ミカルゲ- ポケモン育成論SV

ご挨拶

今回、初めて育成論を投稿させていただきます。強いかどうかわかりませんし、よくない点など多々あると思いますので指摘していただけると幸いです。自分が初心者ですので、極力短縮形は使わずにやっていこうと思います。

採用理由と役割

ミカルゲミカルゲはあく、ゴーストという非常に優秀なタイプを持っており、二倍弱点はフェアリーのみで、エスパー、かくとう、ノーマルを無効にできます。
悪タイプ複合のため、いたずらごころ持ちのポケモンに対しても非常に有利に立ち回れます。
さらにSVよりトリックルームを技マシンで覚えられるようになり、トリル要員としての役割を果たすことができるようになりました。ミミッキュミミッキュなどでトリックルームを出すことも出来ますが、持ち前の耐久力とトリル後の素早さを活かし、トリル発動後も圧をかけていければと思っています。
現環境でもサーフゴーサーフゴーを抜けるかどうかという素早さ合戦が行われており、トリックルームを使うことで相手の素早さ計算を壊すことができます。

持ち物

メンタルハーブまたはラムのみ

素早さの関係上、ほぼ確実に相手に先に行動されます。そのため、相手の妨害でトリックルームを打てないという状況が一番つらいです。それを回避するためにこれらのアイテムを採用します。

メンタルハーブ

相手のちょうはつやいちゃもんで行動を制限されないようにするためのアイテムです。ミカルゲは元々の素早さが遅いため、基本相手に先手を取られ、変化技対策でちょうはつを撃たれることもあると思いますのでその対策になります。
ラムのみ

キノコのほうしやでんじはなど状態異常系統の対策です。キノガッサキノガッサに対して強く出られます。

本当はどちらも採用したいので、他のトリル要員（ミミッキュミミッキュなど）に選ばなかったほうを持たせて相手のパーティに合わせてどちらを選出するか決めてもよいと思います。

特性

プレッシャー　or　すりぬけ

どちらも強特性であるため、どちらでも良いとは思います。

プレッシャー

サーフゴーサーフゴーのゴールドラッシュなどのPPが少ない強力な技のPPを減らすことができます。後続に対してのサポートとして優秀です。

すりぬけ

みがわりや壁などを貫通して攻撃できます。みがわり耐久ポケモンが環境に増えてきたら使うとよいでしょう。

性格・努力値と調整

なまいき（素早さ↓特防↑）HP252　攻撃０　防御76　特攻０　特防180　素早さ０

ミカルゲミカルゲは素早さ種族値が35と非常に鈍足であるため、素早さは振るだけ無駄です。
HPが低いためHPに最大まで振って、特防は特攻極振り性格補正有のニンフィアニンフィアのフェアリースキンハイパーボイスを確定1耐えられるようにしてます。そしてその残りを防御に振っている形です。

技構成

確定枠
トリックルーム

今回の案のコンセプトです。素早さが遅い強力なポケモンたちキョジオーンキョジオーンやドドゲザンドドゲザンなどと組み合わせて使いましょう。

おきみやげ

トリックルームの効果ターン中に相手に負荷を与えたいため、早く退場して後続のポケモンに繋げる技が必要なので採用です。
※注※サーフゴーには特性で防がれるため、普通に交換するか、攻撃しましょう。

