ポケモンパーティ構築(シングル)

S2 なげつけるガブリアス+コノヨザル マスボ級到達

2023/01/21 15:00

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投稿者:@レーウィン(@reiwinn)

ポケモンSV / シングル / シーズン2

電気玉なげつけるガブリアスガブリアスで相手を麻痺&ステロ状態にし、コノヨザルコノヨザルで上からビルドアップ→ドレインパンチと展開していくパーティです。コノヨザルコノヨザルはてんねん組のラウドボーンラウドボーンに比較的強いポケモンであり、1〜2回ビルドアップするだけで相手に大きな負荷をかけることが出来るポケモンなので、安全に上からビルドアップを積める状況を作りたいと考え現在のコンセプトになりました。
また、コノヨザルコノヨザルの刺さらないパーティに対する選出パターンも用意しており、主に2つのギミックで戦うことが出来ます。選出パターンが決まっているため、ランカー相手だと選出が読まれやすいというデメリットがありますが、そうでない場合は選出に迷う時間が少なくなり、選出画面での相手のパーティ分析に時間を多く使うことが出来ます。

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使用ポケモン

パーティの軸にして起点作り

電気玉なげつけるを考察した際に、『電気タイプを呼ばないポケモン』というのはかなり重要だと考え、電気タイプに強く、その他ステータス面でも優秀なガブリアスガブリアスにやらせるのが良いのではないかと考えました。型自体は昔からありますが、まだまだ今作では使用者の少ない型だと思います。
Sを下げるだけという意味ではがんせきふうじもあり、こちらは持ち物の自由度も高いですがその分相手にかける負荷は下がります。とくに、サブプランであるトンボルチェンを主体として戦う場合はSダウンはそこまで相手に刺さらないという考えです。
調整は蛇道大蛇さんがTwitterで載せていたものを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
・鉢巻ドラパルトドラパルトのゴーストテラバースト2耐え
・鉢巻カイリューカイリューのテラス神速最低乱数以外2耐え
・眼鏡ドラパルトドラパルトのシャドーボール最低乱数2つ切りの2耐え
電気玉投げつけるの仕様上1回耐えることが出来れば基本的に麻痺ステロが成立するので、Dに厚く降れる配分を考えていた時に見つけ、採用することにしました。
ドラゴンテールで相手の積み防止と、じしんによる電気への打点も確保しています。
テラスタイプは正直このガブにテラスタル切ることは少ないですが、フェアリーかはがねであると考え、ドラパルトドラパルトの鉢巻特化ドラゴンアローにぐちゃられないようにフェアリーにしてます。
選出率50%程度。初手ガブリアスガブリアスを警戒した選出をする人が多く、それでも最低限仕事が出来るため選出することがありました。ただし、相手パーティにオーロンゲオーロンゲがいる等、明らかに初手対面の不利が約束されている場合は選出出来ないですね。

パーティの軸にしてエース

ジェイさんが育成論として投稿しているコノヨザルコノヨザルを参考にさせていただきました。
育成論SV/231
ありがとうございます。
「麻痺させるならようきである必要無いのでは?」と思うかもしれませんが、スカーフ相手を想定するとマスカーニャマスカーニャ抜けるS↑172までは欲しいと考えた際にそれならば麻痺じゃない場合にも機能出来る育成論の配分でも良いよねとなりました。
テラスタイプは飛行かフェアリーか炎だと思っていて、飛行の場合はじわれがケアでき、フェアリーの場合はドラパルトドラパルトとドラゴンテールのケアができ、炎の場合はおにびのケアができます。私は初動HBガブリアスガブリアスミラーの地獄の対面後に起点にしたり、初手のガブリアスガブリアスを無理矢理倒すために打ったげきりん等を起点にするためにフェアリーにしてます。
その他は完全に育成論と同じなので育成論を見ていただければ。
選出率60%程度。ガブリアスガブリアスとセットで選出することが多いですが、後述のハッサムハッサムウォッシュロトムウォッシュロトムの3匹目に入れる場合も比較的ありました。

