採用理由と役割
相手の攻撃は全部かわす!自分の攻撃は全部当てる!というDPtライバルであるジュンくんの最強戦術を実現する型になります。初見殺しです。
一応壁ターンやトリルターン枯らしとして使用できます。
リオループについて
本論のタイトルにもあるリオループ。リオルも同じ特性と技構成が可能であり、8世代ではダイマックス枯らし一発ネタポケモンとしての採用がなされていました(本当?)。
今作初登場のタギングルもいたずらごころと溜め攻撃技を両立できます。
リオルとの差別化点
互いにメリット・デメリットがある。
メリット
- リオルよりもAが高いため、単純に遂行速度が上がり隙を与えづらい。
- かるわざ型や、同じ悪戯心でも別のサポート型などリオルとは違い考慮すべき別の型が複数存在する。
- ミミッキュで止まらない。リオルとは違いノーマルタイプなのでかげうち無効。ただし、まねっこの仕様上ループは切れる。注意。
デメリット
- リオルよりSが高い。こうこうのしっぽ型なら問題ないが、後述する襷を採用する場合決まらない相手の範囲が増える。
- きしかいせいや先制技を覚えない。別戦術へのシフトや、最低限でもダメージをすぐに与える事ができない。
持ち物
こうこうのしっぽ
相手の素早さやトリックルームなど関係なくループに嵌める事ができる。特にトリル枯らしの役割も持てる点が大きい。
注意点としては、トリックルームは必ず後攻になる技なのであなをほるでの攻撃ターンに合わせられるとループが途切れてしまう事。ただしそのまままねっこを押せば先制トリックルームが出るので、後続に負担をかけることはない。
きあいのタスキ
相手の攻撃を確実に耐え、ループに繋げる事ができる。
リオルほどではないにしろタギングルの耐久は低いので、安定してループに嵌めるために選択。勇敢最遅での採用となるが、それでも準速55族と同速、無振り85族には下を取られてしまう。
特性
コンセプト上いたずらごころ確定。
性格・努力値と調整
- 基本
基本的にAが上がる性格で、タスキなら勇敢最遅。
技構成
確定枠
まねっこ
コンセプト上確定。上から悪戯心まねっこをする。
あなをほる 威力80 命中100
コンセプト上確定。ループのパーツ。
選択枠
みがわり
こうこうのしっぽ採用時に採用する。変化技を読めるターンなどに使用し1ターンの猶予を得るほか、様子見や相手の技をまねっこする時に使用する。
まもる
みがわりと同じく様子見に使う。HPは減らないが、場に身代わりを残せないため1発は食らう必要になる。
すりかえ
こうこうのしっぽ採用時に採用する。退場際などに打つことで後続のサポートになる。
ちょうはつ
ループとの相性が良いわけではないが、先制ちょうはつは強力。
こらえる
相手の攻撃をまねっこしたい時やターン稼ぎに使える。
アンコール
タギングルはゴースト無効のため、ゴーストタイプの技を固定化させられればループ始動の猶予1ターンが生まれる。
テラスタル
あなをほるをタイプ一致で使える地面。もしくは地面技をすかしループ始動の猶予1ターンを作れる飛行テラスタルなどの無効タイプがあるテラスタイプを選択する。
12/18追記
しらたま 氏より1ターン目の地面透かしや、あなをほる中の地震透かしに有用なひこうテラスタルを提案頂きました。地面テラスタルの場合と比べウルガモスなどの確定数は変わってしまいますが、本育成論では素早く敵を仕留めるよりもループに嵌めることを目的とする為、第一候補をひこうテラスタルとさせていただきました。ありがとうございます!
立ち回り例
- 相手の攻撃を素orみがわりで耐える、きあいのタスキで耐える。
- 後攻あなをほる
- 先制まねっこ連打
与ダメージ計算(あなをほる)
H252サーフゴー (44.4 ~ 52.6%) 乱数2発 : 17.18%
被ダメージ計算
意地A特化ミミッキュ じゃれつく
(33.0 ~ 39.6%) 乱数3発 : 99.97%
補正なしA252ドラパルトドラゴンアロー(2回)
(83.5 ~ 99.3%) 確定2発
苦手なポケモン
先制技使い。まねっこが変化技なのでふいうちは受けないが、ループ切りはされてしまう。ふいうちターンに引くか、読みみがわりで対策しよう。
また、ゴツゴツメットを持った物理受けや、てつのトゲのナットレイにも弱い。
また、じしんはあなをほるに対して攻撃できるため、バンギラスイダイナキバカバルドンなどにも注意が必要。
また、いたずらごころは悪タイプに無効なため、悪タイプ全般に変化技が効かない点は注意(あなをほるは出せる)。
相性の良い味方・構築例
基本的に1人で成り立たせる型だが、壁やしっぽきりで「あなをほるをする最初の1ターン」を稼げるポケモンと組み合わせると相性は良い。