コンセプトと役割
ハラバリーハラバリーは攻撃を受けて特性「でんきにかえる」を発動させ、電気技の火力を上げてパラボラチャージによってダメージを回復させる型が強力です。
しかし当然ながら、地面タイプのポケモンに対してはこの戦術を使うことはできません。対策はいくつかありますが、「みずびたし」によってタイプを変える戦術はテラスタルによる無効化や上書き、テラバーストは電気タイプの優秀な耐性を消してしまう、自身の覚える水技はみずのはどう、ひやみず、だくりゅうとどれも懸念点が残る上ガブリアス、貯水ドオーなどメジャーな地面タイプには通りが悪いです。
そこで今回、電気タイプの優秀な耐性を残しつつテラバーストよりも火力を出せるウェザーボール(氷)を採用した型をご提案します
コンセプト上、この育成論はユキノオーユキノオーで壁を貼る動きを想定しています。
持ち物
耐久を上げるため「とつげきチョッキ」を採用します。
なまけるを採用する場合「じしゃく」も候補に入ります。
特性
コンセプト上でんきにかえるで確定です。
性格・努力値と調整
性格れいせい(特攻↑素早さ↓)
でんきにかえるを発動してから攻撃しなければいけないので素早さ下降
H68 B252 C188
H・B カイリューカイリューの鉢巻地震を壁込みで確定3発
ガブリアスガブリアスの地震を壁込みで確定3発
C あまり
技構成
確定枠
パラボラチャージ
メインウェポンです。
ウェザーボール
電気技を無効化する地面タイプや、環境に多いドラゴンタイプに対しての打点です
選択
アシッドボム
ハラバリーは能動的に火力を上げられないので耐久の高いポケモンに対して打ちます。また特性てんねん持ちにも効果があります。
ふいうち
素早さが遅いためやられ際に打ちます
ボルトチェンジ
素早さが遅いため後攻で打てます
なまける
交代読みや補助技を読んで打ちます
テラスタル
でんき
パラボラチャージの火力を上げます
与ダメージ計算
VS H252振りガブリアスガブリアス 氷ウェザーボール 確定1発
VS 無振りカイリューカイリュー 氷ウェザーボール 61.4〜73.4
→次の羽休めでもマルチスケイルが復活しない
VS 無振りドラパルトドラパルト 氷ウェザーボール 確定2発(78.5〜93.2%)
→ふいうち(29.4〜35.5%)で落とせる
VS 無振りハバタクカミハバタクカミ 充電パラボラチャージ 確定2発
VS 無振りトドロクツキトドロクツキ 氷ウェザーボール 確定2発
被ダメージ計算
A特化ガブリアスガブリアスに地震を壁なしで確定2発、壁込みで確定3発
A特化鉢巻きカイリューカイリューの地震を壁込みで確定3発
A特化ドラパルトドラパルトのドラゴンアロー確定3発
苦手なポケモン
セグレイブセグレイブを正面から倒すのは無理です
ジバコイルジバコイルはメインウェポンが両半減でアシッドボムも効かないので無理です
相性の良い味方・構築例
前述のとおりユキノオーユキノオー等で雪を降らせつつ壁を貼ります
セグレイブやジバコイルに強い格闘タイプテツノブジンなどを入れておくといいかと思います