はじめに
こんにちは。kasaiと申します。
6投稿目になります。よろしくお願いします。
始まりましたね新シーズン!新規参入組がこぞって環境入りしてきたため、私も含めまだまだ慣れない人も多いのではないでしょうか。
私はといいますと、まずは王道の型から試そうと、対面構築から組んで潜ってみてる訳ですが…
今更ながら妙にキツイ相手がいまして。
対ウーラオス(いちげき)ウーラオス(れんげき)で有効だからか、再び数を増やしてきているヘイラッシャヘイラッシャです。
高い物理耐久から、ゴツゴツメットで削りつつあくびで流しつつ時にねむねご型やじわれ等、やりたい放題です。
今回はそんな憎きヘイラッシャヘイラッシャを返り討ちにすべく、実は昔からちょいちょい使ってた、【催眠対策兼任】いのちのたま バチンウニバチンウニを紹介します。
- 努力値は、個体値がすべて31であることを前提に設定しています。ケースに応じて調整してください。
コンセプトと役割、立ち回り
- あくびループにはエレキフィールド
元々の着想は、エレキフィールドを考慮すれば普通に火力高いんじゃね?
という点からでした。
まあ結論から言うと火力自体はそこそこです。
火力よりも、出すだけでエレキフィールド展開によってあくびループを切れる事が肝ですね。
交代したり倒されたりしても後続をあくびやキノコのほうし等から守る事ができる点で、やるき等よりも、催眠対策としては上位互換と言えるでしょう。
- 意外な対面性能
後述しますが10万ボルト+ふいうちでそこそこの範囲が落とせます。
H振りヘイラッシャヘイラッシャを一撃で落とせるのは勿論、実はバチンウニバチンウニにH極振りすると等倍ではそう簡単に一撃で落ちない為、ハバタクカミハバタクカミみたいな先制技を持ってない相手なら、対面勝てるんですよね。
結構エラいでしょう。
ただのピンポイントメタではありませんよ。
戦闘面でも案外頑張ってくれます。
持ち物
いのちのたま
今回は珠込みで丁度欲しい火力に手が届き、かつふいうちとの撃ちわけが重要なので、確定で。
特性
エレキメイカー
コンセプトにより確定。
性格・努力値と調整
れいせい
H252 B92 C164
足りないHに極振り。Bは無振りヘイラッシャヘイラッシャのウェーブタックル2耐え調整。C振りの特殊型を選んでるのは、でんきタイプの物理技にロクな技が無いのと、対ヘイラッシャヘイラッシャ意識の為ですね。
ステロ込みでウェーブタックル2耐えしたい場合はHB252で振れば確定耐えです。それでもヘイラッシャヘイラッシャ相手だけ考慮するなら勝てますが、今回は他の相手も考慮してアタッカー調整。
一応両刀なのと、素早さはここまで低いと突き抜けた方が有利なので、性格はC↑S↓のれいせいで。
※追記
H252 C84 S172 C↑D↓
私はこの型は、それぞれのテラスタイプで3体作っているのですが、その内むしテラスの個体をこの努力値振りにしています。
Sを無振りヘイラッシャヘイラッシャ抜き抜きにして、対ヘイラッシャヘイラッシャのみを考慮すればより確実に狩れるようになっています。
一応Cも耐久無振りハバタクカミハバタクカミには打ち勝てるラインを確保してあります。
技構成
10万ボルト(選択)
ハイドロポンプ(選択)
テラバースト(ひこう)(選択)
ふいうち(確定)
メインウェポンは10万ボルト。役割対象のヘイラッシャを充分ワンパンできる火力はあるので、命中重視です。
じめんに対するサブウェポンはハイドロポンプ。こちらはなみのりでは心許ないので火力重視で。
テラバースト(ひこう)はじめん技を躱しながら、でんき みずを半減にするくさタイプへの打点になりますが、エレキフィールドの対催眠効果が無くなってしまうので注意しましょう。
恩恵を得ながら同じ事をするならテラバースト(むし)がいいです。
ちなみにテラスタルを切ることはそんなに多く無いです。一応全タイプに対応できるよう備えてはいますが、バチンウニバチンウニにそこまで多くを求めてはいけません。
一度冷静になって、「テラスタルを切って無理矢理突破するくらいなら交代でいい、エレキフィールドは張れたのだから。」という場面は多くあるので、技に溺れないよう注意しましょう。
テラスタル
候補はいくつかあります。
ひこう
じめん技を躱しつつくさへの打点。エレキフィールドの恩恵を受けられなくなるので注意。
むし
同上。こちらはエレキ効果を失わない。
みず
これは割と有りです。ハイドロポンプの火力を上げながら、耐性も優秀です。
仮想敵によっては、正直みずテラスが一番安定するかなと思ってます。
例えばディンルーディンルーに殴り勝つ為、等ですね。
※追記
こおり
コメントより案頂きました。
より攻撃面に特化したタイプですね。
相手もアタッカーバチンウニバチンウニを想定してないでしょうから、刺さる可能性は高そうですね。
