はじめに
どうも皆さんお久しぶりです。今回四回目の投稿となるいじっぱりミントです。
今回は『ベトベトン(アローラ)』の考察を行っていきたいと思います。
この度、私のエルフーンの育成論の閲覧数が約14700人と本当に多くの方に閲覧して頂くことが出来ました。皆さん、本当にありがとうございます。今回もその期待に恥じぬ様、今自分の中で一番の自信があるとっておきのベトベトンさんを用意してきました。ぜひご覧ください。
注意事項
- 本論ではHABCDSなどの略称も用いて説明していきます。分かりにくい点等がありましたらご指摘をお願いします。
- 主はポケモン対戦初心者なのでおかしな点がありましたらご指摘をお願いします。
ベトベトン(アローラ)アローラベトベトンとは?
第7世代サンムーンで初登場のどく、あくの複合タイプで、第1世代から登場しているベトベトンのリージョンフォルムです。元祖ちいさくなる戦術の使い手でもある
種族値はH105 A105 B75 C65 D100 S50
ご覧の通り特殊に強く、またAも中々に高いです。ですがベトベトンさんの力はこんなものではありません。伝説をも凌ぐ耐久と受けポケを破壊出来る崩しがこのベトベトン(アローラ)にはあります。
コンセプトと役割
- 特殊型のポケモンに受け出して突破する
- 受けルにどくを入れて有利にする
これ以外のことも出来ますが、主にこの二つです。
採用理由と差別化点
- タイプに恵まれている点
タイプはどく、あくの複合タイプです。これにより、
- 半減以下のタイプが5個あるため受かりやすい
- 特殊受けに対しての打点となる『サイコショック』を無効化出来る
- 特性いたずらごころのポケモンによる変化技での妨害を受けず、またママンボウオーロンゲのすてゼリフなど一部のサイクルを止めることが出来る
- 『どくびし』の回収が可能
と、一匹では十分すぎる位の働きをしてくれます。
- 技が豊富な点
これは詳しく後で述べますが、ベトベトン(アローラ)は攻撃技、変化技共に技範囲がとても広く、そのどれもが便利な技なので、パーティの兼ね合いなども考えて好みに変えることが出来ます。
少し少ないように見えますが、これだけでベトベトンさんを採用するには十分です。
持ち物
- とつげきチョッキ
- コンセプト上確定。
- 自身の特防を1.5倍にしてくれるという素晴らしい持ち物で、変化技を使用しない本論のベトベトンさんなら実質ノーデメリットです。
特性
- どくしゅ
- これもコンセプト上確定。
- 接触技を使ったとき30%でどくにするという中々に強力な特性です。この特性のおかげで受けポケや積みポケをどくにして突破しやすくなります。
性格・努力値と調整
性格:しんちょう
努力値:H228 A28 D252
個体値:31 31 31 - 31 31
実数値:H209 A129 B95 C76 D167 S70
- 調整意図
H:奇数調整
D:とつげきチョッキ採用のため特化
A:余り
とっておきと言いながらあまり努力値調整を煮詰められなかったのが悔しい所です。コメントでの改良案お待ちしております。
HD特化&補正込みにすることで、
- C特化バドレックス(こくば)アストラルビットが約15%~18%
- C特化ミライドンイナズマドライブが約38%~45%
- C特化ガチグマ(アカツキ)ブラッドムーンが約31%~36%
- C特化ハバタクカミムーンフォースが約21%~25%
と、環境トップ相手に受け出し出来る耐久を手に入れることが出来ます。
技構成
- はたきおとす
- 確定枠。威力65の接触技で、相手が持ち物を持っていると威力が1.5倍になり、更にその持ち物を使えなくするという便利すぎる技。更に特性の効果で30%でどくにします。
- かみくだく
- 威力80の接触技で、20%の確率で相手の防御を1段階下げる技。本論のベトベトンさんは主に定数ダメージで削っていくので流石にはたきおとすのほうが良い。
- どくどくのキバ
- 確定枠。威力50の接触技で、50%の確率で相手をもうどくに出来、特性も合わせれば65%の確率でどくに出来るという受け崩しにも積み流しにも有効な技。
- どくづき
- 威力80の接触技で、30%の確率で相手をどくにする技だが、特性込みで51%どくに出来る。威力を取るかもうどくを取るかはお好みで。
- かわらわり
- 確定枠。威力75の接触技で、相手の壁の効果を受けずに破壊出来る技。オーロンゲキュウコン(アローラ)などの壁展開を無に帰せるため有能。更に特性の効果で30%で(ry
- ドレインパンチ
