ポケモンパーティ構築(シングル)

S9 最終985位 外道ゴチルゼル純正受けループ

2023/09/02 10:38 / 更新:2023/12/23 10:05

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投稿者:S.yuki(@yuki_sugiura_)

ポケモンSV / シングル / シーズン9 / 最終985位

どうも。今回も最終日の朝に駆け込みで三桁順位になり、そのままシーズンを終えました。ギリギリですが最終三桁なので構築記事を書きました。

構築のベースとなっているのは、前回のS8で使用した構築になります。この構築記事を読まれる前に前回の構築記事に目を通していただけると、よりわかりやすいかと思いますので、是非こちらも。

S8 最終986位 ゴツメフワライドとスカーフハピナス入り純正受けループ
パーティ構築/5093

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使用ポケモン

HP:極振り。コノヨザルコノヨザルコノヨザルの命懸けを確定耐え
防御:あまり
特防:11n。サーフゴーサーフゴーサーフゴーの眼鏡ゴールドラッシュ意識。

偵察に特化した初手モロバレルモロバレルモロバレル

  • S8から続投。先発で出して毒が通りそうであれば毒々、相手が何をしてくるかわからない場合は守るで様子見する役割。その他トリック受けとしての役割があり、とくにサーフゴーサーフゴーサーフゴーなどは守る連打で守る失敗してからトリックを受けると、次のターン威力二倍の地団太を打ち込めるので、サーフゴーのHPを大きく削ることができる。あとはお得意の呪い痛み分けミミッキュミミッキュミミッキュを守るのHP調整で突破するなどしますが、S9では呪いミミッキュに一度もマッチングしなかった。
  • 初手要員ではありますが、お相手がいきなりランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ランドロスやパオジアンパオジアンパオジアンを出してくるパターンが多くなり、「先発モロバレルは安定しなくなった」というのが今回の所感です。一方で初手フワライドフワライドフワライドから入ると動きやすい試合が増えたこともあり、またオオニューラオオニューラオオニューラなどの毒びしも裏からモロバレルを出して毒びし回収した方がスムーズな動きになるなど、必ずしも初手に出さなくてもいい初手要員でした。
  • テラスタルは電気。これも前回と同じで、草の弱点を消しつつボルトチェンジを半減で受けるタイプのため電気テラスタルで採用しています。

HP:極振り。16n+1
防御:極振り
素早さ:同速意識であまりを振り。

定番の物理受けヘイラッシャヘイラッシャヘイラッシャ

  • S6から続投。メインの物理受け。寝ている間に隙を見せたくないため寝言を採用した、一般的なねむねごヘイラッシャ。
  • テラスタルはフェアリー。物理受けとして無難なタイプ。

防御:極振り。サーフゴーサーフゴーサーフゴーの+6サイコショック確定耐え
特防:極振り
特攻:あまり

安定した特殊受けラッキーラッキーラッキー

  • S6から続投。ハバタクカミハバタクカミハバタクカミやサーフゴーサーフゴーサーフゴーへの打点としてシャドーボールを採用した型(瞑想を積む前提)。
  • テラスタルは悪。サイコショックやアシストパワー対策として。眼鏡サイコショックは確定4発のため、テラスタルをする必要はない。

HP:極振り
防御:極振り
素早さ:あまり

役割が変わった先発フワライドフワライドフワライド

  • ガチグマガチグマガチグマ受けだった受けポケモン。前回でもそうでしたが鬼火&力を吸い取るによる物理アタッカー弱体化性能が高いポケモンで、今回は相手の構築にガチグマがいなくても積極的に初手フワライドを選出した。とくにランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ランドロスがいる構築だと初手ランドロスが来るパターンが多く、こだわりハチマキ持ちだったときは交代先のヘイラッシャヘイラッシャヘイラッシャが受からなくなるので、初手はフワライドから入り鬼火を入れることで、裏のヘイラッシャがハチマキランドロスを受けられるようにサポートしました。一応ハチマキ意地っ張りストーンエッジだけ乱数耐えとなりますが、それ以外のハチマキランドロスの攻撃は確定耐えします。鬼火外し&とんぼ返りは負け確定なのでハチマキ対策としては安定しませんけど。とはいえとんぼ返りをしてくるランドロスは大体スカーフ持ちのため、意外となんとかなります。
  • 今回のMVPと言ってもいいくらいの活躍。とくにヘイラッシャとラッキーが崩されフワライドのみとなった試合で、相手の残りがハチマキウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)ウーラオス(一撃)とイダイトウ♂イダイトウ♂イダイトウ(オス)の盤面において、鬼火と力を吸い取るだけで相手を詰ませて逆転勝ちしたのは、シーズン内において最も印象に残りましたね。最早ガチグマはついでに受ける役割でしかなく、今後レギュレーション変更による環境の変化でガチグマの数が少なくなったとしても、先発サポート役としてフワライドを構築に入れ続けるかと思います。それくらいに性能として素晴らしかったです。
  • テラスタルはフェアリー。物理受けとして無難なタイプ。フワライドでテラスタルするとヘイラッシャとの相性補完に優れるため、フワライドを選出する場合はフワライドにテラスタルをしたいですね。

