はじめに
育成論の投稿は初めてな上、実力が特別高いわけでもないため至らない箇所も多いかと思いますが、見ていただけると嬉しいです。
育成論中では
HP→H
こうげき→A
ぼうぎょ→B
とくこう→C
とくぼう→D
すばやさ→S
とします。
採用理由
大前提として、採用理由の大半は愛です。それを踏まえ、このポケモンの強みとは何なのか、という話ですが現在環境上位にはドラパルトドラパルトやハバタクカミハバタクカミといった高速ゴーストアタッカーや、準伝説ポケモン(いわゆる4災)が多く採用されていて、それらのポケモンを幅広く見ることができます。専用特性のかぜのりで高い火力が担保されていることにより、生半可なポケモンに弱点テラスを切っても耐えてくる高耐久準伝説に対して強く出ることができます。
調整について
H4AB252 A↑C↓ です。
意図としては
- コンセプト上火力に特化させる(特化させないと不十分になることがある)
- 素早さ無振りでも追い風込みで最速ドラパルトドラパルトを抜けるので追い風前提運用なら振る必要があまりない(実数値換算220)
- A特化パオジアンパオジアンの特性(わざわいのつるぎ)込みこおりのつぶてをBに252振ることで余裕を持って耐えられる
の3点が主です。
技構成
確 パワーウィップ
タイプ一致最大打点です。命中85は不安要素ですが、命中100のタネばくだんと比較して威力が40も変わり、倒せるラインが大幅に動きます。さまざまな相手に打つため確定採用です。
確 テラバースト
アノホラグサアノホラグサというポケモンは高い火力の代わりにその絶望的な技範囲が特徴です。その欠点を補うために確定採用です。
かげうち
先制技です。追い風がなくてもドラパルトドラパルトやハバタクカミハバタクカミを倒すことができます。また、癖のないゴースト技としては最大打点です。(シャドークローは覚えません)
タネマシンガン
襷を貫通して倒すことができる技です。また、命中が100のため2発で倒せるほど耐久力が低い相手ならこちらを打つ使い分けも可能です。また、5発当たるとパワーウィップより威力が5高いため、いざという時の上振れ要因になり得ます。
くさわけ
素早さを上げる積み技兼打点です。襷等でわずかに耐えられた時に使います。こちらも命中100のためタネマシンガンの耐久が低い相手に打つのと似た運用が可能です。最大の利点は、追い風が切れた後も上から行動できるようになることです。
ゴーストダイブ
ゴースト技の最大打点です。ため技で、交代で透かされる危険があったり相手に積まれる隙が生まれたりするデメリットはありますが、かげうちと比べて威力50高くかなり打点が伸びます。
現在投稿主は
パワーウィップ
テラバースト
かげうち
タネマシンガン
を採用してます。
特性
コンセプト上かぜのりで確定です。
ついでにディンルーディンルーのふきとばしを無効化できます。
持ち物
いのちのたま
安定択の火力強化アイテムです。投稿主はこれを採用しています。
こだわりハチマキ
技が固定されるデメリットはありますが、打点が伸びます。乱数のラインをどうしても確定にしたい方はこちらもありだと思います。
きあいのタスキ
安全に降臨させられますが、打点が減る上に追い風役に持たせられなくなるデメリットがあります。
テラスタイプ
投稿主は対チオンジェンチオンジェン意識で虫にしています。また、イーユイイーユイはパワーウィップだと50%の乱数(H4振りの場合)なので、安定して倒すには虫などの等倍以上の打点が必要になります。
その他の候補として
炎:対ハッサムハッサム、アーマーガアアーマーガア、ドドゲザンドドゲザンなど。アーマーガアアーマーガアはHB特化だと乱数になるので注意。ドドゲザンドドゲザンはHB特化で確定2発ですが、考慮するほど個体数はいないでしょう。
闘:対ドドゲザンドドゲザン、セグレイブセグレイブ、ジバコイルジバコイルなど。ジバコイルはHB特化だと超低乱数で耐えられます。虫同様、イーユイイーユイを倒せます。
