ポケモンパーティ構築(シングル)

【S2シングル】デカヌチャン展開メイン+搦手対策構築

2023/02/01 14:05 / 更新:2023/02/11 12:29

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投稿者:さどぅー(@02sadododo)

ポケモンSV / シングル / シーズン2 / 最終8364位

いつもお世話になっております。さどぅーと申します。
パーティ構築は初投稿となりますが、何卒宜しくお願い致します。

今回はポケモンSVランクマッチ・シーズン2にて、8364位という低い順位では有りますが、最終日間近の構築完成から26勝5敗という好成績を収める事が出来ましたので、投稿した次第となります。

構築は「デカヌチャン展開から押し切りたい」という思想から始まり、「搦手への対応」を追加したものとなります。

御覧頂けた方には、参考になれば喜ばしい限りですし、アドバイスが御座いましたら遠慮無く頂きたい所存です。

構築の詳細については、以下の「使用ポケモン」を御参照下さい。

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使用ポケモン

調整意図

H : 16n-1
A : H252サザンドラサザンドラを「じゃれつく」で確定1発
B : 余り
D : 臆病C252メガネサザンドラサザンドラの「だいもんじ」が乱数1発(62.5%)
S : 最速コノヨザルコノヨザル他90族抜き

Aと耐久の調整は好みで変更可能。
自分は、こちらのデカヌチャンデカヌチャンを見て相手が初手サザンドラサザンドラを投げてくる場合のメガネ率が低かった為、Aに厚く振った。

役割・使用感

  • 基本的には先発で運用する。(実際にパーティ構築して以降は8割以上で先発した。)
  • 元々は「でんじは」を採用したテンプレ展開型だったが、相手先発は「ちょうはつ」持ちのサザンドラサザンドラコノヨザルコノヨザル、地面タイプ持ちのガブリアスガブリアスが多く、「みがわり」持ちのドラパルトドラパルトマスカーニャマスカーニャ等も散見されたので、「でんじは」のメリットが少なく感じ、代わりに「じゃれつく」を採用することで、上に挙げた全ての対象に弱点をついて圧力をかける事が可能となる。
  • 特に対先発サザンドラサザンドラに対しては高確率でテラスタルを切らずに「ちょうはつ」を使ってくるので、調整により初手から大きなアドバンテージが得られる事が非常に多かった。

調整意図

H : 余り
C : 全振り
S : 全振り

基本的にCは火力増強の為削りたく無く、Sも同族対決を意識すると削れないと考えた。Sの調整は変更の余地有り。

役割・使用感

  • 積みエース。(兼お祈り「ほのおのからだ」)
  • デカヌチャンデカヌチャンで展開した後、舞って一撃で掃除していくのが仕事。
  • デカヌチャンデカヌチャンは相手の初手展開を許し易い為、安全な着地を目的に「あつぞこブーツ」を採用。
  • 舞うかどうか、何回舞うかは当然ながら相手の状況(パーティ、状態異常、テラスタル残り、アンコール等)による。
  • 同族ウルガモスウルガモスや他の炎タイプ、カイリューカイリューに強くなること、ドラパルトドラパルトへの一致等倍技になることから岩テラスタルを採用。

調整意図

「炊き込み淡水」様の育成論を使用させて頂きましたので、下記URLを御参照下さい。
育成論SV/600

役割・使用感

  • スイーパー。
  • ウルガモスウルガモスと共にパワーで相手に圧力をかけるのが仕事。
  • カイリューカイリューは竜舞型や搦手型が増加傾向であり、この型に対する相手のケアが薄くなる試合が多かった。
  • 初手からマックスの火力を出していけるため、終盤の削り合いで非常に頼りになるだけで無く、時たま初手に出して相手を崩す展開も可能。
  • 技の4枠目はパーティとの相性次第で変更の余地有り。

調整意図

H : 16n-1
B : 出来るだけ厚く
C : フェアリーテラバーストでH252ガブリアスガブリアスを高乱数1発(93.75%)
D : 余り
S : マリルリマリルリドドゲザンドドゲザン等の最速50族抜き

役割・使用感

  • 搦手対策その1。(先発)
  • 相手にグレンアルマグレンアルマソウブレイズソウブレイズキラフロルキラフロルがいる場合の先発候補でもある。
  • 上記以外の場合でも、そもそもの火力が高いため腐ることは少ない。が、対搦手や対「てんねん」ラウドボーンラウドボーンヘイラッシャヘイラッシャドオードオー組以外での選出率は低めであった。
  • テラスタルも含めて非常に読まれやすい型である為、テラスタルを切るかどうか迷う場面であっても、切らずに腹を括って「ハイドロポンプ」をぶつけた方が功を奏す場合が多かった。(この子でテラスタル切らないと負ける状況はほぼ負けに等しかった。)