HP:あまり。実数値奇数
防御:極振り
特防:極振り

スタンダードな投げつけるハピナスハピナスハピナス

  • 前回は挑発ヒードランヒードランヒードラン対策としてスカーフトリックをするハピナスを採用していました(対策になっていたかは微妙だったが)。ただ今回は対戦環境が大きく変わり挑発ヒードランの数が激減し、そもそもラッキーラッキーラッキーで殴り勝ててしまうケースも多く、ヒードラン対策は必要ないと考えました。一方でかねてよりサーフゴーサーフゴーサーフゴーのトリックケアに問題があったため、投げつけるハピナスを採用しました。というのもモロバレルモロバレルモロバレルを選出できるときはいいのですが、フワライドフワライドフワライドを選出するパターンではトリック受けができないため、特殊受け単体でトリックケアをする必要がありました。そして単体でトリックに対応できる特殊受けが投げつけるハピナスしか思いつきませんでした。個人的にはスカーフハピナスの型は気に入っていたのですが、泣く泣く構築から外しました。
  • 持ち物は毒針にしましたが、正直持ち物は何でもいいです。ただ火炎玉だとやることがバレバレであり、かつ火傷ダメージが地味に痛く動きづらいため候補外に。電気玉も試しましたが、一回電気玉が交代先のガチグマガチグマガチグマに当たり火傷ダメージでHPを削ることができなくなったのでやめました。一応電気玉であればヒードランとの素早さが逆転して再度挑発をされる前にタマゴ産みで回復できますが、挑発ヒードランが減ったことにより電気玉の旨味はないと感じました。結局無難な毒針に落ち着きましが、シーズン中毒針投げつけるが成功したことは一度もありませんでした。
  • テラスタルは悪。主にサイコショック対策。ハピナスの場合+6サイコショックを耐えることができないため、相手が積んでいる途中でテラスタルをする必要があります。ただ以前に比べサイコショック持ちが少ないこともあり、無駄テラスタルとなることも多かったので、ハピナスのテラスタルは難しいです。

HP:8n-1
防御:11n
特防:無振りチオンジェンチオンジェンチオンジェンの悪の波動確定3発、テラスタル時確定5発
素早さ:スカーフ込みで最速キノガッサキノガッサキノガッサ抜き
※努力値4あまり

害悪を超えた外道ゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼル

  • 今回の問題児。前回はキョジオーンキョジオーンキョジオーン受けとして隠密クレセリアクレセリアクレセリアを採用していましたが、そのキョジオーンの数が減ったためキョジオーンのためだけに一枠を使ってしまうのはもったいないと感じ、また以前から受けループ同士の試合で負けることも多く、さらには数が激減したとはいえチオンジェンチオンジェンチオンジェンに弱い(モロバレルモロバレルモロバレルでは打点がないため嬲られるだけ)など、総合的に受けポケモンに強いポケモンを採用する必要があり、また前回スカーフトリックハピナスで味を占めたこともあって、トリックが使えるゴチルゼルに至りました。
  • ゴチルゼルの構築記事を読み漁っていたときに癒しの波動を採用した型を発見し、その戦法があまりにも目から鱗だったため、癒しの波動型にしました。流れとしては、ゴチルゼルで相手の受けポケモンを拘束し、スカーフトリックで技を縛り、いちゃもんで悪足掻きを誘発させ、こちらのHPは眠るで維持しつつ相手のHPを癒しの波動で管理することで、相手に退場させることなくTOD勝ちを狙うかたちになります。採用してすぐにキョジオーン入り構築とあたり実際にうまくいったのですが、あまりにも害悪戦法過ぎて「ダメだろコレ……」と使っているこちら側がドン引きするくらいの鬼畜行為でした。
  • ただ毎回うまくいくことはなく、むしろ選出画面でのゴチルゼルの圧が強すぎて相手の受けポケモンが出てこないことが多い。その際はヘイラッシャヘイラッシャヘイラッシャラッキーラッキーラッキーの二体でサイクルを回すしかないので、選出が腐りやすいです。あと単純に自分の練度不足により立ち回りが失敗するなど、使い方が難しいポケモンだと感じました。もうちょっと使い勝手がよく選出圧力が強すぎない対受けポケモンの方がよかったと反省しています。
  • テラスタルは飛行。主にキョジオーンの地割れ回避のため。その他本来の弱点が等倍以下になれば何でもいいです。

戦術と解説

選出

ヘイラッシャヘイラッシャラッキーラッキーが基本選出。毒の通りがよい、または選出に迷ったときは初手モロバレルモロバレル。初手に物理アタッカーが来そうであれば初手フワライドフワライド。単体でトリックケアが必要なときはラッキーラッキーハピナスハピナスに差し替え。受け構築にゴチルゼルゴチルゼルです。

重たい相手

  • 一撃必殺技を持ったポケモン

パオジアンパオジアンパオジアンやドドゲザンドドゲザンドドゲザンなど。

  • こだわりハチマキ持ち

飛行テラバースト型のランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ランドロスやカイリューカイリューカイリュー。ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)ウーラオス(連撃)など。

  • とんぼ返り&ボルトチェンジ

構築にステルスロックを採用する余裕がなく、またゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルの拘束から逃れるために対面操作技を持ったポケモンを多く選出された。明確な改善点。

レンタル

LD0GSW
※レンタルの公開は終了しました。

後記

今シーズンは中盤まで構築の改善案が定まらず、前回の構築でランクバトルに挑んでいました。中盤以降はこのゴチルゼル構築の調子がよかったのですが、やはりとんボルチェンに放浪されパーティ解散。終盤は構築が迷走し、結局最終日は中盤調子のよかったゴチルゼル構築で挑みなんとか最終三桁順位となりましたが、個人的には納得していない構築でした。もっと構築の完成度を高めたいです。あと、最終日はなんだかんだ仕事から帰ってきて即寝て5時起きでランクバトルに潜りシーズンを終えるのがパターン化されてしまい、毎回駆け込みで三桁順位を狙う羽目になっている。自分にとってのランクバトルは最早私生活のスケジュールとの戦いになりつつある。もうちょっと余裕を持ってランクバトルに挑み、順位も普段から三桁帯で対戦できるようにしたいですね。

投稿日時 : 2023/09/02 10:38

最終更新日時 : 2023/12/23 10:05

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