ポケモンパーティ構築(シングル)

【レート2006】s13シングル319位 TOP7メタ カイリューウーラ+「チョッキ」キョジ

2024/01/03 04:14 / 更新:2024/01/05 04:35

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投稿者:菖蒲湯(@Kyk6Fk2G2hkSeKO)

ポケモンSV / シングル / シーズン13 / 最終319位

レンタルチーム有

剣盾から対戦を始めた者です。初めて念願のレート2000を達成したので、最終日の構築が無い方々に使ってほしいと思い、投稿させていただきます。

レギュEも環境が固まりまくってしまい、使用率トップの7体(カイリューカイリューハバタクカミハバタクカミオーガポンオーガポンサーフゴーサーフゴーウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)パオジアンパオジアン)から6体を選んで組まれたような構築が急増しました。それらに対してできるだけ安定して勝てるようにということを意識して組んだ構築です。
とにかくA特化チョッキキョジオーンキョジオーンがバカみたいに強く、誰でも使いやすいパーティになっていると思うのでぜひ使ってみてほしいです!

ポケ徹に記事を投稿するのは二回目で、しかもほとんど一年ぶりなため、至らぬ点や間違いなどもあると思います。ぜひ遠慮無く指摘してください。

(1/3 追記)ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の調整を別の個体と勘違いしていたので修正しました。Sラインはスカーフ意地ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)抜きではなく、最速テツノツツミテツノツツミ抜きです。

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使用ポケモン

最強ポケモンです。ほぼ全試合出しました。こいつだけ毎試合仕事量がおかしい。

ブエナハバタクカミハバタクカミにあまえるを打たれることが頻発するのでC個体値16のものを使っています。厳選きつかった
けたぐりはガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)ディンルーディンルーに打つために採用しています。げきりんも試したのですが仮想敵がサンダーサンダーウォッシュロトムウォッシュロトムくらいしかおらず、その二体は環境に少ない上にプレイング次第でどうとでもなるので不必要と判断しました。それより初手のディンルーディンルーガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)に臆せず選出できることの方が重要です。

初手にカイリューカイリューオーガポンオーガポンウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)と対面した場合はテラバぶっぱなしてました。ブエナハバタクカミハバタクカミと鉢合わせた場合は後述するキョジオーンキョジオーン引きで全対応できます。
パオジアンパオジアンが初手だった場合は1ターン目からゴテラを切られることが一度もなかったため、テラスタルだけ切ってしんそく打ってました。正しいプレイングかどうかは知りません。返しのパオジアンパオジアンの攻撃でハチマキやたまと分かった場合はどうせ電気か悪テラスなのでしんそく連打、そうでなかった場合はタスキのゴテラをケアしてウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)なりサーフゴーサーフゴーなりに引いていました。
またガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)ディンルーディンルーにけたぐりを打った次のターンは、カイリューカイリューハバタクカミハバタクカミサーフゴーサーフゴー辺りに交換してこられることが多かったのでできるだけ引くようにしていました(要は打ち逃げです)。実際何にも考えず突っ張っていたら危なくなることの方が多かったので正解だったと思います。

HPがミリしか残っていなかったとしても最後にしんそくを打つ機械になれるので、できるだけ残すようにと意識していました。極論ハバタクカミが相手でも将来的にテラスを切ってきた場合にしんそくが通るので残す価値があります。

調整は、Aが特化でSが遅いウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)サーフゴーサーフゴーを抜けるくらい、余りをHPに振っています。耐久も素早さも絶妙に足りていることが多く、使いやすい調整でした。
特に相手のカイリューカイリューが遅いか速いかを判断できるのが偉く、これより速いカイリューはほとんどASぶっぱと考えていいので、立ち回りを組み立てやすかったです。

二体目の構築の軸です。
スカーフなので火力が足りません。本気を出せ本気を。
パオジアンパオジアン相手にはよく初手に出してとんぼ押してました。

メガネと一度流したハバタクカミハバタクカミテツノツツミテツノツツミの上を取ってワンパンできる枠としての採用です。相手のスカーフはほぼ切ってました。

初手にカイリューカイリューと対面した場合はスケショをケアしてアイスピ打ってたのですが、でんじはゴツメやじゃくほやひこうテラバなどでカモられることの方が多かったので、途中からとんぼでキョジオーンキョジオーンサーフゴーサーフゴーに繋ぐプレイングに変えました。どっちが正解なのか誰か教えてください。

