はじめに
初めましてtopアイバーンotpと申します
7/1よりレギュレーションDが始まり、パルデア地方にたくさんの外来種が入国してきました。
その中でもヒードランゴキブリにお困りではないでしょうか?
今回のサーナイトサーナイトはそんなヒードランを駆除するためだけに作成した育成論です。
初投稿かつ、ほぼ単体にしか役割のない育成論なのでご容赦ください。
また、すでに既出で同様の育成論がありましたら先駆者様にお詫び申し上げます。
改善点などありましたらコメントよろしくお願いします。
前置き
- 個体値は指定がない限りV(31)とします
- 非公式の用語や略称を使用しています
役割・採用理由
まず最初に私が完全に勘違いしていたのですがヒードランが見境なく打つマグマストームのスリップダメージは塩漬けと違って隠密マントで無効化することはできませんでした。
この技を無効化するには特性:もらいびセキタンザンブースターヘルガーetc.しか方法がありません。
しかしながら現実は非常なことに炎タイプしかもらいびを持っておらず、これは自身のメインウェポンである炎技をヒードランにもらいびで吸収され、奴の優秀なサブウェポンであるだいちのちからで返り討ちに合うというありさまでした。
皮肉なことにもらいびもヒードランヒードラン自身が会得しているのです。
今作ではテラスタルで自身の弱点をずらすことが出来ますが、仕留めきれずそのあとヒードランに逃げられてしまっては無駄打ちになってしまう可能性もあります。
また、地面技、地面テラスが有名なポケモンでは後出ししても後退されることがほとんどです。
そのため、くろいまなざし、かげふみゴチルゼルなどの拘束技が有用であると考えこれをもらいびと両立しているポケモンを探しましたが、そんなポケモンは存在しませんでした。
そんな中で目を付けたのがサーナイトサーナイトです。
彼女、彼、性別不詳の特性:トレースならば、奴の特性をコピーしてもらいびで交代際のマグマストームをを吸収することが出来ます。
さらにくろいまなざしを覚えることのできる唯一のポケモンでした。
持ち物(後述)
立ち回りに大きく影響するため後述させていただきます
特性
トレース一択です
もらいびを盗み、マグマストームを無効化します。
性格・努力値と調整
イカサマ対策でA0での計算を行っていますが、ヒードランメタなのでそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
- 調整案
おだやか H252 D236 S20
実数値 H175 A63 B85 C145 D165 S103
S:Sに20努力値を振ると実数値が103となり、ヒードランのS調整であるS4振りカイリュー抜き調整を行った際のヒードランの実数値102を抜くことが出来ます。S4振りカイリュー抜き抜き
また受ける想定であるラスターカノンのダメージがHDぶっぱの際と変わらないためお勧めです。
技構成
- 4つ全部確定です
くろいまなざし
ヒードランを捕獲します
こいつがないと始まりません
ねがいごと
ほぼ唯一の回復技、自己再生があれば完ぺきだった
一応命のしずくも覚えますがさすがに弱いです
PPが多く体力がマックスでも技モーションが出るのでTODにおいて優秀です
めいそう
捕まえた後に積みます
耐久を上げつつ、後述するアシストパワーにつなげます
アシストパワー
めいそう6積み後、最後のターンにヒードランを突破する用途で使います。
HDヒードランヒードランでもめいそう6積みなら確1で落とせます。
テラスタル
- 案1
ひこう
ヒードランのラスターカノンを等倍、だいちのちから無効化、主流である草テラバーストを半減できます
本当はラスターカノンを半減に抑えたいですが、鋼タイプを半減できる『炎、水、電気、鋼』テラスではヒードランのサブウェポンで抜群を取られてしまうため諦めました。
- 案2
水
前述したとおりラスターカノンを半減することが出来ます。
しかしながらヒードランの主流である草テラバーストを抜群でくらってしまうため、環境が回って草テラスが減ったらありかもしれません。
立ち回り例
- ヒードランのマグマストームに後出し、もらいびでマグマストームを吸収
- 飛行テラスを切って、くろいまなざしを打つ、サーナイトサーナイトはフェアリータイプなのでヒードランがラスターカノン打ってきます。(相手依存なのはマイナーの宿命なので許して) これを等倍にするために飛行テラスをきって、くろまなで捕まえましょう。 ここで引かれるときついので交代際に悩んでるふりをするといいかも?
