自分は初めて原種キュウコンを見たとき一目ぼれしてしまいました
そんなキュウコンをしっかりと使ってあげたくても邪魔をするのはAキュウコン
チョッキやメガネなどで正攻法で押そうとしても結局は他のポケモンの下位互換になりがち、まともな回復技もなく耐久もしづらい
そんなキュウコンを救うために悩みに悩み、マイナーだからこその意表を突くという型にしました
コンセプトと役割
タイトルにもある通り、意表を突くというのがコンセプトです。
基本的に初手に出し、相手1体以上を持っていくのが理想となってます。
初手出しに限らず、先発が倒された後に出すという運用法もかなり使いやすいです。
持ち物
『たつじんのおび』となっています。
キュウコンは技範囲が広く、多くのポケモンに対し弱点技での攻撃が可能です。
しかし半端なCにより、火力不足が嫌でもあります。
そこで火力不足を補助しつつ広い技範囲を活かせるたつじんのおびを採用しました。
<b>他の道具との差別化<b>
・『いのちのたま』
後述する受けの際のダメージにて分かりますが、基本的にぎりぎりで耐えることが多いため、受けられなくなるので不採用。
・『こだわりメガネ』『こだわりスカーフ』
カイリューカイリューやウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)などの弱点を突いてくる物理アタッカーなどに対してはおにびから入ることが多いため不採用。
・『ものしりめがね』
単純に1.1倍だと火力不足を感じたため、不採用。
・プレート系
『みどりのプレート』を持たせたときに来るオーガポン(かまど)オーガポン(かまど)、『もののけプレート』を持たせたときに来るパオジアンパオジアンのように、使わない方の技に対応したプレートを持たせたときに火力が足りず押し切れないということが多かったので不採用。
・『たべのこし』
突破できる範囲は狭くなるが、後に被ダメ計算で示すカイリューカイリューのじしん等を耐えられるようになるので、突破にこだわらない場合採用候補。
特性
ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)やガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)に対してソーラービームを貯め無しで打てるようひでりにしています。
また、
性格・努力値と調整
HB...奇数かつウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)の『すいりゅうれんだ』,『インファイト』確定2耐え
C...ステラテラス込H252振りチョッキガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)を『ソーラービーム』確定2発
DS...余り
技構成
・『おにび』...確定。下から鬼火を入れることによりタスキケアをしつつ、パンチグローブ持ちでも次のすいりゅうれんだを確定で耐えることが可能。
・『ソーラービーム』...確定。上記の鬼火と合わせることにより、ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)を飛ばすことができる。また、とつげきチョッキを持ったガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)もH252振り程度であれば確定で飛ばすことが可能。
・『シャドーボール』...候補の1つ。ソーラービームはカイリューカイリューに弱いため、カイリューカイリューに通る技を採用することとなる。そこで候補と出てきたのが『シャドーボール』『たたりめ』『あくのはどう』の3つ。たたりめはおにびが通らないサーフゴーサーフゴーに対して打点がなくなるので最初に候補から外れた。あくのはどうは、使用率上位にチオンジェンを除いた4災、ウーラオス2種、ツキなど悪タイプが多く通りづらいため最終的にシャドーボールとなった。ただしパーティーによっては他の技の採用も可。
・『テラバースト』...上に同じく候補の1つ。上2つの技だと両方とも等倍以下となるブリジュラスブリジュラスやタケルライコタケルライコなどに対応できる地面テラバースト。ただしこの技はテラスを切ることが前提となってしまっているため、不安な場合他の技でも可。『ねっさのだいち』はブリジュラスに対し、H252のみでも確定3発で追加効果のやけどが発動しない限り火力不足なので今回は採用を見送り。
・『かえんほうしゃ』『だいもんじ』...キュウコンキュウコンの育成論を見ると大抵どちらかは入ってくるこの技。しかし、2/13現在の現環境使用率上位30を見ると、弱点(7/30)であるのに対し、半減以下(12/30)と通りが悪いので今回は採用を見送った。ただし、上2つの技と同様パーティーによっては採用も可。
立ち回り例
・ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)
すいりゅうれんだを打ってきた場合、そこに下からおにび。次の番、ウーラオスが威力1.2倍以上のアイテム持ちじゃない限り確定で耐えるので、ソーラービームを打ち、突破。
インファイトを打ってきた場合でも同様に耐えることができるので、同じ動きで突破が可能。
・ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)
テラスを切ることにより、上からソーラービームを打ちつつ、相手のだいちのちからやブラッドムーンを確定で耐えることが可能。ここで高乱数を引いてガチグマのHPを半分削ることができれば、相手はほぼ確実にテラスか引いてくるのでそこに地面テラバーストを合わせる。相手が無テラやテラスしなかった場合、突破できないが、毒テラだった場合は超高乱数で落とすことが可能(99.1%)
ただし相手が初ターンブラッドムーンから入った場合、次のしんくうはで乱数で落とされる(57.03%)ので注意。
・カイリューカイリュー
テラスを切らないとA特化の場合じしんでやけどを入れても超高乱数で落とされる(90.23%)ので注意。
テラスを切り鬼火を入れることにより、じしんもスケイルショットも受けられるのではねやすめがないかぎり安全に突破が可能。
もしはねやすめがあった場合、シャドーボールで削り切ることができないのでタイミングを合わせて交代してマルスケが潰されたカイリューを突破しましょう。
・ハバタクカミハバタクカミ
