はじめに
ref(れふ)と申します。
前回のさいきょうエースバーンソロ攻略用のヤドラン育成論育成論SV/1020には予想以上の反響をいただき、ありがとうございました。
今回はこれから星5〜6のレイドを攻略/解放予定の方や、レイドの数をこなしていきたいといった方にオススメの、テラレイド汎用攻略用ハラバリーの育成論をご紹介します。苦手タイプ以外は等倍でも星5〜6のレイドを安定突破可能なのでぜひ育成してみてください。物理アタッカーのコノヨザル 育成論SV/1260と併せるとかなり広範囲を攻略できるようになります。
ではいつもながら簡単にアナウンスです。
論内で本サイトで一般的に見かけるレベルの専門用語や略語を使用している箇所がございます。ご了承ください。
- 例:HABCDS(H=HP、A=こうげき、B=ぼうぎょ、C=とくこう、D=とくぼう、S=すばやさ)
- 例:A0(こうげきがダメかも)、特化(努力値252振+性格補正)、ステロ(ステルスロック)等
テラレイド攻略について
テラレイドの仕様についてはヤドラン育成論育成論SV/1020にまとめてありますので、未読の方は一度目を通してみてください。
汎用攻略用ハラバリー育成
攻略対象が物理攻撃主体か特殊攻撃主体かで使い分けるため、下記2パターンとも準備しましょう。使い分けが面倒ならHCぶっぱでも可
- 努力値:下記2パターン
物理相手:Lv100 ひかえめ(A↓C↑)H4 C252 B252
特殊相手:Lv100 ひかえめ(A↓C↑)H4 C252 D252
※努力値を振る能力3箇所はフリッジタウンのすごいとっくんで鍛えてください。
※努力値稼ぎはパワーレンズなどを装備して上げることになります。参考→https://yakkun.com/dp/system.htm
- テラスタルタイプ:でんき
※野生そのまま
- 特性:でんきにかえる
※攻撃を受けるたび次のでんき技の威力が倍になる特性です。進化前ズピカの間はマイペースという特性がこれにあたります。
- 持ち物:メトロノーム
※同じ技を打つほど威力が上昇するアイテムです。ハッコウシティのデリバードポーチで購入できます。
初心者の方は2パターンの内どちらか片方をまず手持ちのアメ全てつぎこむつもりで育成しましょう。ふしぎなアメやけいけんアメはテラレイド報酬でたくさん手に入るので惜しむ必要はありません。
技構成
パラボラチャージ/アシッドボム/エレキフィールド
上記3つだけで大丈夫です。余った枠にはオンライン用に壁(物理相手はリフレクター、特殊相手はひかりのかべ)がオススメです。
- パラボラチャージ:与えたダメージの半分回復できる技です。遺伝(ピクニック)で習得。
- アシッドボム:相手のとくぼうを2段階下げられます(=パラボラチャージのダメージが倍になります)。技マシンで習得。
- エレキフィールド:5ターンの間でんき技の威力が1.3倍になり、眠らなくなります。レベル40で習得。
パラボラチャージ(遺伝技)習得手順の補足
・別のパラボラチャージを習得済のポケモンデデンネ
ミライドンを手持ちに加える
・ものまねハーブ(カラフシティで購入)をハラバリーに持たせて手持ちに加える
・ハラバリーの技を1つ忘れさせてからピクニック開始(すぐやめてOK)すると習得
攻略手順
ソロ用は下記のとおり単純です。
オンラインでは充実のサポート技(壁、眠る予防、D下げ)で支援に回るのが喜ばれると思います。
アシッドボム1回→(エレキフィールド)→パラボラチャージ連打
・エレキフィールドは基本不要ですが、あくびなどをしてくる相手であれば事前に仕込んでも良いでしょう。
・もしアシッドボムの効果が切れてしまっても入れ直す必要はありません。(メトロノームがリセットされてしまうため)
・テラスタルが使えるようになったら即使いましょう(威力が上がる他、バリア時の軽減率が抑えられます)
・眠らされたら慌てずおうえん(いやしのエール)で回復しましょう。
特性で電気技が倍、アシッドボムでさらに倍、メトロノームとテラスタルでさらに強化、とかなりいいダメージが入ります。
そしてそのダメージの半分を回復できるのでHPは最大を維持できるという寸法です。ワンパンではないので少し時間はかかりますがかなり安定した攻略が可能です。
ミライドン
ミライドンじゃダメなのか
ここまで読んで、「あれ?パラボラチャージ教えてくれる伝説ポケモンのミライドンでも似た動きができるんじゃ」と思われた方もいると思いますので、差別化検証です。
- 火力面
ミライドンC特化405×エレキフィールド1.3×ハドロンエンジン1.3=684.45
ハラバリーC特化335×でんきにかえる2.0=670
ほぼ同じ・・ですが、エレキフィールド(と併せてハドロンエンジンも)は5ターンできれてしまうので、火力面は6ターン目からハラバリーの逆転勝利になります。
- 耐久面
一般的にポケモンの耐久力はHP×防御ステータスで計算されます。
物理耐久指数(Lv100H4B252振り)ミライドンH342×B299=102258
ハラバリーH360×B281=101160
特殊耐久指数(Lv100H4D252振り)ミライドンH342×D329=112518
ハラバリーH360×D265=95400
ステータス上はハラバリーは
ミライドンに耐久面で負け・・(ですが物理面は遜色ないレベルですね)。
しかしタイプ相性まで考えると、話は変わってきます。ミライドンがフェアリー・氷・ドラゴン・地面の4タイプに抜群を取られるのに対し、
ハラバリーの弱点は地面だけ。相手の元タイプまで気にしなければいけないテラレイドにおいて、弱点技が少ないのは大きな利点です。
これだけじゃ逆転勝利とはいえない?はい、耐久面を語るのにもう一つ重要な要素がありましたね。パラボラチャージの回復量です。6ターン目以降火力が下がるミライドンは等倍相手だとバリアにより満足に回復ができない状態に陥ってしまう可能性が高いです。ステータス面の不利も回復量にて解消し、不利タイプも少ない
ハラバリーが耐久面でも逆転勝利です。
じゃあミライドンは使えない子なの?いえ、我らがテツノオロチ
ミライドンにはイナズマドライブという専用技があり、弱点を突ける相手に短期決戦を狙う運用で活躍可能なので、飛行や水のレイドを見たら使ってあげてください。
注意点
汎用的にテラレイド攻略ができるといっても、パラボラチャージありきのため、でんき技が半減以下になるじめん、ドラゴン、くさ、でんき相手には別のポケモンを使うべきです。のろわれボディなど相性の悪い特性のポケモンも一部存在します。
また、星7のイベントでは専用のポケモンを用意した方が安定します。(さいきょうリザードンにはニンフィア、さいきょうエースバーンにはヤドラン、など)
最後に
今回は大分初心者の方を意識した説明にしてみました。
お役に立てれば幸いです。
本育成論は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。