リーフィア- ポケモン育成論SV

氷テラス二度蹴り搭載リーフィア

2023/04/24 19:53

リーフィア

HP:HP 65

攻撃:攻撃 110

防御:防御 130

特攻:特攻 60

特防:特防 65

素早:素早 95

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リーフィア  くさ  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃 特攻)
特性
ようりょくそ
努力値配分(努力値とは?)
HP:148 / 攻撃:252 / 防御:28 / 特防:4 / 素早:76
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:159-178-154-x-86-125 (素早さ比較)
覚えさせる技
リーフブレード / テラバースト / にどげり / やどりぎのタネ
持ち物
いのちのたま
テラスタイプ
こおり

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理アタッカー
登録タグ

考察

はじめに

はじめましての方ははじめまして、そうでない方はn度目まして、靄と申します。別ゲーにかまけていてだいぶ遅くなりましたが、今回もマスボ級到達の相棒リーフィアリーフィアリーフィアの育成論を投稿します。至らぬ点も多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

以下、注意事項です。

  • HABCDSや珠、襷といった、一般的に用いられている範囲の通称・略称を使用します。
  • 特筆しない限り、ポケモンは理想個体(6V)とします。
  • 採用理由は愛です。他のポケモンとの最低限の差別化、およびランクマッチで戦える程度の強さはありますが、類似の立ち回りができるより取り回しやすいポケモンも存在しうる点、ご了承ください。
  • 立ち回りの都合上、コータスコータスコータスとの同時選出を前提とした記述があります。

リーフィアリーフィアの採用理由と強み

愛です。今期はグレイシアグレイシアより採用率が高いようです。やったね。

リーフィアリーフィアリーフィアは構築の1匹目枠なので、採用は前提です。そのうえで、担いうる役割を以下に簡単にまとめます。

  • 特性・葉緑素と剣の舞を両立するアタッカー

晴れパにおける積みエースの運用です。葉緑素が発動すれば、無振りでもほとんどのポケモンを抜き去り、最速ならばS特化スカーフドラパルトドラパルトの上をとれます。剣舞を積めばキョジオーンキョジオーンを一撃で持っていくほどの火力が出せます。

  • 物理方面の耐久

ブイズのB130担当なので物理方面の耐久は並み以上。物理流し・クッション的な運用や、甘えるを利用した物理受けもできます。アタッカーで育成する際にも、1発耐えて剣舞という動きが割と現実的です。

  • 目立つ

選出画面でコータスコータスリーフィアリーフィアが並んでいると、「葉緑素を利用した全抜き」を意識します。以前の環境であれば炎やドラゴンをよく誘うので選出誘導の効果もあったのですが、四災解禁後はシンプルに単品スペックの高い選出でごり押ししてくるケースが増えたので、メリットではなくなりつつあるかもしれません。それでもカイリューカイリューテツノドクガテツノドクガパオジアンパオジアンなんかはよく出てくるので、圧力はかかっているの…かな?
まあかわいいのでよし。

一方ウィークポイントとしては、

  • 草単タイプであり弱点が多い&メジャー
  • 特性が発動しないとミミッキュミミッキュミミッキュ、サザンドラサザンドラサザンドラ、その他100族などに一歩及ばないS95。
  • ブイズ特有の技範囲の狭さ。おまけにメインの草技もあまり通りがよくないと来た。

と使いにくさが目立ちますので、そのあたりは愛で補いましょう。

リーフィアリーフィアの育成論はこれまでにもいくつかあげており、炎テラス、岩テラス、鋼テラスの葉緑素アタッカーと物理流しについて考察しています。今回はイーユイイーユイイーユイと組ませ、イーユイイーユイが相手をしにくいポケモンたちに対して強く出られるような、いうなれば裏のアタッカーとして運用してみました。