相手の特化眼鏡シャドーボールも確定で耐えることができるので返しのシャドーボール。その後裏のポケモン(個人的オススメはガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ))につなぐことで相手を崩した初動がしやすくなります。
・パオジアンパオジアン
わざわいのつるぎ込でもせいなるつるぎで確定3発なので、下から鬼火を入れることにより、ソーラービームが確定3発なので突破可能。
与ダメージ計算
『ソーラービーム』
・ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)
H244D0@たべのこし
(63.5 ~ 75.8%) 確定2発
H4D0@とつげきチョッキ
(49.8 ~ 58.3%) 乱数2発 : 98.43%
H244D0@とつげきチョッキ
(43.0 ~ 50.3%) 乱数2発 : 0.39%
・ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)
H0D4@きあいのタスキ
(83.5 ~ 98.9%) +やけど2ターン(12.5%)
『シャドーボール』
・ハバタクカミハバタクカミ
H4D0@ブーストエナジー
(40.5 ~ 47.4%) 確定3発
H252D4@とつげきチョッキ
(22.2 ~ 26.5%) 乱数4発 : 6.03%
・サーフゴーサーフゴー
H244D4@こだわりスカーフ
(36.3 ~ 43.6%) 確定3発
『テラバースト』地面
・サーフゴーサーフゴー
H244D4@こだわりスカーフ
(53.4 ~ 64.8%) 確定2発
・ブリジュラスブリジュラス
H252D4@オボンのみ
(70.6 ~ 84.3% - 25.0%) 確定2発
H252d4@とつげきチョッキ
(47.8 ~ 55.9%) 乱数2発(78.9%)
被ダメージ計算
ウーラオス(いちげき)[ウーラオス]@パンチグローブ A252意地
・すいりゅうれんだ(晴れ込)
やけど前
(55.5 ~ 65.9%)
やけど後
(27.8 ~ 33.0%)
・インファイト
やけど前
(56.1 ~ 66.5%)
やけど後
(27.8 ~ 33.0%)
カイリューカイリュー@いかさまダイス A252意地
・じしん
やけど前
(64.8 ~ 76.4%)
やけど後
(32.4 ~ 38.2%)
・スケイルショット(5回)
やけど前
(63.6 ~ 78.1%)
やけど後
(31.8 ~ 37.6%)
・スケイルショット(4回)
やけど前
(50.9 ~ 62.5%)
やけど後
(25.5 ~ 30.0%)
・しんそく
やけど前
(26.0 ~ 30.7%)
やけど後
(12.7 ~ 15.0%)
パオジアンパオジアン@きあいのタスキ A252意地
・せいなるつるぎ
やけど前
(35.9 ~ 42.2%)
やけど後
(18.0 ~ 20.9%)
・かみくだく
やけど前
(47.4 ~ 56.1%)
やけど後
(23.7 ~ 27.8%)
・テラバースト(等倍)
やけど前
(47.4 ~ 56.1%)
やけど後
(23.7 ~ 27.8%)
パオジアンパオジアン@こだわりハチマキ A252意地
・せいなるつるぎ
やけど前
(53.2 ~ 63.1%)
やけど後
(26.5 ~ 31.3%)
・かみくだく
やけど前
(71.1 ~ 83.9%)
やけど後
(35.3 ~ 41.7%)
・テラバースト(等倍)
やけど前
(71.1 ~ 83.9%)
やけど後
(35.3 ~ 41.7%)
ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)@とつげきチョッキ C252控えめ
・だいちのちから(テラス前)
(100.6 ~ 119.1%)
・だいちのちから(テラス後)
(50.3 ~ 59.6%)
・ブラッドムーン
(78.1 ~ 92.0%)
・しんくうは
(15.0 ~ 18.0%)
ハバタクカミハバタクカミ@ブーストエナジー CS252臆病
・シャドーボール
(40.5 ~ 48.6%)
・パワージェム
(54.4 ~ 64.8%)
ハバタクカミハバタクカミ@こだわりメガネ C252臆病
・シャドーボール
(60.7 ~ 71.7%)
・パワージェム
(81.0 ~ 96.0%)
ハバタクカミハバタクカミ@こだわりメガネ C252控えめ
・シャドーボール
(66.5 ~ 78.7%)
・パワージェム
(89.1 ~ 105.3%)
苦手なポケモン
・ハバタクカミハバタクカミ
単純に上から押し切られる。十分な仕事をすることができない。
・ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)
弱点を付けず火力が出ないので、鬼火をして終わることが多い。
相性の良い味方・構築例
・ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)
ハバタクカミハバタクカミ対面での引き先として優秀。
あいてがこだわりの場合シャドーボールを透かすことができパワージェムも半減に抑えることが可能かつ、しんがんにより強引な突破が可能。また、チョッキを持たせることにより今回の型のキュウコンが苦手とする特殊アタッカーに対し強く出ることが可能。
ただし、テツノツツミテツノツツミには2体とも一致技で弱点を突かれるので注意。
・ブリジュラスブリジュラス
スケショカイリューやウーラオス(れんげき)対面での引き先。特性じきゅうりょくにより、やけどを負った相手の連続技使いを起点にすることが可能。
だが、ガチグマ(アカツキ)が後続として出てきたときにはあまり活躍ができなかった。
・オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)
今回のキュウコンは相手を1体以上持っていくのが目的なので、相手の選択肢を減らすことで火力のゴリ押しがしやすくなる。パオジアンパオジアンも同じ高速物理アタッカーとして優秀だが、ハッサムハッサムに止められることが多かったためオーガポン(かまど)の採用とした。
使用してみて、ウーラオス(れんげき)やブリジュラスにはかなりの突破率を誇ることができた。また、相手は大抵弱点技を持っているので相手の技が読みやすく、後続の受け出しもしやすかった。
今回の投稿が初なのでもし計算ミス、記入ミス等などの指摘があればお願いします。
ここが○○なのでこうした方がいいなどの改善案もどんどん募集しているのでお世辞無しでのアドバイス等もお願いします。