こんにちは、レッティーです。初投稿です、はじめまして。
はじめに
※初めての投稿なので、多少不自然なところがあるかもしれません。すみません。
※ダメージ計算を最初に見ていただくとこのポケモンのすごさが伝わると思いますので、ぜひ。
- 本育成論では、種族値と努力値という非公式の呼称を使っています。
- このポケモンは初心者でも上級者でも使えます!
- 努力値は、個体値がすべて31であることを前提に設定しています。ケースに応じて調整してください。
レジロックについて
レジロックは、ポケモン3作品目であるルビーサファイアで初登場した岩タイプのポケモンであり、準伝説ポケモンなので合計種族値は580と高いです。皆さんご存じレジギガスをはじめとしたいわゆる「レジ系」の一員です。過去作から連れてくることでスカーレットバイオレットで使うことができます。
<攻撃面>
攻撃種族値が100と、特筆するほど高くありません。なので後述の防御面を生かすことに向いています。
<防御面>
防御種族値はスカーレットバイオレットでは全ポケモン中1位の200をを誇ります。なので、並大抵の物理アタッカーでは到底突破できません。特防に関しては、100あるのですが、他のポケモンで代用が効くので今回はその防御を生かした育成論になっています。という受けに向かないタイプを、テラスタルで変えられる今作とは、相性がいいともいえるでしょう。
コンセプトと役割、採用理由
防御種族値1位を誇るレジロックで物理受け、ストッパーをして、環境にはびこる物理アタッカーたち(ウーラオス(れんげき)、オーガポン(かまど)、カイリュー、パオジアン、ハッサム)を完封するというコンセプトです。さらに選出画面(対戦で出すポケモン3体を選ぶ場面)で圧をかけ、相手の物理アタッカーを出しにくくするという理由もあります。
持ち物 ラムのみ
持たせたポケモンの全ての状態異常を回復する持ち物です。ねむるから即起きして1瞬でHPを全回復することに加えて、受けの天敵である毒も解除することができるラムのみです。
特性 がんじょう
HPが満タンの時、相手の技を受けても一撃で倒されずに1残るかつ一撃必殺技を受けないという効果です。過剰だと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、これは一撃必殺技対策、高火力特殊アタッカー対策です。まず、受けポケモンを突破する手段として、一撃必殺技が採用されている場合があります。それを対策し、突破をより難しくできます。レジロックは、特防種族値も100あるので、少々の特殊技では落ちませんが、弱点を突かれたりすると落ちてしまう可能性があります。レジロックを見て特殊アタッカーに引いてきた場合、がんじょうでないと1撃で倒されてしまう危険性がありますが、行動保障のがんじょうだと必ず1発耐えるので、返しの高火力が狙えるヘビーボンバーボディプレスで突破できる可能性があります。そしてねむるはHPを満タンにできるのでこの特性と相性がいいです。
性格・努力値と調整
性格:わんぱく(防御上昇 特攻下降)
努力値:HP252 防御252 攻撃4
基本的には、この振り方が最適だと思われます。攻撃種族値も100あり火力はある程度出るのですが、補強するために防御を削って攻撃に100ほど割いても全然問題ないでしょう。特防に振ったほうがいいのではという意見もあると思いますが、両受け想定ではないので、この振り方でいいと思います。
技構成
ボディプレス
てっぺき
ねむる
ヘビーボンバー
ボディプレス:防御種族値200からたたき出されるボディプレスはかなりの威力が出ます。技の通りも十分で、てっぺきで威力をあげられるので、必須の技でしょう。
ヘビーボンバー:ハバタクカミをはじめとしたを意識して採用した技です。他にも、は軽い敵が多いので、火力を出しやすいですが、他のタイプの敵には火力が出にくいので、注意しましょう。
ねむる:ラムのみを持たせた理由にもなった技です。HPが3分の1以下になりそうなタイミングで押すのが無駄がなくて最適かと思われます。ねむるとラムのみのコンボで、1ターンでHPをすべて回復できます。ですが、このコンボは1回しか使えないので、お忘れなく。
てっぺき:相手にウーラオス(れんげき)やせいなるつるぎを持ったパオジアンがいた場合、あまり積む意味はないのですが、それ以外の物理アタッカーに対しては積むことによってさらに突破されにくくできます。
テラスタル 本育成論のカギです!