ダメージ計算
A特化、A1段階上昇、持ち物は命の球、テラスタイプは虫で計算しています。
与ダメージ計算
HB特化特性(わざわいのおふだ)込みチオンジェンチオンジェン→テラバースト確定1発(154.2〜181.3)
H4イーユイイーユイ→テラバースト確定1発(123.0〜145.9)
H4トドロクツキトドロクツキ→テラバーストで確定1発(194.0〜229.9)
H4パオジアンパオジアン→タネマシンガン3回以上で確定1発(?66.7〜79.5?100.0〜119.3)〈タスキを意識しない場合パワーウィップで確定1発です〉
H4テツノツツミテツノツツミ→タネマシンガンで確定1発(?118.2〜142.5)
HB特化ディンルーディンルー→パワーウィップで68.75%の乱数で1発(95.5〜113.0)
H252コノヨザルコノヨザル→パワーウィップで確定1発(130.9〜154.1)
HB特化キョジオーンキョジオーン→パワーウィップで確定1発(117.0〜139.7)
H4ドラパルトドラパルト→かげうちで確定1発(104.9〜123.8)
H4ハバタクカミ ハバタクカミ→かげうちで確定1発(166.5〜196.2)
H4サーフゴーサーフゴー→かげうちで18.75%の乱数で1発(85.9〜101.9)
被ダメージ計算
前提として、このポケモンの耐久力はほとんど信用に値しません。
A特化ディンルーディンルー→じしんで88.96%の確率で3発(32.0〜37.5)
A特化特性(わざわいのつるぎ)込みパオジアンパオジアン→こおりのつぶてで確定2発(73.3〜87.1 虫36.7〜43.6)
A特化特性(クォークチャージ)込みテツノブジンテツノブジン→かげうちで確定2発(50.4〜59.6)
C特化特性(クォークチャージ)込みテツノツツミテツノツツミ→ハイドロポンプで確定2発(65.7〜77.9) フリーズドライで虫テラス下確定2発(83.3〜99.3)
A特化鉢巻カイリューカイリュー→しんそくで虫テラス下確定2発(58.1〜68.8)
得意なポケモン
真正面から万全の状態で殴り合う前提なら、草+テラスタイプのどちらかで抜群を取れていれば、ほぼ全ての相手に勝てます。等倍でも耐久力が十分ではない相手なら勝てます。
また、耐久力の低い霊弱点相手にもかなり強くでられます。
苦手なポケモン
上記の条件に当てはまらない場合、本人の耐久力もありかなり厳しいです。また、上記のポケモンでも身代わりや守る等で様子見をされるとテラスタルで誤魔化されて厳しい戦いになることも多いです。
相性の良い味方ポケモン
特性の性質上、追い風を使える味方は欲しいですが、その中でも特にタイカイデンタイカイデンは相性がいいと考えています。その理由として、追い風を使用した後にふうりょくでんきで火力を上げて、ボルトチェンジを使えば特防の低い相手なら倒せます。そうするとタイカイデンタイカイデンを残しながらアノホラグサアノホラグサを安全に降臨させられます。そうでなくても、素早さが125あるので、攻撃しつつ襷で耐えて、追い風を打って倒される動きも十分強いです。
1匹で3タテできることはさほど多くないため残り1枠には単体性能の高いポケモンがいるといいでしょう。2匹は氷弱点が一貫しているので半減以下にできるポケモンがいいでしょう。ここは個人の好みによります。
また、相手依存にはなりますが風パという概念はマイナーなため一見わかりにくく、もう一つ天候パ等のギミックパを仕込んでおくと意識を向けつつサブプランにもできるので使いやすいです。
最後に
アノホラグサ、カッコいいですよね。しかし、対戦で使える性能かと言われると決して首を縦には振れない強さだと思います。そんなやつでも活躍させたい!と思い考えてみた結果ここに辿り着きました。アノホラグサ好きの方、またマイナー好きの方、意表を突いた戦い方をしたい方、ぜひ使ってみてください。