調整意図

H : 16n-1
B : 陽気A252珠キノガッサキノガッサの「じならし」最高乱数以外耐え
C : 余り
D : 厚めに振る
S : 最速キノガッサキノガッサ他70族抜き

C、Dは再調整の余地有り。

役割・使用感

  • 搦手対策その2。
  • 特にキョジオーンキョジオーンへのメタ要素が強い為、キョジオーンキョジオーン採用パーティには積極的に採用した。
  • ドオードオーの完封やキョジオーンキョジオーンの「じわれ」等の対策としてテラ飛行も考えたが、テラ格闘の方がより汎用性が高く、上記をメタったアドバンテージを後続にも活かし易く感じた。(このテラスタイプは好みによると考える。)
  • 素早さ調整によりキノガッサキノガッサにも強く、交代読みで「じならし」をされても最低限タスキ潰しまで役割遂行可能。
  • 上記搦手以外ではクエスパトラクエスパトラ入りに対して選出することもあったが、基本的には使わない。

調整意図

H : 16n+1
B : 全振り
S : 4振り同族ラウドボーンラウドボーン抜き抜き調整

役割・使用感

  • 搦手対策その3、兼積みエース(特に物理)対策。
  • テラ水にする事でドドゲザンドドゲザンハッサムハッサムイルカマンイルカマン等に対して非常に強く出られ、またほとんどの型のカイリューカイリューガブリアスガブリアスに対応が可能。
  • 「おにび」無効のセグレイブセグレイブや、ウルガモスウルガモス以外の特殊アタッカーには非常に厳しく、また攻撃技が「フレアソング」のみであるため「もらいび」持ちには手も足も出ない。(ここはある程度諦める。)
  • ただし、「アンコール」が読まれにくい事が多く、交代策と共に上手く使えば最後まで勝ち筋を追い求められる。
  • 対搦手や同族ラウドボーンラウドボーンに対しても「アンコール」を駆使して立ち回る。

戦術と解説

選出例・戦術概略

代表的な選出例を以下に提示致しますが、実際の選出はやはり相手パーティ構築次第で変わりますので、あくまで参考として宜しくお願い致します。

  • 基本型

デカヌチャンデカヌチャンウルガモスウルガモスカイリューカイリュー

デカヌチャンデカヌチャンカイリューカイリューラウドボーンラウドボーン

ウォッシュロトムウォッシュロトムウルガモスウルガモスカイリューカイリューorラウドボーンラウドボーン

デカヌチャンデカヌチャンサーフゴーサーフゴーウルガモスウルガモスorカイリューカイリュー

  • VS搦手

ウォッシュロトムウォッシュロトムサーフゴーサーフゴーラウドボーンラウドボーン

デカヌチャンデカヌチャンを出す場合は、先述の「使用ポケモン」のデカヌチャンデカヌチャン項目で説明したモンスターが対面の場合は「じゃれつく」から入り、それ以外の場合は「ステルスロック」や「はたきおとす」から入ります。
デカヌチャンデカヌチャンでの展開の後は状況次第ですが、最も好ましいのはウルガモスウルガモスでテラスタルを切る事なく相手に負荷を掛け、最後にカイリューカイリューのテラスタルで一掃出来る状態です。

一方、搦手相手等でウォッシュロトムウォッシュロトムを出す場合は、「トリック」するタイミングは慎重に選び、「ボルトチェンジ」や交代策で上手く対面を作っていく事が重要です。(TOD狙いの相手に対して、逆にTOD勝ちをする事も可能です。)

基本的にデカヌチャンデカヌチャンを超火力の炎テラバースト等でワンパンされる様な展開だと非常に厳しい展開となりますが、そこはもう諦めて先にテラスタルを切らせたアドバンテージを考えます。また、特殊アタッカーが多い構築相手も少し苦手としています。

最後に

この構築に限りませんが、「このポケモンのこの型が来たら負ける」という状況がSV環境で増加していると考えております。
自分は当初、「全てに対応可能な構築」を目指してしまい、その結果「何にも勝てなくなる」事で六桁順位を経験致しました。
当たり前の事かも知れませんが、勝つ為には「自分のやりたい戦術・対策」を明確にし、ある程度「諦める相手」を線引きし割り切る事が重要であると考えます。

最後まで御拝読いただき、誠に有難う御座いました。この構築記事により自他共に成長する事が有れば、恐悦至極で御座います。

投稿日時 : 2023/02/01 14:05

最終更新日時 : 2023/02/11 12:29

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