かなり意外だったと思いますが、ドラゴンが最適だと思います。環境に多いウーラオス(れんげき)のすいりゅうれんだ、オーガポン(かまど)のツタこんぼう、ウッドホーンをすべて半減できます。
ハッサムに対しても、抜群だったバレットパンチを等倍に戻せます。
タイプ相性上、カイリュー、パオジアンには少し弱くなってしまうので、これらの敵の前ではテラスタルしないようにしてください。
立ち回り例
最も基本:物理アタッカーに対して死に出しまたは後出し(ここは相手の火力、タイプを見て判断)→敵によってはテラスを切って等倍、半減にしつつ返しのボディプレスで反撃またはねむるでHPを回復して受けきる
物理アタッカーから特殊に相手が退く→がんじょうで特殊技を耐えてヘビーボンバーで反撃
相手が物理アタッカーのみ→ねむるとてっぺきで突破不可能にしTODまたはボディプレスで全抜き
ダメージ計算
被ダメージ計算 破格の物理耐久!
※全仮想敵、攻撃努力値252振りで性格補正込みとします。
<テラスを切る仮想敵> テラスを切ったレジロックに対して
ウーラオス(れんげき)
すいりゅうれんだ(3回)超低乱数(0.01%)7発
インファイト 確定4発
とんぼがえり 低乱数9発
オーガポン(かまど)
ツタこんぼう 低乱数7発
ウッドホーン 超低乱数(0.01%)9発
テラスタルツタこんぼう(おもかげやどしあり)確定4発
じゃれつく(弱点)乱数3発
ハッサム
バレットパンチ(テクニシャンあり)乱数7発
とんぼがえり 乱数6発
インファイト 確定5発
<テラスを切らない仮想敵>
カイリュー(攻撃努力値252で性格補正有)
しんそく 乱数15発
スケイルショット(5回)乱数3発
じしん(弱点) 乱数3発
アイアンヘッド(弱点)乱数4発
パオジアン(カイリューと同調整)
つららおとし 乱数4発
せいなるつるぎ(弱点)乱数3発
ふいうち 乱数5発
与ダメージ計算 (基本、HPと防御の努力値はなしとします)
レジロックから
ハバタクカミに対して ヘビーボンバー 確定1発
ウーラオス(れんげき)に対して ボディプレス 確定3発
カイリューに対して ボディプレス 乱数4発
HP252振りハッサムに対して ボディプレス 確定4発
オーガポン(かまど)に対して ボディプレス 確定2発
パオジアンに対して ボディプレス 確定1発
得意なポケモン
物理アタッカーとの対面は負けません!
苦手なポケモン
特殊アタッカーはがんじょうで1発は耐えるとはいえ苦手です。
器用に動ける系のポケモンではないので、起点作成要員も、積むだけ積まれて、いろいろまくだけまかれて帰られてしまうことが多いので、先発で出すことには向きません。
相性の良い味方・構築例
環境上位だと苦手な特殊アタッカーに強いハバタクカミ、岩タイプと大体相性補完が取れるHPなどに振ったオーガポン、いかくで相手の攻撃を下げてレジロックをさらに突破しにくくするランドロス(霊獣)、受けポケの敵である変化技を防げるサーフゴーなどと相性がいいです。
てっぺきの枠をステルスロックに変えて、ハピナスやドヒドイデ、ディンルーなどと受けループとして採用することもできます。
使っている感想
参考までに載せておきます。
やはり、どのパーティーにもダメージ計算で紹介したポケモンが1体以上はいることがほとんどで、それに負けないという安心感がありました。選出画面でも圧をかけられるので、選出してくるであろうポケモンが読めて、勝率も安定しました。マスターボール級では、ますますこのような物理アタッカーが増えてくるので、腐ることがなく強くて、今でもガチパーティの一員となっています。