Sを最速テツノツツミテツノツツミ抜きでとどめているので、あろうことかスカーフランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)が重いです。しかしそれよりも一度舞われたカイリューカイリューのスケショやミラーでのドレパンの乱数を良くすることの方が重要だと判断しました(ドレパンのエサにされることを考えるとHではなくBに振るべき)。実際ここまで振ると相当硬くなります。
ここまで硬いスカーフウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)は考慮されにくく、相手が勝手にパンチグローブ型と読み違えてプレミしてくれることも多かったので予想外のところから勝ち筋を拾えることもありました。

A特化なのに全然火力が足りないので(等倍キョジオーンキョジオーンにインファ連打で確2が取れないレベル)、少しでも火力を補うためにテラスタルは水です。

構築の目玉、チョッキキョジオーン(チョジオーン)です。
コイツ入れた瞬間バカみたいに勝てるようになった秘蔵っ子です。

テラスタルを切らずに使うキョジオーンです。天才と呼んでください。
もともとチョッキキョジオーンキョジオーン自体はレギュAの頃にふと思いついて試したことがあり、使用感が悪くないことは知っていました。ただその頃は役割対象がおらず、普通に残飯でニチャニチャやる方が楽しくて長い間お蔵入りにしていました。しかしレギュEに入り話が変わりました。
レギュEは明らかにブエナハバタクカミハバタクカミが強すぎる環境です。アイツの何が強いって「ハバタクカミハバタクカミの対策枠が弱い」ことです。ドオードオーハッサムハッサムジバコイルジバコイルあたりで対策しようとしても、そもそもドオードオーハッサムハッサムジバコイルジバコイル自体が数値や環境的に弱いし選出択になるだけ……というのは多くの方に頷いていただける話だと思います。
ハチマキカイリューカイリューとスカーフウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)だと相手のブエナハバタクカミハバタクカミに対して全く安定せず困っていました。どれだけ有利展開に持ち込めたとしても結局でんじは運ゲで無限の負け筋が生じます。かといってサーフゴーサーフゴーあたりで対策しようにも、当たり前ですがシャドボが痛く、でんじはやゴルラに対して身代わりとめいそうを巧みに使われて択に持ち込まれたり……など結局あまり安定しません。
そこで思い出したのがこのキョジオーンキョジオーンです。A特化にすることでHBガチ特化以外のハバタクカミハバタクカミをヘビボンでワンパンでき、しおづけで身代わりを壊せます。逆にHBガチ特化カミの場合は火力が無いので普通に余裕を持って処理できます。甘えられても何とかなります。ブエナハバタクカミハバタクカミを相手にする上で、でんじはを無視できるのがとにかく快適でした。
ASカイリューカイリューのスケショを一発耐えて、返しのゆきなだれでB一段階下降のカイリューカイリューをワンパンできるのが偉かったです。

調整はAが特化で(HBカミへの乱数を考えると妥協できません)、あとは端数を合わせて耐久振りです。

技構成は最強技のしおづけ、マントサーフゴーサーフゴーにテラスタルを切らせるためのじしん、ハバタクカミハバタクカミをワンパンするためのヘビボン、舐めてきたカイリューカイリューガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ガブリアスガブリアスあたりに打つゆきなだれで完結しています。特にゆきなだれが便利で、氷弱点勢に「鋼や水テラスを切るならしおづけが通り、切らないならゆきなだれが刺さる」という二択を押しつけることができます。
テラスタルはフェアリー半減の鋼、毒、炎の中から選択で、どれも使いましたがドレパンやウッドホーンの回復を拒否できる毒に落ち着きました(そもそもあんまり切りませんが)。

コイツを思いついてから安定して勝ち始めることができました。ありがとうキョジオーン。

たまに出したら頑張って活躍してました。ジャンプするときの音が良い。

ここまでの三体でほとんど構築は完成しているので、あとは補完枠です。
スカーフウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)や打点が無いカイリューカイリューに強く、コノヨザルコノヨザルドヒドイデドヒドイデヘイラッシャヘイラッシャチオンジェンチオンジェンあたりに強かったり、こちらのカイリューカイリューと合わせて諸々の技の一貫を切れたり、パオジアンパオジアンのサイコファングに後出ししたりなど、何かと便利で重宝していました。
少しでも腐らないようにということを意識して、イーユイイーユイ入りにも出しやすくなるようにでんじは型で採用しました。

