はじめに
こんにちは、初投稿マイナー使いのゆううつなねこと申します。初投稿故まだまだ至らぬ点もございますが、改善点等ご指摘いただければ幸いです。
ここ最近、ランクマッチに潜っていたところ、火力の高い高速アタッカーに全抜きされることが多々あったので(パオジアンパオジアンやテツノツツミテツノツツミ等)今回は、高速アタッカーへのストッパーとしてこうこうのしっぽを使った強制1:1交換ミカルゲミカルゲを紹介します。
※本育成論ではHABCDSなどの略称を使用します。ご了承ください
※個体値は記述がない場合最大(31)とします。
※ダメージ計算はGame8さんのダメージ計算機svで行っています。
(https://game8.jp/pokemon-sv/damage_calculator)
<修正のお知らせ>
7月25日
・役割対象からキノガッサを削除しました。
・役割対象を先制わざ持ちからトリルアタッカーに変更しました。
・調整案?を追加しました
・テラスタイプをあくからはがねに変更しました。
・カイリュー飛行テラバーストのダメ計を追加しました。
コンセプトと役割
ミカルゲミカルゲは、すりぬけという特性とトリックみちづれを両立できる唯一のポケモンです。なのでこのすりぬけという特性とこうこうのしっぽトリックを生かして身代わり持ちの高速アタッカーや一般高速アタッカー(身代わり持ち耐久ハバタクカミハバタクカミやテツノツツミテツノツツミ、パオジアンパオジアン)などに対してこうこうのしっぽトリックからのみちづれで1:1交換を仕掛ける。というのが今回のコンセプトです。
ですがそれ以外にも、こうこうのしっぽトリックによる高速アタッカーやトリルアタッカーの機能停止、高い防御・特防といたみわけを使った両受けなど多種多様な仕事ができます。
持ち物
こうこうのしっぽ
- コンセプト上確定です。
特性
すりぬけ
こちらもコンセプト上確定です。
性格・努力値と調整
調整案⓵
A4 B252 D252
性格は耐久を上げるためしんちょうかわんぱくです。
今はハバタクカミハバタクカミの攻撃を耐えるためにしんちょうにしていますが、ここは今後の環境に合わせて変えれば良いと思います。
本育成論ではこちらを採用しています。
調整案?
H252 B92 D164
性格はわんぱくです。
Hに振るためいたみわけの回復量は落ちますが耐えられる攻撃の範囲が広くなります。
例えば、A252振りいじっぱりハチマキカイリューカイリューのじしんが確定2発に
なったり、A252振りテクニシャンキノガッサキノガッサのタネマシンガン5発が確定2発になったりと耐久性能が向上します。
※いただいたコメント>3にも調整案が載っています。
ぜひご覧ください。
技構成
- 確定枠
トリック
みちづれ
コンセプト上確定です
- 選択枠
しっぺがえし
こうこうのしっぽを使うため安定して威力100の悪技として使用することができるのでオススメです。
いたみわけ
受けとしても採用するなら必須級の技です。
のろい
起点にされるのを防いだり、受けポケモンに定数ダメージを与えたりするのに使えます。ただし、トリック・みちづれ・いたみわけ・のろいのような技構成だと、ちょうはつに対して何もできなくなってしまうので注意が必要です。
テラスタル
はがね
トリックからのみちづれをする前にやられることを減らすため、半減の多いはがねにしました。例えば、A252振りいじっぱりテクニシャンキノガッサキノガッサのタネマシンガン5発が確定2発になり、トリック→みちづれが成功します。その他にもC252振りひかえめテラスハバタクカミハバタクカミのムーンフォースが確定3発になり、安定してしっぺがえしを2発撃って倒すことができます。
立ち回り例
初手に襷アタッカーなど(パオジアンパオジアンや、僕だとたそがれルガルガンルガルガン(たそがれ))などを出して、1体倒した後ミカルゲに交代し、相手のアタッカーを1:1交換、最後にもう一体アタッカーを出してそれで倒せたらそれでよし、倒せなかったら最初の一体の先制技で詰め切るなどといったのが基本的な立ち回りです。
