採用理由と役割
まだほとんどの人が使っておらず、可哀想だったので採用しました。役割としては起点作り役です。
持ち物
メンタルハーブは「ちょうはつ」という現環境に多い補助技を一回無効化することができます。ワナイダーは素早さが低いので、大抵のポケモンに上からちょうはつを撃たれてしまいます。そのため、オーロンゲオーロンゲなどのちょうはつが重いです。その対策として、メンタルハーブを採用しました。
特性
特性はふみんで、環境にいるキノガッサキノガッサやモロバレルモロバレルなどの「キノコのほうし」を無効化することができます。と言うより、このポケモン自体の攻撃力が低いので、特性をはりこみにしても恩恵がほとんどありません。なので、相対的に環境に適応しているふみんを選びました。
性格・努力値と調整
性格は、防御の上がるわんぱくにしました。
努力値は、カウンター用にHPをマックスに、残りを防御と特防に振りました。
防御の努力値の基準は、陽気ボーマンダボーマンダのダブルウイングを確定で耐える調整にしました。
特防の努力値の基準は、臆病ウルガモスウルガモスのほのおのまいを確定で耐える調整にしました。
技構成
ともえなげは、対面で勝てそうになく、さらに積まれる危険性がある相手への対策手段として入れました。外れた時とゴーストタイプが出てきた時は知りません。
ねばねばネットは、現環境でも使えるポケモンが少なく、相手の裏への負担にもなるとても優秀な技なので採用しました。
おきみやげは、自分が対面で勝てない相手や、積み技で起点にしようとしてくる相手への有効な手段です。また、自主退場することも出来るので、比較的安全に後続へ繋げます。
とびつくは、命中が100%で相手の素早さを下げることができる優秀な技です。この型では使うことは少ないと思われますので、別の技(例:カウンター、シャドークロー、どろぼう等)を入れてみてもいいと思います。
テラスタル
このポケモンにテラスタルを使う人は馬鹿です。使うくらいならもっと他のポケモンに使いましょう。
立ち回り例
オーロンゲオーロンゲ対面の例:
1.オーロンゲオーロンゲにちょうはつを撃たれる→無効化
2.ともえなげでオーロンゲオーロンゲを退場させる(壁対策)
3.出てきたポケモンが積みポケでなかった場合、ねばねばネットを撒く
積みポケだった場合、おきみやげで自主退場
4.後続を安全に着地させる
キノガッサキノガッサ対面の例:
1.キノガッサキノガッサにキノコのほうしを撃たれる→無効化
2.ねばねばネットを撃つ
3.おきみやげで退場
4.後続を安全に着地させる
カバルドンカバルドン、キラフロルキラフロル対面の例:
1.ステルスロックを撒かれる
2.ねばねばネットを撒く
3.おきみやげを撃つ
4.後続を安全に着地
与ダメージ計算
このポケモンでダメージを与えられると思わないほうが良いです。
被ダメージ計算
性格・努力値のところで書いたとおりの調整です。この振り方だと、臆病サーフゴーサーフゴーのゴールドラッシュや、陽気ガブリアスガブリアスのストーンエッジなどを耐えることができます。
苦手なポケモン
サーフゴーサーフゴーにはともえなげもカウンターもおきみやげも効かず、絶対に勝てません。諦めましょう。
相性の良い味方・構築例
ねばねばネットの恩恵を受けやすい剣舞型ガブリアスや、おきみやげの恩恵を受けやすい積み型のサーフゴーサーフゴー、サザンドラサザンドラなどと相性がいいでしょう。