選択枠（変化技）
のろい

後続に不利な相手に対して撃っておくことで相手のHPを大きく削ることができます。これで退場するのもありです。

おにび

剣の舞を舞ってくるような物理アタッカーに対して撃ちます。積みアタッカーを弱体化できます。

ちょうはつ

いたずらごころ壁貼り係のオーロンゲオーロンゲなどに対して撃ちます。

選択枠（攻撃技）
ミカルゲはこうげき、とくこうの種族値が同じで無振りでも112あるため、どちらでも撃てます。

あくのはどう

サーフゴーサーフゴーやドラパルトドラパルトに対してタイプ一致で弱点を突けます。ひるみにワンチャンかけることもできます。

シャドーボール

あくのはどうとほぼ同じですが、後続に特殊アタッカーがいる場合は特防を下げられるこちらもありだと思います。

イカサマ

相手の高火力物理アタッカーに対して撃ちます。後続が物理に弱い場合などに使うと一体落としておいてあげられます。

トリックルームさえ撃てればほぼ役割は終わったようなものなので、サブウェポンや補助技は環境によって変えられると思います。

テラスタル

あくまたはゴースト

タイプが元々優秀であるため、基本テラスタルはしないです。ドラゴンテールなどの強制交換や、サーフゴーサーフゴーに対して通常交換をしてしまい、最後にミカルゲのみが残った場合のテラスタルです。サブウェポンの火力向上の役割があります。

立ち回り例

1. 先発でミカルゲミカルゲをくりだします。出したら一発目でトリックルームを使います。
2. おきみやげで相手の攻撃特攻を二段階低下させつつ後続のアタッカーにつなぎます。

与ダメージ計算

あくのはどうまたはシャドーボール

• HP極振りサーフゴーサーフゴー　92~110(47.4~56.7%) 乱数2発 (87.1%)
• あくテラスタル後　122 ~ 146 (75.3 ~ 90.1%) 確定2発

• HP極振りドラパルトドラパルト　108~128 (66.2~78.5%) 確定2発
• あくテラスタル後　144 ~ 170 (88.3 ~ 104.2%) 乱数1発 (18.8%)

• HP無振りソウブレイズソウブレイズ　122 ~ 146 (75.3 ~ 90.1%) 確定2発
• あくテラスタル後　112 ~ 136 (74.1 ~ 90%) 確定2発

• HP無振りミミッキュミミッキュ　42 ~ 49 (32.3 ~ 37.6%) 乱数3発 (92.7%)
• あくテラスタル後　56 ~ 65 (43 ~ 50%) 乱数2発 (0.4%)

被ダメージ計算

• 特攻極振り性格補正有サーフゴーサーフゴー

　ゴールドラッシュ84 ~ 99 (53.6 ~ 63.1%) 確定2発　
　　テラスタル補正　112 ~ 132 (71.4 ~ 84.1%) 確定2発

• 特攻極振り性格補正有ニンフィアニンフィア

　ハイパーボイス　132 ~ 156 (84 ~ 99.3%) 確定2発
　　テラスタル補正後変化なし

　ムーンフォース　116 ~ 138 (73.8 ~ 87.8%) 確定2発
　　テラスタル補正　154 ~ 184 (98 ~ 117.1%) 乱数1発 (87.5%)

• 攻撃極振り性格補正有デカヌチャンデカヌチャン

　じゃれつく　102 ~ 122 (65.0 ~ 77.8%) 確定2発
　　テラスタル補正　136 ~ 164 (86.7 ~ 104.5%) 乱数1発 : 18.75%

• 攻撃極振り性格補正有へんげんじざいマスカーニャマスカーニャ

　じゃれつく　136 ~ 164 (86.7 ~ 104.5%) 乱数1発 : 18.75%

その他追加してほしいポケモン等いましたらコメントお願いします。

苦手なポケモン

被ダメージ計算に載せたポケモン群が特にダメージを受けるポケモンです。その他ハチマキなどで火力を上げて力で乗り切るタイプは対処が難しいかもしれませんが、ほぼすべて1発は耐えられると思います。
しかし、相手もトリルパだった場合、純粋な力勝負になってきそうなのでそこは大変化もしれません。

相性の良い味方・構築例

素早さの遅い高ステータスポケモンキョジオーンドドゲザンダイオウドウなどを使っていこうかと思っています。全員遅いキャラだと事故が怖いので、ドラパルトやサーフゴーなどを入れておいて、トリックルームが発動できなかった場合や効果が切れたときに出せるようにしておくと良いと思います。

さいごに

いかがでしたでしょうか？初めてダメージ計算をして育成論を書いてみましたが、ミカルゲってこんなに硬いのかと思い知らされました。適宜修正していこうと思いますので、アドバイスや感想などコメントしていただけるとありがたいです。