コノヨザルが苦手とするポケモンを幅広くケア

HB特化キョジオーンキョジオーンです。
ガブリアスガブリアスコノヨザルコノヨザルできついポケモンとしてカイリューカイリューサーフゴーサーフゴーでのシャドボ連打といったポケモンが挙げられます。これらのポケモンを流したり技選択肢をけん制するために採用しました。
シーズン2になってキョジオーンキョジオーン対策を雑にしている人が増えた印象があり(自分含め)、しおづけがとにかく通りやすかったです。
まもる搭載のキョジオーンキョジオーンは食べ残しを持たせる印象があるかと思いますが、こだわり系を縛ったりしおづけのターンを稼ぐことも出来るので使用感はそこまで悪くなかったです。ただ、がんせきふうじでも良いと思います。じわれは3回打っても当たらない時がざらにあるので信用してないです。
最初は風船を持たせていましたが、活きる機会よりも交換で出した時に攻撃受けて即割れるという状況の方が多かったのでサイクルを意識してゴツメに変更しました。
選出率40%程度。選出率自体はやや低めですが、選出した時の勝率が高く、信頼出来るポケモンです。ただ、あくまで環境に対して適応出来ていたという面はあるので向かい風の状況である場合は変更する枠だと思います。

サブプラン用ポケモン兼ヘイラッシャメタ

おにび型ウォッシュロトムウォッシュロトムです。
コノヨザルコノヨザルの積み構築ではヘイラッシャヘイラッシャはどうしても意識せざるを得ない相手なのでそのメタとして採用してます。じわれ・ゆきなだれ含めた択にしっかり対応出来るポケモンはウォッシュロトムウォッシュロトムだけだと思ってます。
おにび型であればアタッカー寄りのヘイラッシャヘイラッシャにも負荷をかけることができ、物理アタッカーをやけどに出来ればその後コノヨザルコノヨザルの起点にしたりもできます。
また、後述のハッサムハッサムとセットでトンボルチェンのサブ展開もすることができます。
たたりめはやけど相手にダメージが上がるのは勿論、麻痺相手にもダメージが上がるのでこの構築においてはシャドーボールよりかみ合わせは良いです。
選出率70%程度。ハッサムハッサムとの組み合わせは勿論、ガブリアスガブリアスコノヨザルコノヨザルの時にも選出する機会が多く、パーティ内で一番選出機会の多いポケモンになりました。とにかくおにびが強いです。ただし、外れたりしますしセグレイブセグレイブで起点にされうる危険もあるのでリターンが大きいがリスクも一定数あるという型になってます。

サブプラン用ポケモン兼スイープ役

水テラバハッサムハッサムです。
ウォッシュロトムウォッシュロトムと組み合わせてトンボルチェンループによって相手のサイクルに負荷をかけていきます。
麻痺状態の相手の場合は上からとんぼがえりを打つことが出来、不意な炎テラバも含めてケアできます。
ただし、ウォッシュロトムウォッシュロトムハッサムハッサムの組み合わせはウルガモスウルガモスのちょうのまい起点にされるとそのまま全崩れするリスクがあります。ウルガモスウルガモスはあつぞこブーツを持たせている型も多く、甘えた対策が出来ません。そこでハッサムハッサムに水テラバーストを採用することで起点にされることが無くなり、最悪ハッサムハッサムが倒れてもウォッシュロトムウォッシュロトムに任せることが出来る状況を作ります。舞わせない立ち回りですね。
カイリューカイリューのほのおのパンチ・ほのおのうずもついでにケアできます。
どろぼうはサーフゴーサーフゴーピンポイントです。このパーティでのトンボルチェン選出はサーフゴーがやや重いのでそのケアのために入れてます。ただ、打つ機会はあまりありません。
ピンポイントメタのテラバーストを採用する型はこだわっていると打つ機会がかなりシビアになったり、読み間違いによる事故が発生しやすい原因にもなるためハチマキではなくいのちのたまを採用してます。
選出率50%程度。ここまでテラバースト意識してますが、実際に打つ機会がほぼ無いので(ピンポイントメタなので仕方ないですが)、普通にかわらわりにしても良い説はあります。また、やはり4倍弱点という部分がネックであり使うのが難しいポケモンではありました。とはいえ、セグレイブセグレイブを処理できる貴重なポケモンなので抜くという選択肢はあまり考えられないといった使用感でした。

