<どうもこんにちは。本育成論ではHABCDS、個体値、努力値等の用語を用います。>
コンセプトと役割
コンセプトとしては、ワナイダーというどうしてもネタに見えてしまうポケモンをどうにか使えないものかと試行錯誤した結果です。準伝説が解禁されたシーズン3でもマスターランクで案外勝てたのでご紹介いたします。
持ち物
メンタルハーブです。ワナイダーと言えば新技のスレッドトラップやねばねばネットといった変化技を多用するイメージが強いポケモンであり、序盤虫、先発といったイメージから持ち物はタスキを読まれやすいポケモンであり、実際コノヨザルやアーマーガア、テツノツツミ等に初手挑発から入られることが多かったので、そういったものに対して1ターンの猶予を得られるというのはかなり大きいアドバンテージにもなりえます。
特性
ふみん一択です。はりこみという特性は剣盾にいたフォクスライやデカグースなどの特性で、今作ではマフィティフと言ったポケモンがもっているのですが、ワナイダーに対して交代されるというケースがほとんどない+火力もないという絶望的なシナジーのなさです。それに対して不眠という強力な特性は最近増えてきたキノガッサなどの対策になるほか、キノガッサからの打点が{がんせきふうじ}程度なので(しかもワナイダーの耐久なら余裕で耐えるのだが)逆にこちらが起点にする事ができます。
性格・努力値と調整
性格はわんぱくで、そうすることでキノガッサのがんせきふうじを急所込みでもH振りだけで耐えることができます。努力値はH252.D220.S36です。S調整は、1段階ダウンS4振りのラウドボーン抜き+1段階ダウン無振り65属抜き。耐久はC252性格補正なしウルガモスのほのおのまい確定耐え。性格補正ありだと乱数耐え。
技構成
確定枠
ねばねばネット
まきびし
選択枠
どくびし
ともえなげ
がんせきふうじ
です。コンセプト上ねばねばネット、まきびしは確定、どくびしが悩み所で、環境にキラフロルやテツノドクガといった、強力な毒タイプが多く、チオンジェン等の毒テラスが多いポケモンが多く存在しているためです。しかし、ヘイラッシャやラウドボーンなどの受けポケモンには猛毒はとても刺さるので、環境や構築と相談していく必要があります。
テラスタル
岩です。ぶっちゃけ何でもいいです。しかし、岩テラスのがんせきふうじがH4振りのウルガモスなら高乱数1発(81.3%)で落とせるのでもしかしたらもしかするかも知れませんね。
立ち回り例
基本先発で、初手ねばねばネットが安定です。例外として、相手パーティーが全体的に遅い、明らかにトリル展開のパーティー、サザンドラやカイリュー等の浮いているポケモンが多いパーティーの場合はそもそも選出する理由がありません。
与ダメージ計算
がんせきふうじ→無振りウルガモス確定1発
→マルスケ込み無振りカイリュー乱数5発
被ダメージ計算
C252ゲンガーシャドーボール→35.6〜43.7%確定3発
C252サーフゴーゴールドラッシュ→55.6〜66.4%確定2発
A特化鉢巻カイリューノーマルテラス神速→59.2〜70%
眼鏡特化テツノツツミハイドロポンプ→79.6〜94%確定2
苦手なポケモン
特にキツイのが最近少ないが特性影踏みで縛ってくるゴチルゼルやイーユイピンポイントだが炎の渦アンコールカイリュー
相性の良い味方・構築例
タスキで止まりやすいボーマンダやオノノクスウェーニバル等の積みエース、中途半端な素早さをカバーできるイーユイやセグレイブ等