のパオジアンがせいなるつるぎから入ってくる場合には対面で勝てますが、最近はつららおとしから入ってくるケースも多いためあまり安定はしません。とんぼがえりでも半分以上は削れるため引き先が用意できているパーティであればあまり採用価値は高くないように思います。
テラスタル
ゴースト
このポケモンでテラスタルを切ることはかなり稀なので、今回はカイリューのしんそくを無効化できるゴーストにしています。
立ち回り例
基本的には初手に投げ、有利対面であれば対面のポケモンに有効な技を、不利対面であればとんぼがえりで対面操作を行います。
与ダメージ計算
全てへんげんじざいでタイプ一致になった場合で計算しています。
れいとうビーム
H252振りランドロス(霊獣)
268 ~ 324 (136.8 ~ 165.4%) 確定1発
H252振りチョッキランドロス(霊獣)
184 ~ 220 (93.9 ~ 112.3%) 乱数1発 : 68.75%
H4振りボルトロス(霊獣)
152 ~ 180 (98.1 ~ 116.2%) 乱数1発 : 87.5%
H252振りカイリュー(マルスケ込み)
126 ~ 150 (63.7 ~ 75.8%) 確定2発
くさむすび
H252振りウーラオス(れんげき)
206 ~ 246 (99.6 ~ 118.9%) 乱数1発 : 93.75%
補正無しHD252振りディンルー
116 ~ 138 (44.3 ~ 52.7%) 乱数2発 : 16.01%
H252振りヘイラッシャ
236 ~ 278 (91.9 ~ 108.2%) 乱数1発 : 50%
とんぼがえり
B4振りパオジアン
84 ~ 98 (54.2 ~ 63.3%) 確定2発
けたぐり
H252振りパオジアン
232 ~ 276 (124.1 ~ 147.6%) 確定1発
被ダメージ計算
草タイプ変化時陽気A252振りウーラオス(れんげき)のインファイト+アクアジェット
124 ~ 147 (84.4 ~ 100.0%) 瀕死率 : 1.56%
内訳
インファイト:106 ~ 126 (72.2 ~ 85.8%) 確定2発
アクアジェット:18 ~ 21 (12.2 ~ 14.2%) 乱数7発
格闘タイプ変化時陽気A252振りパオジアンのせいなるつるぎ+こおりのつぶて
113 ~ 134 (76.9 ~ 91.2%)
内訳
せいなるつるぎ:68 ~ 80 (46.3 ~ 54.5%) 乱数2発 : 55.46%
こおりのつぶて:45 ~ 54 (30.7 ~ 36.8%) 乱数3発 : 53.39%
苦手なポケモン
サーフゴーサーフゴー
あくのはどうを採用しない場合、サーフゴーの後投げが辛いです。
それ以外のポケモンに対しては広い技範囲とすりかえによってかなり対応範囲が広いポケモンになっています。
相性の良い味方・構築例
カバルドンカバルドン+積みエース(カイリューウルガモスハバタクカミ等)
どの構築にも比較的採用しやすいと思いますが実際に私が使用していた並びを紹介します。
カバルドンを採用すると初手にウーラオス(れんげき)ランドロス(霊獣)ボルトロス(霊獣)を呼びやすいため、そこにゲッコウガを合わせて処理します。
また、ディンルー等の起点作成要因が初手に来た場合にはすりかえから技をロックしてカバルドンでステルスロック+あくびの展開に持っていくことで試合展開を有利に進めることができます。
さいごに
ここまでご覧いただきありがとうございます。
初めての投稿で拙い部分もあるかと思いますが、実際に自分で使ってみても非常に使用感の良いポケモンだったためぜひこの記事を見ていただいた方の少しでも参考になればと思います。