調整はどっかで見たのをパクりました。麻痺時+1最速カイリューカイリュー抜きで余りがHBと書いてあった覚えがあります。
テラスタルは水とフェアリーを行ったり来たりしてました。当たり前ですがどっちにもそれぞれの良さと悪さがあります。

友人からせしめたA0カミです。なんかDLC要素欲しいなと思ってステラで採用しました。しかし僕がコイツでテラバーストを押したくなった試合は大体プレイングに無理が生じて負けたので、最後の方はもうあんまり出してません。

HBのブエナなどで採用しても良かったのですが、あまり使った経験が無く、実際に自分でガッツリ使ってみると技選択が思った以上にシビアだと感じました。短期間では使いこなせる気がしなかったので、使い慣れたメガネで採用しました。
キョジオーンキョジオーングライオングライオン辺りに特殊高火力技で圧をかけたかったのですが、その目的で使うなら明らかにフェアリーテラスにすべきです。

なんか違う枠です。「コイツだけなんか違うな」と思ってずっと使ってましたが、代役も思いつきませんでした。

ラスト一枠に求めた条件が「地面技に後出しできること」「ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)に弱くないこと」「キョジオーンキョジオーンが出せない場合でもハバタクカミハバタクカミ相手に選出できること」「ステロが抜群じゃないこと」「起点作りや陰キャポケモンに一仕事できること」あたりだったので、その辺をまんべんなく満たせそうなコイツを採用しました。でも結局あんまり出してません。
見た目で水流連打の一貫を切ってくれてたので、選出画面で活躍してたと思います。

サーフゴーサーフゴーのときと同じように「できるだけ腐らなさそうな技構成と努力値」を意識しています。しかし結局カイリューカイリューに対して何を押せばいいか分からないので、自然と選出率も下がっていきました。
Sは準速イーユイイーユイ抜きで、あとは自分が使いやすいように耐久と火力に振り分けています。

戦術と解説

構築経緯

  1. 使用率TOP7のうちサーフゴーサーフゴー以外全てにひこう技が等倍以上で入るので、ハチマキひこうテラバカイリューカイリューが強いんじゃないかと考えました。
  2. ひこうテラバカイリューカイリューパオジアンパオジアンにだけは明確に不利を取るので、とんぼから展開を作れて最悪無理やり受け出しもできるスカーフウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)を次に採用しました。
  3. この二体だとブエナハバタクカミハバタクカミがどうしても重くなるので、安全に流せる駒としてチョッキキョジオーンキョジオーンを採用し、この三体を基本選出としました。
  4. あとは受け気味のポケモンたちを崩せるように補完枠をそろえていきました。補助技を拒否できてうずアンコカイリューカイリューに強いサーフゴーサーフゴー、火力で圧をかけられるメガネハバタクカミハバタクカミ、ちょうはつとはたきが便利なオーガポン(いど)オーガポン(いど)の順に採用していった覚えがあります。

コンセプト

TOP7(+ディンルーディンルー)に六割〜七割くらいの有利を取れるようにして、あとはプレイングで勝つ。

とにかくTOP7にさえ勝てればこの環境は勝てると確信していたので、構築の細かいところで少しずつ有利を取れるようにメタを張りました。
しかし結局カイリューカイリューにだけはどの角度からも負けうるので、本当にコイツだけは最強ポケモンだなとずっと思っていました。

選出

TOP7相手には全てカイリューカイリューウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)キョジオーンキョジオーンの組み合わせを投げます。
ディンルーディンルーガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)がいたらカイリューカイリューを初手、パオジアンパオジアンがいたらウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)を初手に投げることが多かったかなと思います。
カイリューカイリューで一体持っていったあとブエナハバタクカミハバタクカミが出てきてキョジオーンキョジオーンを受け出し、最後にスカーフウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)としんそくでスイープする試合展開が理想です。
それ以外のパーティには相手の構築を見ながら補完枠の三体を出したり出さなかったりします。

重いポケモン

スカーフランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)……構築単位で切ってます。あんまり当たらなかったので助かりました。

テツノツツミテツノツツミ……正直完全に舐めてます。頑張って処理してください。メガネが増加してるのでウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)で上を取れることが多く、こっちも簡単には技の一貫を作らせないため、意外と何とかなっていました。