- ねがいごとを打ちます
- めいそうで積みます
- ここからは3,4を繰り返して時間制限まで粘る
- 最後のターンにアシストパワーで倒してTOD勝ちを狙います
この時ヒードランにまもるがあるとターンをずらされる可能性があるので、積んでる間に相手の技構成を確認すること
もし持ってたら少し早めに倒し、相手の裏から物理ポケモンが出てきたら手持ちの裏で受けましょう。数的有利で勝てます。
- 注意点
この立ち回りで2〜4を行っている際にラスターカノンを3発受けます。
素早さが負けている際に3発目のラスターカノンにめいそうが間に合わず、等倍で受ける羽目になるため乱数1.7%でサーナイトが死にます。さらに一発でも急所に食らうと死にます(1敗)
持ち物について
クリアチャーム
立ち回りの際にたくさん受けることになるラスターカノンのDダウンをもらうと崩壊するので採用しています。
隠密マントでもよいですが持ち物被りしそうなのでクリアチャームを採用しています。
- その他持ち物案
食べ残し
乱数1.7%の敗北を防ぐことが出来ます。それでもラスターカノンの10%のほうがきついので食らわない自信があるならいいかも
ターン終了時に時間も稼げます。
オボンのみ
食べ残しと異なり急所負けも防げますがこちらもDダウンの負け筋があります
与ダメージ計算
- めいそう6積みアシストパワー
H252D252ヒードランに対して
123.7~145.4% 確定1発
H252チョッキ持ちヒードランに対して
113.6~133.3% 確定1発
多分ほぼいないH252D252チョッキ持ちヒードランに対して
82.8~97.4% 確定1発
被ダメージ計算
C特化ヒードランのラスターカノン
29.1~34.2% 乱数3発(1.7%)
これからわかる通り
ここまでしてもヒードラン火力UPアイテムを持っていると受けきれません悲しいね
ポケモンホームを確認したところ
こだわりメガネ:2.4%
いのちのたま:0.6%
だったので事故だと思いましょう
有利なポケモン
- ヒードランヒードラン
苦手なポケモン
- 物理ポケモン
- 火力アップアイテム持ちヒードラン
相性の良い味方・構築例
とにかくヒードランヒードランを誘うポケモン
例)サーフゴーモロバレルハバタクカミ
またあくまでもTODで勝利するため受け気味のパーティで構成するとよいです
使用した感じ相手の物理ポケモンに合わせたモロバレルに後出しでヒードランが出てくることが多かったためお勧めです。
追記
ヒードランがちょうはつを採用率がしていた場合この型では相手することが出来ません
しかし、今回の型はTODで嵌めることを想定して作成していますので、
通常通りCSベースのサーナイトのトレースでもらいびを盗んだ後ちょうはつ打ちに居座るヒードランに対して上から地面テラバースト打ってもいいですし、テラスタルの無駄遣いが怖ければくろいまなざしを打ち、逃げられなくしてから地面テラバーストでヒードランの首を取るのもありだと思います。
この型を利用する場合、くろいまなざしで捕まえる際にテラスタルすると相手にばれてテラスタルでヒードランの耐性を変えられる可能性があるため、きあいのタスキやリリバの実で一回技を耐えてからテラスを切るといいと思います。
- 与ダメージ計算
C252ひかえめサーナイト地面テラバースト
H252ヒードランに対して
141.4~169.6% 確定1発
HD252 D補正ヒードランに対して
103.0~123.2% 確定1発
H252チョッキ持ちヒードランに対して
96.9~115.1% 乱数1発(68.7%)
今メジャーのチョッキ持ちに対して確1とることが出来ないため、命の玉アタッカーとして後出しでサイクル戦を行うのもありかと思います。
- 被ダメージ計算-
C252控えめヒードランのラスターカノン
HD無振りサーナイトにリリバの実込みで46.8~56.6%
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございましたorz
マイナーゆえのおもちゃ感が否めませんが決まったときの気持ちよさは他の追随を許さないので使ってみてください