- こちらも威力75の接触技で、相手に与えたダメージの半分だけ自分のHPが回復するというもの。回復がない本論の型ではとても欲しい技だが現環境の特殊はゴーストやフェアリーが多い印象があるのでこれもお好みで。
- その他
- かげうち
- 確定枠。威力40の接触技で、威力こそ低いものの素早さが遅いベトベトンさんにとって貴重な先制技。これのおかげでギリギリ落としきれなかったとしても無駄に被弾せず突破出来たり、最後のあがきで使っても意外と30%を引ける機会は多かった。
- 三色パンチ
- 威力75の接触技で、それぞれ10%でやけど、まひ、こおりにする。どくにして削っていく本論の型とは相性が悪い。弱点を突く用で。
このようにベトベトン(アローラ)は技範囲がとても広いため、自分の好みに合わせてカスタム出来るのも良い点だと思います。
テラスタル
このポケモンはタイプが非常に優秀なため基本的にテラスタルを切ることはほとんどないのですが、強いて上げるならかげうちのダメージを伸ばせるゴーストは良いと思います。テラピースがもったいないのならそのままでも大丈夫です。またレンタルバグが使えれば…
立ち回り例
基本的には相手のパーティに特殊伝説や特殊型のポケモンがいたときや、受けループが相手だったときに控えで出しましょう。たまにどくびしも回収できます。ラッキー。
与ダメージ計算
- 『はたきおとす』持ち物アリ
無振りハバタクカミ71.5 ~ 83.8%(93 ~ 109)確定2発
無振りバドレックス(こくば)157.7 ~ 187.4%(276 ~ 328)確定1発
無振りミライドン33.1 ~ 39.4%(58 ~ 69)確定4発 乱数3発99.8%
H252ポリゴン221.8 ~ 26.5%(42 ~ 51)確定5発 乱数4発7.53%
H252ラッキー52.1 ~ 61.3%(186 ~ 219)確定2発
- 『どくどくのキバ』
無振りハバタクカミ36.9 ~ 43.8%(48 ~ 57)確定3発
無振りフェアリーテラスバドレックス(こくば)41.1 ~ 49.1%(72 ~ 86)確定3発
やはり定数ダメージで削る型なのでダメージはしょっぱいですね。ただ最低限は保証されているところは流石A105だと感じました。
被ダメージ計算
- C特化『バドレックス(こくば)』
アストラルビット 15.5 ~ 18.3%(33 ~ 39)確定7発 乱数6発
ドレインキッス 8.4 ~ 10.3%(18 ~ 22)確定12発 乱数10発
- C特化『ハバタクカミ』
ムーンフォース 21.2 ~ 25.4%(45 ~ 54)確定5発 乱数4発0.06%
- C特化『ミライドン』エレキフィールド下、ハドロンエンジン発動時
イナズマドライブ 38.2 ~ 45.2%(81 ~ 96)確定3発
ボルトチェンジ 26.8 ~ 31.6%(57 ~ 67)確定4発
パラボラチャージ 24.5 ~ 29.7%(52 ~ 63)確定5発 乱数4発99.96%
りゅうせいぐん 38.2 ~ 45.2%(81 ~ 96)確定3発
マジカルシャイン 16 ~ 18.8%(34 ~ 40)確定7発 乱数6発
オーバーヒート 25.4 ~ 30.1%(54 ~ 64)確定4発
- C特化『ガチグマ(アカツキ)』
ブラッドムーン 31.1 ~ 36.7%(66 ~ 78)確定4発 乱数3発60.25%
ハイパーボイス 19.8 ~ 24%(42 ~ 51)確定6発 乱数5発99.99%
しんくうは 6.1 ~ 7.5%(13 ~ 16)確定17発 乱数14発
だいちのちから 39.6 ~ 48.1%(84 ~ 102)確定3発
- C特化『カイオーガ』
しおふき 53.7 ~ 63.6%(114 ~ 135)確定2発
れいとうビーム 14.6 ~ 17.4%(31 ~ 37)確定7発 乱数6発
苦手なポケモン
一応Hに振ってあるとはいえ物理にはかなり脆いです。とにかく物理ポケモンが出てきそうなときは選出しないようにしましょう。
相性の良い味方・構築例
私のパーティの物理受けで、特性てんねんで積みを無効化できるのは非常に優秀です。じわれワンチャンで逆転したこともありました。基本的には相手の伝説枠が物理か特殊かで出すべき方を判断すれば良いと思います。
終わりに
皆さん、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。とりあえずベトベトンさんの魅力を語ってきましたが、正直なところ実際に使って見ないとこの耐久の凄さはイマイチ実感出来ません。なのでこのベトベトンさんの凄さを是非、自分の目で確かめてみて下さい!
以上、いじっぱりミントでした!