キラフロルキラフロル……どくびし自体はほとんど問題ないのですが、初手のウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)キラフロルキラフロル対面で水流連打を押すべきか草テラス読みとんぼを押すべきかの択がつまんないです。

キョジオーンキョジオーン……こっちのキョジオーンキョジオーンがミラー最弱の型なのでいつも通りの選出をするとまず勝てません。かといって身代わりやマントを採用してもあんまり安定しないので、カイリューカイリューハバタクカミハバタクカミオーガポン(いど)オーガポン(いど)あたりで適当に殴り合って勝ったり負けたりして満足してました。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。
質問や分かりにくかったところ、感想などあればぜひコメントください!

SVが始まったときからキョジオーンキョジオーンが好きでよく使っていたので、自分だけの型でずっと目標だったレート2000を達成でき、今回の構築はとても気に入ったものになりました。
次はレート2100か最終二桁目指します。

レンタルパーティ

2S0Y07
です。ぜひ使ってみてください!

レンタルパーティ2

YLCHBM
サーフゴーサーフゴーが水テラスのバージョンです。

投稿日時 : 2024/01/03 04:14

最終更新日時 : 2024/01/05 04:35

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コメント(5件)

1TS(@21341a87g)
ハバタクカミハバタクカミのテラバーストの枠はマジカルフレイムでも良いのではないでしょうか。キョジオーンキョジオーンの説明の際に対策枠としてハッサムハッサムジバコイルジバコイルが弱いという話がありましたが、使用率のランキングを見ても分かるとおりある程度は使用されているので対策は「一応」しておくべきなのかな、と思います。ハッサムハッサムは私自身も育成論を出しているのでどれくらい火力が出るかは把握している(つもり)なのですが、冗談抜きで馬鹿にしてると平気で3タテ喰らわされる性能は十分に持っています。むしろそのような実力があるからこそ現環境でもあの立ち位置にいると私は考えています。菖蒲湯さんの構築を見た限り炎技がなく、言葉を借りるとハバタクカミハバタクカミのテラバーストが『腐っている』状態なので、ハッサムハッサムジバコイルジバコイル鋼テラサーフゴーサーフゴーあたりの打点になるマジカルフレイムの方がまだ使いどころがあるかな、と思いました。
 以上です。長文失礼しました。
24/01/03 23:01
2菖蒲湯(@Kyk6Fk2G2hkSeKO)
TSさん、コメントありがとうございます。
マジフレはたしかにアリですね! 特に鋼サーフゴーサーフゴーへの打点になるというのはめちゃくちゃ強いと思います。そもそもメガネカミの技構成はムンフォとシャドボの二つだけで事足りると考えている人間なので、十分入れる価値アリだと思います。
ただ2点だけ、この構築とハッサムハッサムについて補足させていただきます。

まず1点目は記事に書いた通り、そもそもハバタクカミハバタクカミはあまり投げないということです。
当然全く投げないわけではありませんが、八〜九割くらいの構築にはカイリューカイリューウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)キョジオーンキョジオーンサーフゴーサーフゴーの四体から選出を作っていきます。
相手の構築にハッサムハッサムが居た場合はこちらもそこまでハバタクカミハバタクカミを出そうとは思わないため、ハバタクカミハバタクカミハッサムハッサムと対面することはほとんどありませんでした。私は今月メインロムとサブロム合わせてこの構築を400戦ほど使っていますが、その対面ができたことは記憶に残っている限りでは一回か二回あったかどうかくらいです。なのであまりハバタクカミハバタクカミハッサムハッサムをワンパンしにいこうという発想になりませんでした。
ラスト一枠の技スペとテラスタルを使ってカミの型をいじるとすれば、普通にフェアテラにしてほろびやおきみやげを入れるか(もちろんマジフレもアリです)、ジェムの火力を上げるために岩テラスにするか、ノマテラハイパーボイスか、電気テラス10まんボルト、水テラバ、氷テラバ、地面テラバ、草テラエナボあたりから選択していたと思います。このカミはかなり遊ぶ余裕があるので、もっと色々試しても面白かったでしょうね。