持ち物

  • 命の珠

確定欄です。技の威力が3割増しになる代わりに反動ダメージが発生します。サブウェポン含め火力を増強できるので、基本的に確定でよいかと思います。

特性

  • 葉緑素

確定です。天候が晴れの時に素早さが2倍になります。注意点として、本論の調整ではSにブーストがかかったテツノツツミテツノツツミハバタクカミハバタクカミの上は取れません。

テラスタル

確定欄です。理由としては

  • 飛んでくる氷技を半減できる。
  • テラスを切ってこないカイリューカイリューに4倍弱点をつける。

といった感じ。耐性はイマイチですが、もともと多弱点の草単なので。カイリューカイリューを気にしないのであれば炎や鋼も候補にあがります。仮想的に合わせて変えてください。

性格・努力値と調整

性格は意地っ張り(C↓A↑)
努力値はH148 A252 B28 D4 S76
以下調整意図です。

H:10n-1調整。珠の反動ダメージ低減です。
A:特化。これでも少し足りないくらいです。
S:通常時、最速61族バンギラスバンギラス・準速72族テツノイバラテツノイバラ抜き。葉緑素発動時、最速スカーフ98族サザンドラサザンドラ抜き。とはいえ、明確にこのラインを抜きたいわけではなく、微振りのS80台の連中を抜くにはこのくらいかな、といった感覚です。他のラインとしては、葉緑素発動時に最速スカーフガブリアスガブリアス(イーユイイーユイ意識)抜きの92振りとかですかね。必要に応じて調整してください。
BD:Bにあまり、D端数。もともと低い特防方面は捨てて、物理耐久が高くなるよう振りました。

技構成

ダメージ計算にはポケソル様のツールを使用しています。見やすさのためこちらでは最低限の記載です。リーフィアリーフィアはA特化珠です。

確定技
リーフブレード
使いやすい草技。ディンルーディンルーテツノツツミテツノツツミなどに打っていきます。

H252ディンルーディンルー:164~195(62.6~74.5%) 確定2発
HB特化ディンルーディンルー:125~148(47.8~56.5%) 乱数2発(75.39%)
無振りテツノツツミテツノツツミ:174~211(132.9~161.1%) 確定1発
H252マリルリマリルリ:237~281(114.5~135.8%) 確定1発

テラバースト
今回は氷。カイリューカイリューピンポイントな節はありますが、草技の通らない飛行やドラゴン、草に対しての打点になるので、攻めの相性補完としてはまずまずかと思います。

無振りマルスケカイリューカイリュー:182〜218(109.7~131.4%) 確定1発
H252マルスケカイリューカイリュー:182~218(92.0~110.2%) 乱数1発(56.25%)
HB特化チオンジェンチオンジェン:96~117(50.0~61.0%) 確定2発

選択技
二度蹴り
個人的にはワカシャモワカシャモの技。ただ、至って真面目に採用しています。
言わずもがなパオジアンパオジアンピンポイントメタです。格闘テラスにしてテラバーストでもいいのですが、現状半数以上のパオジアンパオジアンが襷持ちであり倒しきれないケースが多くあると思います。その点二度蹴りは連続技ですし、テラスも不要。欠点は威力です。一応イーユイイーユイドドゲザンドドゲザンにも。

無振りパオジアンパオジアン:218~260(140.7~167.8%) 確定1発
無振りイーユイイーユイ:110~130(84.7~100.0%) 乱数1発(0.39%)
H252ドドゲザンドドゲザン:156~188(75.4~90.9%) 確定2発
H252セグレイブセグレイブ:94~114(42.4~51.4%) 乱数2発(0.59%)

シザークロス
チオンジェンチオンジェンピンポイント。ただ4倍弱点でも威力は少し物足りないうえに、テラスを切ることも多いポケモンです。テラスされない前提なら氷テラバーストで十分であり、本論での採用動機としては1ランク下かなと思います。

HB特化チオンジェンチオンジェン:130~156(67.8~81.3%) 確定2発

宿り木の種
ディンルーディンルーに通れば裏にあまり負荷をかけずに交代できたりするかな、と思い採用。他にも不意打ちを透かすなど使いどころがないわけではないですが、使用感はそれほど良くなく。下記の候補技との入れ替えも要検討です。