また、この型は対ヘイラッシャヘイラッシャだけでなく、対キノガッサキノガッサで後投げをするという役割もあります。特にキノコのほうしに合わせて後投げできれば爆アドです。
その際に有効なのがひこうテラスで、キノガッサキノガッサからの有効打ががんせきふうじしかありません。(むしはつばめがえしもあり得る)
テラス込みで完全に読まれない限りは仕留める事ができるので覚えておきましょう。
与ダメージ計算
- ダメージ計算はGameWithさんのダメージ計算機SV(https://gamewith.jp/pokemon-sv/article/show/381999)を使用しました。
[10万ボルト]
vs ヘイラッシャヘイラッシャ
(H252+性格補正無し+持ち物効果なし)
291〜346(113.2〜134.6%)確1
[10万ボルト+ふいうち]
vs ハバタクカミハバタクカミ
(HD無振り+性格補正無し+持ち物効果なし)
[10万]82〜97(63 〜74.6%)
[ふいうち]56〜66(43〜50.7%)
[合計]138〜163(106〜125.3%)確1
[ハイドロポンプ]
vs ディンルーディンルー
(H252+性格補正無し+持ち物効果なし)
117〜140(44.6〜53.4%)乱2(33.59%)
対ヘイラッシャ調整をせずにC252振りであれば、
130〜153(49.6〜58.3%)乱2(98.43%)
です。ただしどの道テラスタルしなきゃ打ち勝てません。
被ダメージ計算
vs ヘイラッシャヘイラッシャ
(A無振り+性格補正なし+持ち物効果なし)
64〜76(41.2 〜49%)確2
今回の調整基準。一応物理受けヘイラッシャヘイラッシャを想定して、仮に交代際にウェーブタックルを撃たれても相打ちにできるようにしてます。
Aに振ってる個体が多いようなら、その分Bに振って調整しましょう。仮にC無振りでも、ヘイラッシャ相手であれば反動も込みでワンパン出来るだけの余裕はありますので。
vs ハバタクカミハバタクカミ
(C252+性格補正無し+持ち物効果なし)
ムーンフォース 96〜114(61.9〜73.5%)確2
珠ダメ×2込みで耐え。
vs ウーラオス(いちげき)ウーラオス
(A252+性格補正有り+持ち物効果無し)
すいりゅうれんだ 102〜126(65.8%〜81.2%)確2
珠ダメ1回込みで耐え。
※追記
vs キノガッサキノガッサ
(A252+性格補正無し+持ち物効果無し)
(バチンウニはひこうorむしテラス時)
がんせきふうじ 98〜116(63.2%〜74.8%)確2
マッハパンチ 24〜29(15.4〜18.7%)乱6
合計 122〜145(78.6〜93.5%)確定耐え
なので仮にテラスを読まれてがんせきふうじを撃たれたとしても、乱数で耐えて相打ちにできます。(珠ダメージがあるので)
まあほぼほぼじならし 撃ってくるのでもっと楽に勝てると思いますが。
対戦情報が少し古いかもです。新環境メンバーでは誰を仮想敵に挙げたものか、まだはかりかねてます。
何か載せた方が良さそうな候補があれば是非ご指摘ください。
苦手なポケモン
- 先制持ち
絶対に素早さで上は取れない上に、弱点をつかないと一撃で持っていく火力はありません。
それ故ふいうち込みで初めて勝てる性能になってます。
なので相手が先制技を持っている場合殴り勝つのは難しいでしょう。珠ダメもあるので良くても相打ちです。
- 特殊受け
等倍で突破できる程の火力はありません。
相性の良い味方・構築例
- トリックルーム
トリルが張れるなら話は随分変わってきます。
最速アタッカーと化すため、一気に主力級の働きをしてくれるでしょう。
コンセプトから変わってしまいますが、物理型にしてびりびりちくちく採用まで考えられます。
- ミミズズミミズズ
相性補完が良いのはひこう なんですが、彼らはエレキフィールドの恩恵が得られないので。
その点ミミズズ君との関係は良好です。
じめんをミミズズミミズズで受けつつ、催眠から守る事ができるはずです。久しくミミズズ使ってないので組み合わせてません。机上論です。
それよりも、ヘイラッシャヘイラッシャの事が苦手な物理アタッカーと組み合わせてあげましょう。
私はウーラオス(いちげき)ウーラオスの相方の選択肢として引っ張り出してきました。サンダーサンダーに対する優位性は、あくびで流されない点ですかね。
終わりに
バチンウニバチンウニに関しては、エレキフィールドを軸としたパーティの先発としての運用が印象として強すぎて、アタッカー運用をすると結構意表をつける事があります。
実はH以外は割と優秀な数値をしているので、こんな型も有りではないでしょうか。
ヘイラッシャヘイラッシャ対策としては他にもあるでしょうが、もし対応に困ってる方がいたら、選択肢として入れていただければ幸いです。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。