2点目がこの構築にとってハッサムはそこまで重くないということです。バレパンの引き先としてウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)サーフゴーサーフゴーという強力な二体を用意していますし、ダブルウイングさえケアすればウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)が対面ほぼ全て勝ってくれていた記憶があります。とんぼからダブルウイング読みでサーフゴーサーフゴーにつないでゴツメを二回入れるような動きもよくしていました。カイリューカイリューのハチマキテラバでワンパンできることも多かったです。そのため、もはや最後の方は選出されると少しありがたいくらいに感じていました。実際ハッサムハッサムを選出された試合はほとんど勝っていたと思うので、私がハバタクカミハバタクカミを選出していなくてダメージレースで不利になっていく相手を見ながら「やっぱりハッサムは結局それが弱いよなあ」とよく思っていました。

もちろんケアできる範囲で細心の注意は払いますが、逆に過大評価して全てをケアしようとしてしまうとそれが負け筋を生むことも多いと思います。これはハッサムハッサムに限らず、ある程度は相手の型を割り切って「舐める」ことも必要なのかも知れないと最近は考えるようになりました。
もしこれがパオジアンパオジアンディンルーディンルーを採用している構築ならば、もう少しハッサムハッサムを意識したカミにしていたと思います。

私の方こそすさまじい長文になってしまいました。お時間のあるときに読んでいただけると嬉しいです。
24/01/04 01:04
3TS(@21341a87g)
 1点目についてはあくまでも案の1つなので頭の片隅にでも入れておいてください、という話です。まぁ、あまりお気になさらず。
 2点目についてはなるほど、となってしまいました。水ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)サーフゴーサーフゴーなんて環境トップにいてなおかつハッサムハッサムよりも順位が高いのにかなりの方がハッサムハッサムを使っている。なかなか不思議なものですね…。
24/01/04 17:55
4しま(@1224shimA)
対戦始めたばかりの初心者ですが、こちらの構築を使わせていただいてマスターボール級まで到達できました。本当にありがとうございます。
使っていて気になった点がいくつかありましたのでコメントさせていただきます。
まず炎技がないということが選出を若干難しくしているなという点です。前の方もコメントされていた通りハッサムや草オーガポン、ジャローダあたりに対して炎技を打てるポケモンがいれば選出の幅が広がるのになあ...と思う場面がよくありました。ですがなんだかんだインファイトや飛行テラバーストで対応はできてきたので困るほどではないですが、インファイトの能力ダウンorカイリューへのテラスが強要されてしまうため、また水オーガポンを選出する機会が実際ほとんどなかったため、水オーガポンより炎オーガポンの方が少し使いやすいのではと思った次第です。
二つ目はこだわりアイテム持ちのポケモンが多くそれが故に詰まされる場面があることです。例えばお互い最後の一体で相手がカイリュー、こちらがウーラオスの時、アイススピナーを打つか、鋼テラス読みでインファイトを打つか...とか、じしんやけたぐりで削った相手をしんそくで倒したい...という時があったりとか、打ち分けできたらよかったなと思う場面が割とよくあります。かと言ってこだわりアイテムだからこそ恩恵を受けている場面も多いので、一概にダメというわけではないですが、カイリューのハチマキが厚底ブーツになっている世界線も見てみたいなと思いました。
もう一点、ハバタクカミは選出あまりしない前提とおっしゃっていたのでそこまで重要ではないかもしれませんが、ハバタクカミのステラをフェアテラにしたらどうかというところです。こちらもこだわりアイテム持ちのため技を打つとしたら連続で同じ技を打つはずなので、恩恵が一回きりのステラより単純にフェアリーテラスのほうが良いかと思いました。あるいはテラスはステラのまま、こだわりではないアイテムに変えるとかですかね...でもハバタクカミは打ち分けたい場面がそこまで多くないので、テラスの変更の方が良い方向に働くのではと考えました。
最後に感想にはなりますが、私がすいりゅうれんだをメインウェポンとしているためかコータスやウネルミナモなどの晴れパやイルカマン相手に負けてしまうことが多かったです。逆に初手テラスすいりゅうれんだで3タテできることも多かったので、ウーラオス様様です。
長文で書いてしまいましたが、この構築に出会えて本当に良かったです。
あわよくば上記の点につきましてのお考え、アドバイスいただきたいです。
24/01/21 12:13
5菖蒲湯(@Kyk6Fk2G2hkSeKO)
しまさん、コメントありがとうございます!
コメントに気付かず、返事が一週間も遅れてしまい申し訳ありません……。
順番に全て答えさせていただきます。