電光石火
先制技。乱数が絡む相手も多く、ミリ残しをとがめられるのはよさそう。ダメ計は省きます。

剣の舞
積みエースになれます。耐久にそこそこ振っているので積むタイミングは作りやすいかと。ただなきゃないでも戦えたので、候補技にとどめておきます。

立ち回り例

基本後発で選出。コータスコータスで晴らして上から叩くのが通常の運用ですが、一応単品で選出しても中速アタッカーとして動けます。テラスタルは主にカイリューカイリューパオジアンパオジアンテツノツツミテツノツツミ対面で使用。意外と氷耐性目当てで切ることの方が多く、テラバーストを打つ機会は思ったほどありませんでした。

苦手なポケモン

有効打がありません。

特性の発動条件が同じなので、基本上をとれません。特殊攻撃は痛い。

相性の良い味方

やはり日照りは強い。
場に出るだけで天候を晴れにし、欠伸やステロで起点を作る、葉緑素前提のリーフィアリーフィアにはおなじみの相棒。今回は晴れなしの中速アタッカーとしても仕事ができるので必須とまではいきませんが、それでも多くのポケモンの上をとれるようになるのはうれしいです。

メインのエースとして組ませていました。打たれやすい水技・地震・物理の格闘技や先制技なんかに対してリーフィアリーフィアの後投げがしやすく、逆にリーフィアの苦手な炎技や特殊技にイーユイイーユイが強いです。スカーフが主流なようですが、筆者はニトチャ搭載のチョッキ型で使っていました。

その他特防の高いポケモン、チョッキと相性がいいポケモンと組ませるとよいと思います。

あとがき

最後までご覧いただきありがとうございました。お気づきの点やご意見ご指摘ご要望あればコメントいただければと思います。今回のリーフィアリーフィアは予期せずぶっ刺さる展開も多く、思っていたよりも強かったです。自分でもどうして強いのかきちんと理解できている自信はなく、この子の良さが伝わっているか少々不安です。が、意外とやれる子なのは確かなので、気が向いたら育成してみてください。

それでは。

付録・ダメージ計算

ダメ計ツールはポケソル様のものを使用しています。ご要望あればコメント欄まで。

被ダメージ
A252パオジアンパオジアン
聖なる剣:51~61(32.0~38.4%) 乱数3発(97.09%)、テラス時確定2発
氷柱落とし:144~170(90.6~107.0%) 乱数1発(37.5%)、テラス時乱数4発
氷の礫:68~84(42.8~52.9%) 乱数2発(9.37%)、テラス時乱数8発

A特化セグレイブセグレイブ
氷柱針5ヒット:210~250(132.1~157.3%) 確定1発、テラス時乱数3発
氷の礫:66~80(41.6~49.1%) 確定3発、テラス時乱数9発
巨剣突撃:96~114(60.4~71.7%) 確定2発
地震:26~31(16.4~19.5%) 乱数6発(99.99%)、テラス時確定3発

A特化カイリューカイリュー
神速:40~48(25.2~30.2%) 確定4発
地震:25~30(15.7~18.9%) 乱数6発(93.59%)
飛行テラバースト:160~192(100.7~120.8%) 確定1発

C252ハバタクカミハバタクカミ
ムーンフォース:117~138(73.6~86.8%) 確定2発
マジカルフレイム:124~146(78.0~91.9%) 確定2発、珠ダメ込みで乱数1発(12.5%)

C252イーユイイーユイ
悪の波動:132~156(83.1~98.2%) 確定2発
オーバーヒート:428~506(269.2~318.3%) 確定1発

C252テツノツツミテツノツツミ
フリーズドライ:164~194(103.2~122.1%) 確定1発
ハイドロポンプ:63~75(39.7~47.2%) 確定3発

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