コンセプトと役割
今回はレギュレーションEから使用することができるようになった『グライオン』の育成論を書かせて頂きます。
グライオンはポイズンヒールでどくどくやみがわりによって耐久を仕掛ける型が有名です。今回はその意表を突いて剣舞を積んでいく型となっています。
グライオンは最低限の攻撃、耐久、素早さに加え、毒状態による状態異常対策ができるため、積みアタッカーとしての素養を十分に持っていると考えます。
似たような技構成のポケモンとして『ガチグマ』が存在し、ガチグマはゴーストと飛行・浮遊の組み合わせによって火傷ダメージを稼がれてしまうといったことが起こりますが、グライオンはそういった心配はなくむしろ回復していきます。
グライオンミラーに関しても多くのグライオンはお互い打点がないので一方的に積むことができます。
グライオンは環境的に素早さを抜かれることが多いので今回はできれば『ねばねばネット』を撒く想定で考えます。
持ち物
『どくどくだま』で確定です
特性
『ポイズンヒール』で確定です
性格・努力値と調整
いじっぱり H76 A252 D8 S172
H ポイズンヒールの効率を最高にするため8n
A 火力を求めるためぶっぱ
D あまり
S ねばねばネットS1段階下降『パオジアン』抜き
技構成
『つるぎのまい』
コンセプトのため確定。
『からげんき』
ポイズンヒールと組み合わせることで威力140で撃つことができます。
テラスタルすることでさらに火力を上げることができます。
『じしん』
タイプ一致打点です。
選択枠
『でんこうせっか』
積みと相性の良い先制技。
テラスタルすることでさらに火力を上げることができます。
『ダブルウイング』
タイプ一致打点。襷などの相手に。
テラスタル
ノーマル
からげんきと電光石火の火力を上げます。
立ち回り例
耐久型のグライオンと思いこんでいる相手の交換際などに剣舞を積んで殴ります。
与ダメージ計算
A2段階上昇 じしん
H252振り サーフゴー 確定1発
A2段階上昇 からげんき
無振り オーガポン 確定1発
A2段階上昇 ノーマルテラスタル からげんき
H252振り 水ウーラオス 確定1発
H252振り テツノツツミ 確定1発
H252振り Aキュウコン(ゆき状態) 高乱数1発(93.8%)
被ダメージ計算
無補正ハバタクカミ ムーンフォース 確定2発
意地っ張りカイリュー ノーマルテラスタル しんそく 確定3発
苦手なポケモン
『テツノツツミ』 テラスタルを切れない場合S1段階下降していても抜けません
相性の良い味方・構築例
ねばねばネットを使えるポケモン
単純に性能の高い『クワガノン』、凍える風・追い風を持つ『アメモース』やとびつくを覚える『ハハコモリ』など