はじめに
初投稿、初育成です。
失ったマジカルフレイムをポケモンSVにて追加されたテラスタルとテラバーストで代用し、鋼タイプにカウンターを仕掛けることのできるニンフィアを紹介させていただきます。
無駄な部分が多々あるかもしれません、コメントにてご指摘いただけると幸いです。
ダメージ計算にはポケソル様のサイトを使用させていただきました。
https://sv.pokesol.com/calc
また、フェアリースキンハイパーボイスの計算のみ、game8様のサイトを使用させていただきました。
https://game8.jp/pokemon-sv/damage_calculator
採用理由と役割
ニンフィアニンフィアは後述する夢特性フェアリースキンにより、ノーマルタイプの技をフェアリータイプとして高い威力で攻撃でき、600属など高い種族値を持つドラゴンタイプや、今作のディンルーディンルーやパオジアンパオジアンなど、準殿堂がもつ悪タイプに強いと思い採用しました。
またこのニンフィアニンフィアは苦手な鋼タイプなどへの対抗手段として、ほのおテラスタルによるテラバーストを過去作のマジカルフレイムの代わりとして採用しており、サーフゴーサーフゴーなどに強く出れるのもポイントです。
役割としては弱点を突けるポケモンはもちろん、こちらが弱点の突かれない等倍のポケモンにも火力が期待できる特殊アタッカーです。もともとの特防の高さや持ち物を合わせて等倍でも一撃で落とされにくい硬さもあると思います。
持ち物
オボンのみ
ニンフィアで対面したいポケモンに特殊技を使うポケモンが少ないと判断し、とつげきチョッキではなく回復のできるオボンのみを採用。
これにより相手の技による確定数をずらすことができる場合があり、素早いポケモンの下から動いても通常技+先制技で落とされないようにします。
状態異常が気になるならラムのみやカゴの実などでもいいかもしれません。
持ち物の自由度もこのニンフィアニンフィアの利点だと思います。
特性
フェアリースキン
自分の「ノーマル」タイプの技が「フェアリー」タイプになり、威力が1.2倍になる。
メインウェポンであるハイパーボイスをフェアリータイプとして扱うためにこの特性です。
性格・努力値と調整
- 防御特防どちらも確保しつつ特殊アタッカーとして運用するため控えめに。
- Hは実数値183になるように調整。8n−1、16n−1と定数ダメージを最小に抑えられます。
- Cは特殊技で最大限ダメージを与えられるよう252振り。威力80のテラバーストのダメージを最大限出し、カウンターとしての効果を高めます。
- {ニンフィア}ニンフィアが元々特防が高いのもあり、足りない部分を補うため残りをBに。
- Sに振っていないのは強く出たいドラゴンタイプより早く動くことが難しいと判断し、ドラゴンタイプ以外の技で落ちにくくするためにすべて耐久へ振ったためです。同速を考えるのであれば4だけ振るのはいいかもしれません。
技構成
ハイパーボイス
メインウェポンです。
相手のみがわり状態を貫通してダメージを与えることができます。
等倍でも特性と努力値のおかげで大きな火力が期待できるのが魅力です。
弱点であればHDに振ったディンルーディンルーであっても確定2発で落とすことが可能です。
テラバースト
カウンター用のサブウェポンです。
テラスタルをしていない場合は上記のハイパーボイスを使用するため、基本的にはテラスタル時にしか使いません。
ニンフィアに対して出てきた鋼タイプや、鋼テラスタルに対してほのおにテラスタルすることで大幅に削ることができます。
シャドーボール
自由枠です。
今回は環境次第でチョッキも採用できるように変化技ではなく、ミミッキュミミッキュなどにも弱点を突けるゴースト技を採用しました。
毒タイプにも打点が欲しい場合はサイコキネシスなどもありかもしれません。
チョッキを考えないのであればまもる、あくびなどが無難かと思われます。
でんこうせっか
フェアリータイプで打てる先制技です。ニンフィアニンフィア自体のSが低いため、速い相手の残り僅かな体力を確実に落としきるために採用。
テラスタル
ほのお
フェアリータイプの辛い鋼タイプに強く出るためにほのおにしました。
マジカルフレイムと違いテラスタルするまでわかりにくいことから奇襲能力も高いと思われます。
- じめんタイプにすることでほのおタイプや毒タイプにも強く出ることができ、ボルトチェンジなどの電気技も無効にできますが、ふうせんを持ったサーフゴーサーフゴーにテラバーストをすぐに打つことができないことと、アーマーガアアーマーガアに打点がなくなってしまうので不採用。