また、初手にカイリューなど耐久力も攻撃力もあるようなポケモンや積みポケモンなどが来た場合初手から交代するのもありだと思います。
与ダメージ計算
A4振りしっぺがえし(後攻)
無振りパオジアン
→32 ~ 38 (20.6 ~ 24.5%) 確定5発
無振りテツノツツミ
→49 ~ 58 (37.4 ~ 44.2%) 確定3発
H252振りハバタクカミ
→85 ~ 102 (52.4 ~ 62.9%) 確定2発
H252振りハバタクカミ(みがわり後HP)
→85 ~ 102 (69.6 ~ 83.6%) 確定2発
HB252振りキノガッサ(みがわり後HP)
→22 ~ 27 (17.4 ~ 21.4%) 乱数5発 (8.1%)
H252振りカイリュー
→28 ~ 33 (14.1 ~ 16.6%) 乱数6発
被ダメージ計算
(【テラス】ははがねテラス時のダメージ)
BD252振りしんちょうミカルゲ
C4振りハバタクカミムーンフォース
→98 ~ 116 (78.4 ~ 92.8%) 確定2発
C252振りひかえめハバタクカミムーンフォース
→【31 ~ 37 (24.8 ~ 29.6%) 乱数4発 (100%)】
A252振りいじっぱり地面テラスタル鉢巻カイリューじしん
→109 ~ 129 (87.2 ~ 103.2%) 乱数1発 (18.8%)
A252振りいじっぱり飛行テラスタル鉢巻カイリューテラバースト
→116 ~ 138 (92.8 ~ 110.4%) 乱数1発 (56.3%)
→【58 ~ 69 (46.4 ~ 55.2%) 乱数2発 (67.6%)】
A252振りいじっぱりパオジアンつららおとし
→76 ~ 90 (60.8 ~ 72%) 確定2発
→【38 ~ 45 (30.4 ~ 36%) 乱数3発 (33.7%)】
C252振りひかえめテツノツツミハイドロポンプ
→69 ~ 82 (55.2 ~ 65.6%) 確定2発
A252振りいじっぱりキノガッサタネマシンガン
→4回:100 ~ 120 (80 ~ 96%) 確定2発
5回:125 ~ 150 (100 ~ 120%) 確定1発
5回【65 ~ 80 (52 ~ 64%) 確定2発】
苦手なポケモン
- C振りハバタクカミハバタクカミ
高火力すぎてテラスタルしないと1発でやられてしまうので苦手です。
- ねんちゃくトリトドントリトドン
ねんちゃくでトリックが効かないので先制みちづれができません。
- おうごんのからだサーフゴーサーフゴー
おうごんのからだで変化技が効かないのでトリックもいたみわけも効きません。
- ちょうはつ持ち
変化技をすべて封じられてしまいしっぺがえししかできません。
しっぺがえしを採用していなかったらわるあがきしかできません。
相性の良い味方・構築例
- 先制技を持っていて先発適性のあるポケモン
・ルガルガン(たそがれ)たそがれルガルガン、パオジアンパオジアンなど。
最初に相手の先発を倒してその後死に出しから先制技で詰め切るといった動きや、高速アタッカーにミカルゲでこうこうのしっぽをトリックした後先制技で倒しきれたりするため非常に相性がいいです。
- 高火力アタッカー達
・ハバタクカミハバタクカミ、イルカマン(マイティ)イルカマンなど。
自慢の高火力を生かして場を荒らすことができるので3体目として優秀です。
ただし、イルカマンの場合最初に出さないとイルカマン(ナイーブ)ナイーブフォルムのままになってしまうので少しだけ使い勝手が悪くなります。
おわりに
どうだったでしょうか。実戦で使ってみてもかなり使用感はよかったのでかなり強いポケモンだと思います。
ですがサーフゴーが出てくると何もできなくなるのでサーフゴーは他のポケモンで処理することになってしまいます。とはいえ、今後みがわり持ちが増えたりすればもっと強くなるポケモンですし、ストッパーとしての性能はかなり高いと思いますのでぜひミカルゲ使ってみてください。