剣盾以来久しぶりに育成論を書かせていただきます。
投稿主は国語力が低く読みづらいところもあるかと思います。なので、なにとぞご指摘をよろしくお願いいたします。
はじめに
- 当論では実数値が明記されているものに関しては個体値が31前提です
- HABCDS表記を使用します。
投稿経緯
- 今回紹介するポケモンはSVの御三家ポケモンで、現在対戦環境をにぎわせているラウドボーンラウドボーンです。このポケモンは、すでにいくつか育成論が存在しますが、選択技にも「アンコール」の記載がなかったため、私が愛用しているアンコール採用型のラウドボーンについて育成論を投稿しようと思いました。
採用理由と役割
物理受けとしての役割が主で、特に積みポケモンのカイリュー、パルシェン、ボーマンダ、ミミッキュなどに対して強さを発揮します。また、今回は「アンコール」を採用することにより相手の受けポケモンの回復技や威力の低いウェポンを打たせて流させることも可能となってます。この技により、相手のラウドボーンラウドボーンにも有利に試合を運ぶことができます。
持ち物
いくつか候補が挙げられますのでそれぞれの利点について取り上げたいと思います。
オボンのみ
今回の育成論で紹介させていただいている持ち物です。「なまける」をうたなくていい場面が少しでもあればという思いです。25%回復木の実ですので、効率を考えてHPは4n推奨です。
たべのこし
場持ちをよくすることができます。今回の育成論ではHPは4nとなっていますが、たべのこしを採用する場合はHP16n+1(実数値209)を推奨します。
マゴのみ
いわゆる1/3回復木の実です。発動機会が限られるため優先順位は落ちますが、一応上げさせていただきました。こちらを採用する場合は「なまける」の回復も考慮してHP6n(実数値210)を推奨します。
特性
てんねん
これでないと受けが成立しないポケモンなので確定です。
性格
ずぶとい
こちらも確定です。他を下降補正にするメリットは皆無です。
努力値
208(228)-×-167(252)-131(4)-96(4)-89(20)
- H
4n。オボンのみの回復効率を考慮します
- B
252振り。実数値が奇数がになるといいと聞いた記憶があるので。
- S
相手のラウドボーンラウドボーンを意識した20振り。不安ならばもう少し振ってもいい。
- C、D
余り
技構成
フレアソング
このポケモンのメインウェポン。炎の舞の完全上位互換でこのポケモン専用技。音技なので身代わりを貫通するのもGood!
おにび
このポケモンが物理受けをするために必要な技。命中85という不安要素もあるが、絶対に外せない。
なまける
HPの1/2を即時回復する優秀な技。今作からPPを増やしても8までとなったのが辛いが、据え置きだったらこのワニは化け物だっただろう。
アンコール
当論のコンセプト。(とはいっても普通に選択技に入ってくる)ダイマックス、Z技がない今作では強い技であることに違いない。
テラスタル
ほとんどの物理技を等倍以下で受けることのできる優秀な水orフレアソングの火力増加の炎の2択。相手のラウドボーンラウドボーンを意識していることもあり、フェアリーだとフレアソングが等倍で通ってしまうので非推奨。
立ち回り例
主に物理で殴るポケモンに後投げします。この際に抜群技で殴ってこられないように考えて立ち回ることが必要です。その後、おにびを入れていきましょう。
相手のラウドボーンラウドボーンにはおにび、フレアソング、怠けるのどれかを読んで後投げしましょう。相手の上をとれていれば、こちらは自由に動けるのに対して、相手は半こだわり状態にすることができます。
与ダメージ計算
フレアソング
H4ミミッキュミミッキュ 36.6〜43.5%(48-57)
C1段階上昇 55.0〜64.9(72-85)
H4セグレイブセグレイブ 29.8〜35.1%(57-67)
C1段階上昇 44.0〜52.4%(84-100)
H252モロバレルモロバレル 54.3〜65.2%(120-144)
H252ラウドボーンラウドボーン 14.7~17.5%(31-37)
H4サーフゴーサーフゴー 66.3~78.5%(108-128)
被ダメージ計算
陽気A252セグレイブセグレイブ じしん 43.3〜51.0%(90-106)
テラスタル水後 21.6〜25.5%(45-53)
陽気A252セグレイブセグレイブ きょけんとつげき 38.9〜46.2%(81-96)
陽気A252命の珠ミミッキュミミッキュ シャドークロー 42.3〜52.4%(88-109)
テラスタル後 21.2〜26.4%(44-55)
陽気A252ドラパルトドラパルト ドラゴンアロー 14.4〜17.3%(30-36)
苦手なポケモン
特殊技で攻撃してくるポケモン。特にサザンドラサザンドラ。
特殊アタッカー相手には余程タイプ相性が有利でない限り交代しましょう。タイプ受けが限界です。
炎テラスタル運用の場合はガブリアスガブリアスも天敵です。
また、特性もらいびのソウブレイズソウブレイズには何もできません。「アンコール」でなんとか交代できる隙を伺いましょう
相性の良い味方・構築例
ーサザンドラサザンドラ
水テラス後に通る草、電気技や炎テラス後に通る地面、水技を半減以下でタイプ受けすることができます。ミミッキュミミッキュにはラウドボーンラウドボーンが後出しからでも間に合うのでいい相性補完が取れていると思います。
{サザンドラ}サザンドラ以外のドラゴンタイプのポケモンとも相性がいいです。
ーニンフィアニンフィア
相手のサザンドラサザンドラへの回答として 鋼テラスタルを切らせればラウドボーンラウドボーンで最低限の相手はできるようになるので、相手のテラスタルを誘う動きもできます。
フェアリータイプとも相性がいいです。
最後に
今回紹介させていただきましたラウドボーンは2ウェポン型よりもみれるポケモンが多いと思いますし、有利不利がはっきりしているため使いやすいと思っています。今回の育成論をご覧になって、使ってみたいなどと思っていただければ幸いです。与ダメ計算に関してはあまり必要ないと思ったのと、被ダメ計算は大体等倍以下の物理技ならばそこそこで受けることができるので最低限の指標だけ載せておきました。