はじめに
yatoと申します。SV初めての投稿です。何かと至らない点も多いかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
注意
- この育成論では攻撃A 防御B 特攻C 特防D 素早さS と略し、性格による補正を特化という表現で表す場合がありますのでご了承ください。
- ダメージ計算はhttps://sv.pokesol.com/calcを使用させていただいております。
コンセプトと役割
テツノツツミテツノツツミは種族値を見るとC124 S136と高速アタッカーとしてかなり優秀です。
その上、アンコールなどの変化技も豊富にあります。主なこの型のテツノツツミテツノツツミのコンセプトとしてはブーストエナジーで素早さを上げほとんどのポケモンから上から攻撃し、アンコールなどを駆使することで相手の起点にも強く出ることができるというものになっています。
今回はこのテツノツツミテツノツツミのかなりスタンダードな型ですが紹介していきたいと思います。
持ち物
持ち物はブーストエナジーで確定です。本論の調整の場合バトル中1回だけSを1.5倍にすることができます。交代するとS上昇はなくなってしまいますが、スカーフと違って技の打ち分けができる点が強いです。
特性
特性はクォーツチャージしかありません。ブーストエナジーを使ってSを上昇させますが、一応持ち物がなくなっても場がエレキフィールドの間だけ同じ効果を得られます。
性格・努力値と調整
性格は控えめ(A↓C↑)
努力値はH44 B4 C204 D4 S252で実数値で表すと
137-X-135-187-81-188です。
Sの実数値を一番高くしつつCをなるべく高くした調整となっています。
余りを耐久に振るのですが身代わりを採用しているため4n+1になるように振り、余りをBとDに振りました。
このSを準速にすることで劇的に最速の時より火力が上がるわけではないですが、例えば無振りドラパルトドラパルトにフリーズドライが約50%で乱数1発から75%などになります。Cを少しでも上げるのと、HPに回すことができるようになるのがこの調整のメリットです。
技構成
技構成はハイドロポンプ、フリーズドライ、身代わり、アンコールです。
身代わりを採用することで相手の上から身代わりをして様子見ができます。初手でテツノツツミテツノツツミを出すと、起点づくりのポケモンからステルスロックや電磁波を打たれることも多く身代わりでアドバンテージをとることができます。そのあとにアンコールを打つことでさらに有利に立ち回ることができます。身代わりの行動保障によって命中不安定のハイドロポンプも安心して打てます。
フリーズドライはタイプ一致で安定して打てる、環境にいるヘイラッシャヘイラッシャなどの弱点をとることができるので採用しました。この枠は場合によっては他の氷技の吹雪、冷凍ビームも選択肢になると思います。
テラスタル
テツノツツミテツノツツミはB種族値が高い関係上テラスタルを使うことでタスキを持っていなくても攻撃を耐える場面が増えるので、受けるためのテラスタルを採用しました。
テラスタイプは毒です。テツノツツミの弱点である格闘、草タイプを半減、環境に多いフェアリータイプも半減にできるのでテツノブジンテツノブジンなどに強く出れる点が良いと思い、毒タイプにしました。格闘を半減以下という点ではゴーストテラスタルも挙げられますが、ハバタクカミに弱くなってしまうので不採用としました。
立ち回り例
相手の構築を見てテツノツツミを止めれそうなポケモンが少ない時、起点作成が来そうなときなどに初手に出せると上手く活躍してくれます。
ブーストエナジーが1回出してしまうとなくなってしまうので初手で出し負けそうな場合は控えから出しても強いです。
基本的には交代ができないのでサイクルを回さず、対面で相手を倒していく展開が多くなります。
与ダメージ計算
そのポケモンに対する最大打点で記載しています。
ハイドロポンプ
H4テツノブジンテツノブジン 97.4〜115.5% 乱数1発
HD252チョッキテツノカイナテツノカイナ 25.2〜29.9% 確定4発
H4サーフゴーサーフゴー 64.5〜76.1% 確定2発
H252チョッキドドゲザンドドゲザン 36.3〜42.6% 確定3発
H4ハバタクカミハバタクカミ 58.1〜68.8% 確定2発
H252ラウドボーンラウドボーン 116.6〜137.5% 確定1発
フリーズドライ
H4ドラパルトドラパルト 95.8〜114.2% 乱数1発
H4テツノツツミテツノツツミ 70.5〜82.6% 確定2発
H252ガブリアスガブリアス 130.3〜156.3% 確定1発
H4トドロクツキトドロクツキ 67.5〜80.7% 確定2発
H252ヘイラッシャヘイラッシャ 67.8〜80.2% 確定2発
H252マルチスケイルカイリューカイリュー 61.7〜73.8% 確定2発
被ダメージ計算
毒テラスの場合は毒タイプになったと考えてダメージを半減などにしてみてぐださい。弱点の攻撃が半減になると記載されたダメージの1/4になります。
A特化カイリューカイリュー鉢巻ノーマルテラス 神速 49.7〜59.2% 乱数2発
A252ドラパルトドラパルト ドラゴンアロー 58.4〜70.1% 確定2発
A特化ドドゲザンドドゲザン ドゲザン 53.3〜63.6% 確定2発
A252テツノブジンテツノブジン インファイト 135.8〜159.2% 確定1発
A252トドロクツキトドロクツキ げきりん 70.1〜83.3% 確定2発
C252ハバタクカミハバタクカミ ムーンフォース 90.6〜107.3% 乱数1発
C252テツノツツミテツノツツミ フリーズドライ 62.1〜74.5% 確定2発
C252サーフゴーサーフゴー ゴールドラッシュ 112.5〜133.6% 確定1発
ダメージ計算は環境にいる主なポケモンを載せました。要望があれば随時追加します。
苦手なポケモン
特殊受けのポケモン主にラッキーラッキー、ハピナスハピナスなどには受けきられてしまいます。テツノカイナテツノカイナもチョッキを持っていることが多く対面は不利です。
またとてつもない高火力の先制技を持つポケモンカイリューなども気を付けて立ち回りたいです。
相性の良い味方・構築例
まだ環境が始まったばかりで考察の余地はありますが、テラスタルを使わなくても格闘を無効にできある程度の耐久力のあるサーフゴーサーフゴーや制圧力のあるカイリューカイリューが味方にいるとやはり強いです。
また、ドドゲザンドドゲザンやテツノカイナテツノカイナなどチョッキを持たせてテツノツツミテツノツツミを受けてくるポケモンに強いイダイナキバイダイナキバも個人的にはおすすめです。
最後に
テツノツツミテツノツツミの育成をする際に少しでも参考にしていただけたらと思います。
ここまで本育成論を読んでいただきありがとうございました。