最後まで迷走していたドラゴン枠

眼鏡サザンドラサザンドラです。
正直この枠は今でも正解がわかりませんが、最終的にはサザンドラサザンドラで落ち着いています。
というのも、シーズン2にかけてカイリューカイリューが以前にも増して採用率が高く、さらにそれをメタる形でセグレイブセグレイブも多く、それらをテラスタル切ればしっかり処理出来るポケモンとして採用した形になります。
また、全体的な火力が並なこのパーティにおいての最大火力にもなります。
選出率は30%程度。使用感は当然悪くないのですが、パーティとしてはやや浮いてる存在で、噛み合わせが良いわけではないので正直変えたいという考えは強いですが、かといって現環境においてこの枠に適正なポケモンがマイナー含めてもあまり数が多くなく、試している状況のままシーズン2が終わりそうです。

戦術と解説

選出について

  1. ガブリアスガブリアスコノヨザルコノヨザルウォッシュロトムウォッシュロトムキョジオーンキョジオーン
  2. ガブリアスガブリアスウォッシュロトムウォッシュロトムハッサムハッサム
  3. ウォッシュロトムウォッシュロトムハッサムハッサムキョジオーンキョジオーンサザンドラサザンドラコノヨザルコノヨザル

のいずれかで考えます。
コノヨザルコノヨザルの技の通りがとにかく良い場合は1のパターンでほぼ決めちゃいます。実際これでなんとかなります。
ヘイラッシャヘイラッシャ+諸々でコノヨザルの通りが明らかに悪い場合は2もしくは3のパターンでトンボルチェンを中心にサイクルしていく形になります。
テラスタルはコノヨザルコノヨザルキョジオーンキョジオーンサザンドラサザンドラが主に使います。1のパターンでコノヨザルコノヨザルキョジオーンキョジオーン両方選出している場合はキョジオーンに使うことが多かったです。

欠点
全体的にそこそこな火力・そこそこな耐久・やや低めの素早さでパーティを組んでいるため、不意な一致テラスタル等で高火力を等倍でも叩きこまれた時に崩れやすいパーティになりました。
とくにハッサムハッサムウォッシュロトムウォッシュロトムでのトンボルチェンは一見強そうですし使い方も楽に見えますが、実際は考えることが想像よりも多く、繊細な立ち回りが必要でした。初心者の方には正直オススメはしないです。

アレンジについて
そもそもコノヨザル自体が環境で微妙となった場合は、電気玉ガブリアスガブリアスソウブレイズソウブレイズカイリューカイリューをベースにしても面白いと思います。
ソウブレイズソウブレイズもビルドアップ+むねんのつるぎによる回復が出来、くだけるよろいによって全抜きも狙うことが出来ます。もらいびの場合は眠る代わりにやけどにならない、コノヨザルに近い運用が出来ます。先制技があるのもポイント。ただし、メジャーな弱点が多いです。
カイリューカイリューははねやすめ+りゅうのまいによって全抜きを狙います。単体でも強く、対面寄りの構築に寄せてもよさそうです。ただし、カイリューは今が全盛期だと思っていて対策も厚めにされているポケモン、かつガブリアスとタイプがかぶるため選出はしにくいかと思われます。

さいごに
パラドックスポケモン解禁後は高い素早さのポケモンが一気に増えてくるためステロ+麻痺の需要が高まることが予想出来ます。その時には是非電気玉ガブリアスガブリアスについて考えていただければと思います。
もし「この枠をこれにした方が良いのでは?」等アドバイスいただけましたら嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!!

投稿日時 : 2023/01/21 15:00

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