ポケモンパーティ構築(シングル)

　今回の主役。Sに12振ることでカバ抜き調整のディンルーディンルーをぬくことができます。そのため初手で互いにステロを巻いた後に、上から吹き飛ばしを撃つことができるようになります。またS調整をしたことによりH実数値が偶数になってしまいますが、ディンルーディンルーがカタストロフィを撃ってきた場合にオボンを食うことができるので、次の攻撃を耐えやすくなります。
　テラスタイプはカバをはめる型が一定数存在するので、そこで交代できるようにするためにゴーストにしました。

　主役その２です。カバカイリューでよくある残飯を採用せずに、防塵ゴーグルを採用しています。カバカイリュー構築では毎ターン砂ダメを受けることを考えると残飯でもゴーグルでもあまり差異は無く、他の観点からゴーグルの方が優秀だと判断し採用に踏み切りました。
　ゴーグルにすることでキノガッサガッサに対して役割を持つことができるようになり、胞子受け→竜舞と完全に起点にすることができます｡
　Ｓの調整ラインは2舞で最速テツノツツミ抜きです。

　アタッカーです。初手のカバルドンカバルドンによって相手の襷は基本すべてつぶすことができるので、こいつを一貫させることができます。同じパオジアンパオジアンミラーにも強く出ることができ、Sブーストではないハバタクカミカミにも有利を取ることができるのでお勧めです。
　臆病エナジーハバタクカミカミを意識するなら陽気でもいいですが、それをしても結局同速なので自由枠にハッサムハッサムを入れたりした方がいいと思います。
　テラスタイプはヘイラッシャラッシャ想定の電テラスにしています。サーフゴーサーフゴーのゴールドラッシュを耐えたりできるようになるので割と便利です。

　オーソドックスな眼鏡ハバタクカミカミ。特に何もひねってないので普通だが、普通に強いです。パオジアンパオジアン対面は不意打ちで沈む可能性があるので、テラスを切って対処しています。

　クッション枠です。努力値はHA振りより微妙に硬くなる振り方をしています。雑に特殊相手に受けだして、アクジェを撃って倒します。
　相手がスカーフイーユイイーユイなど温存したいと考えそうなポケモンの場合は、アクジェではなく積極的に交代読みのじゃれつくを押していった方がいいです。しかし、終盤になると相手もテラス択がちらつき始めるころなので、素直にアクジェを撃った方がいいときも増えます。
　テラスタイプはアクジェ強化の水です。

　カバルドンカバルドンが死ぬほど刺さってないときに出します。みがわりから相手の行動を見て動けるのでかなり汎用性は高いです。
　しかしこの構築は相手の襷がないことを前提としたパーティですので、カバルドンカバルドンをほぼ選出することからここは自由枠になっています。先ほど書いたように、ハッサムハッサムで相手のハバタクカミカミをメタったりと環境に合わせて入れ替えることをお勧めします。