まず最初に前提として分かっておいていただきたいのは、この構築は前期の環境に合わせて作ったものです。そのため、ジャローダジャローダや晴れパはご指摘の通り重いです。

それを踏まえた上でまず一点目、炎技がないという点。というか炎ポンでなく水ポンである理由ですね。
草ポンやジャローダジャローダはともかくとして、環境にいるポケモンで炎技で殴りたいのは基本的にサーフゴーサーフゴーハッサムハッサムの二体だと思います。特にサーフゴーサーフゴーには展開次第で普通に負けます。が、実際のところあんまり選出されませんでした。相手からしても水ポンがちらついて若干投げにくいのかも知れません。
実は最初は炎ポンにしていました。しかしそれだとステロを激しく呼んだんですよね。このパーティのウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)ディンルーディンルーに大きく負荷をかけられる型ではないため、ディンルーディンルーの行動回数を増やされて苦しいサイクルにされることが多かったんです。また、こちらのキョジオーンキョジオーンにテラスタルを切らない関係上相手のスカーフウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)を自由に動かせると負けやすくなります。それらのポケモンをベンチから牽制できる枠として水ポンに変更したところ少し安定したので、水ポンで確定としました。

二点目、カイリューカイリューウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)の持ち物についてです。特にカイリューカイリューについて詳しく説明させていただきます。
実はカイリューカイリューの持ち物についても構築の試作段階で色々試していました。
最初はテラバ、じしん、しんそく、アンコール(←初手の起点役のステロを縛れます)の技構成で、ちからのハチマキ、鋭い嘴、ラムのみ、ブーツの四つを試しました。その上で全て不採用とし、最終的にこだわりハチマキの採用を決定しました。
理由は三つで、一つ目はしんそくのリーチを伸ばしたかったことです。このパーティはいっぱい舞われたアタッカー(トドロクツキトドロクツキなど)を止める手段に乏しいので、最後に無理やり止める手段になれるしんそくのリーチは少しでも伸ばしたいところでした。
二つ目の理由はテラバ自体の火力を伸ばしたかったからです。これは実際に計算していただきたいのですが、他のアイテムとこだわりハチマキではテラバの威力が全然違うんですよね。こだわりハチマキだとHDランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)に後出ししてからテラバでワンパンできるのが偉いです。
そして最後、最も大きな理由が、こだわりハチマキは「腐らない」ことです。どの技を押した場合でも全ターン常に発動します。このカイリューカイリューが補完枠ならラムやブーツなどのいわゆる「偉い」アイテムで構わないでしょうが、構築の始点であり絶対選出でもあり一番重要な軸でもあるこのポケモンは少しでも数値を落としたくありませんでした。
なお、ラス1ウーラカイリュー対面については本当にその通りで、自分も相手もお互いに安定しませんよね。ただ基本的にラス1で出てくるカイリューカイリューはスケショ型だと思うので、自分は「もうこれで負けるならしょうがない」の精神でテラス読みの行動を取ることが多かったと思います。

三点目、ハバタクカミハバタクカミのテラスについてです。これについては本当におっしゃる通りで、自分もフェアテラの方が強いだろうなと思いながらずっと使っていました。ただ当時はステラが解禁されたばかりであり、「メガネカミがステラと相性良いのでは」とささやかれていたので自分で実際に使ってみたかったんです。そして一ヶ月使った結果、「むしろブエナ型の方がステラと相性良いな」と自分の中で結論を付けることができました。これは実際に試したから分かったことなので、この体験ができただけでも儲かったと考えています。

最後、晴れパについてです。結論から申し上げると、この構築は晴れパに勝てません。実際自分も今月の初めはしばらくこの構築で潜っていたのですが、晴れパがきつくてやめました。ただ一点だけ申し上げておくと、自分はあんまりウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)に初手からテラスを切っていくプレイングはしませんでした。基本テラスタルはカイリューカイリューに残すので。そのプレイングをするならハチマキウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)の方が強いと思います。

使っていただくだけでなく、詳細な感想まで書き込んでいただき、本当に嬉しいです。始めたばかりの初心者とおっしゃっていますが、そうは思えないほど鋭く本質を見抜いてくださっていると感じました。
こちらこそ、この構築を見つけてくださりありがとうございました。
24/01/29 07:57

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