- ほのおはこおりや鋼を半減できるのもじめんとの差別化点です。
立ち回り例
相手のパーティーを見てドラゴンタイプや悪タイプに合わせて選出します。
ドラゴンタイプなどを鋼に引かせることが理想になってきます。鋼への後投げが強いわけでは無いのが注意点です。
与ダメージ計算
ハイパーボイス
H0ドラパルトドラパルト
230 ~ 272 (141.1 ~ 166.8%) 確定1発
H4セグレイブセグレイブ
204 ~ 242 (106.8 ~ 126.7%) 確定1発
H4ガブリアスガブリアス
206 ~ 246 (111.9 ~ 133.6%) 確定1発
H4ボーマンダボーマンダ
218 ~ 258 (127.4 ~ 150.8%) 確定1発
H0テツノブジンテツノブジン
270 ~ 320 (181.2 ~ 214.7%) 確定1発
H4テツノツツミテツノツツミ
135 ~ 160 (102.2 ~ 121.2%) 確定1発
H4テツノコウベテツノコウベ
218 ~ 258 (128.2 ~ 151.7%) 確定1発
H4ミミッキュミミッキュ:ばけのかわ無し
87 ~ 103 (66.4 ~ 78.6%) 確定2発
H4キノガッサキノガッサ
270 ~ 320 (198.5 ~ 235.2%) 確定1発
H4イーユイイーユイ
78 ~ 93 (59.5 ~ 70.9%) 確定2発
H4パオジアンパオジアン
254 ~ 302 (162.8 ~ 193.5%) 確定1発
HD252ディンルーディンルー:オボンのみ
168 ~ 198 (64.1 ~ 75.5%) 確定2発
H252カバルドンカバルドン:オボンのみ
118 ~ 139 (54.8 ~ 64.6%) 確定2発
テラバースト(ほのお)
H252サーフゴーサーフゴー
146 ~ 174 (75.3 ~ 89.7%) 確定2発
HD252アーマーガアアーマーガア:たべのこし
116 ~ 140 (53.5 ~ 64.6%) 確定2発
HD252モロバレルモロバレル:黒いヘドロ
122 ~ 146 (52.2 ~ 62.4%) 確定2発
被ダメージ計算
A252補正ドラパルトドラパルト→ゴーストダイブ
オボン無し:93 ~ 109 (50.9 ~ 59.6%) 確定2発
オボン込み:93 ~ 109 (40.8 ~ 47.9%) 確定3発
A252補正ガブリアスガブリアス→じしん
無し:108 ~ 127 (59.1 ~ 69.4%) 確定2発
込み:108 ~ 127 (47.4 ~ 55.8%) 乱数2発 : 75.39%
A252補正パオジアンパオジアン→つららおとし
無し:115 ~ 136 (62.9 ~ 74.4%) 確定2発
込み:115 ~ 136 (50.5 ~ 59.7%) 確定2発
つらら+こおりのつぶて
無し:115 ~ 136 (62.9 ~ 74.4%)+55 ~ 66 (30.0 ~ 36.1%)
込み:115 ~ 136 (50.5 ~ 59.7%) +55 ~ 66 (30.0 ~ 36.1%)
A252補正こだいかっせいトドロクツキトドロクツキ→じしん
無し:76 ~ 90 (41.6 ~ 49.2%) 確定3発
込み:76 ~ 90 (33.4 ~ 39.5%) 確定3発
A252ミミッキュミミッキュ→A+2じゃれつく:いのちのたま
無し:179 ~ 212 (97.9 ~ 115.9%) 乱数1発 : 87.5%
C252サーフゴーサーフゴー→ゴールドラッシュ
無し:168 ~ 200 (91.9 ~ 109.3%) 乱数1発 : 50%
テラス時:42 ~ 50 (23.0 ~ 27.4%) 乱数4発 : 51.87%
苦手なポケモン
フェアリータイプで等倍以下のほのおタイプや毒タイプのポケモンが苦手になっています。例テツノドクガテツノドクガ、ラウドボーンラウドボーン、キラフロルキラフロル、など
相性の良い味方・構築例
上記のタイプに強く、ニンフィアが不利な対面になった際の引き先になれるポケモンが相性がいいと思います。例ディンルーディンルー
終わりに
ここまで閲覧してくださりありがとうございます。
SVの新要素、テラスタルを上手く活用することができる面白いポケモンになっているのではないかと思います。
ニンフィアの育成論がまだそこまで多くないので、何かの参考になれば幸いです。