まず最初に結論
今回の最適解はミュウである(虫か悪)
サポーターもアタッカーも兼ねる上に特殊バフがかかるので、効率を考えるなら野良マルチでミュウを使わない理由が見つからない
ではなぜテブリムの育成論なのか? 理由として二点
1.ミュウのテラスタイプを変えたくない、そもそもテラピースがない人のため
2.ミュウにはない利点がある
それでは以下より育成論
持ち物
しんかのきせき
特性
いやしのこころ
性格・努力値と調整
ずぶとい(A↓B↑)
252-x-112-x-84-60
実数値H318-B213-D203-S149
- なぜこんな努力値なのか?
Sに関して:麻痺付与することでミュウツーの上を取ることが可能
BDに関して:れいとうビームでなくサイコブレイクを誘発することでこおりによる行動不能事故を防ぐ
星6以上のレイドではいくつかの例外を除き最もダメージの高い技を優先的に使ってくる
ほぼ同じダメージの場合は乱数になるため、若干サイコブレイクの方が高いダメージになり、かつ耐久性に問題のないラインを目指した
これ以上Dを下げると低確率でれいとうビームを打たれるようになる
技構成
- マジカルフレイム
C確定ダウン技
- ほっぺすりすり
確定麻痺技
- ミストフィールド
ミュウツーのバリア破壊時のねむる防止用
ついでに自身含む味方のこおり事故も防げる
- 選択枠
以下より選ぶ
・ひかりのかべ(選択枠)
さらに耐久補助に
デバフ解除時でも残る点が優秀
・いのちのしずく(選択枠)
自身含む味方の体力の支えに
味方が吸血ミュウならあまり必要ないかも
・てだすけ(選択枠)
腐りにくい火力補助
やることなくなった時には使える
テラスタル
必要なし
立ち回り例
初手ほっぺすりすりで麻痺付与
ミュウツーのランクがC-4以下になるまでマジカルフレイム連打(ひかりのかべ入りなら適宜)
倒れそうな味方がいれば応援回復やいのちのしずくを使用して倒れさせない
デバフ解除を確認したらほっぺすりすり→マジカルフレイム連打
バリア破壊前にミストフィールドを展開し、ミュウツーのねむるを防ぐ
(注:ミストフィールド展開中はほっぺすりすりによる麻痺も無効になる)
仕様として、ミュウツーのめいそうはDが上がりきると優先度が下がり、ほとんど打ってこなくなる
なのでD6段階上昇まではマジカルフレイムを撃ち続ける必要があり、一度その状態まで持っていければかなり楽に戦える
アシッドボムを使って特殊で攻めようとするミュウがいるが、かえってめいそうを誘発しアタッカーが動く隙がなくなるので、とにかくCを下げて物理で攻めるのが手っ取り早い突破の糸口になる
被ダメージ計算
開幕初手C+1サイコブレイク→128〜151(40.2〜47.4%)
通常サイコブレイク→85〜101(26.7〜31.7%)
ブリムオンじゃだめなの?
結論から言えば、どちらも違った利点があり、どちらでもよい
テブリムには耐久に影響の少ない範囲で先手を取れること、道具込み素の耐久に優れる利点がある
一方ブリムオンは道具の自由があり、ひかりのかべを延長できるひかりのねんど、こおり事故を防ぐおんみつマント、演出時間が長いものの総合的な回復量に優れるたべのこしなどを持てることが利点である
相性の良い味方・構築例
ミュウと組んでも当然強いが、S48振りで先手を取れるミュウより、オーロンゲやハッサムなど上を取れないポケモンと組んだ時こそ真価が発揮される
麻痺そのものも役に立つが、ミュウにはできない常時麻痺撒きで常に周りが上を取れるようになるのがテブリムの強みである
実際公式おすすめポケモン(オーロンゲ/ブリムオン/サザンドラ/ハッサム)で挑みクリアしたが、中核をなしていたのはブリムオンであった
まとめ
冒頭には結論はミュウと書いたが、サポートに的を絞ればミュウと遜色ない動きやミュウと違った利点のあるポケモンはいくらかいる
今回はその内の一匹であるテブリムを書いた
他にもブラッキーやアローラベトベトンなどがいるが、自分は残念ながらそちらは使ったことがなく、他の使用者に筆を譲りたい
追記:アローラベトベトンの育成論育成論SV/2685が上がりましたのでそちらも必見です
テブリムが前半を安定させる強みなら、アロベトは後半のダメージ加速でひっくり返す動きが強みです