ポケモンパーティ構築(ダブル)

世界一可愛いポケモン。

葉緑素の強み

まず悪戯心エルフーンではなく葉緑素エルフーンの強みについてですが上述の通り、
1,S368というとんでもない素早さがあるため味方の最速ブーストハバタクカミハバタクカミだろうが問答無用で抜けます。その上から体力1のがむしゃらが打てます。
2,悪戯心だと悪タイプや先制技封じの特性やフィールドを張られて挑発を対策されるがそれを防げる。
3,とにかく読まれない。

上記3点です。とにかく強いのが1と2。
1については最速ハバタクカミなんてのは基本抜ける輩はいないと考えて全員対戦しますが、このエルフーンなら晴れているだけで抜けます。当然パオジアンやコライドンなんかも抜けるため見えない縛りが成立しやすいです。
2については先制挑発が通じない相手が悠々とトリルを張ろうとする動きを防いで相手のプランを崩壊させることが可能です。

そして今作この葉緑素エルフーンには超強化点があります。それはコライドンコライドンを始めとするパラドックスポケモンの登場です。
剣盾でもこの葉緑素エルフーンを使っていたのですが、伝説環境で晴らせられる禁伝はS90以下のポケモンしかおらず折角の素早さが活きない場面が多かったのです。
しかしながら、エルフーンより速い日照りポケモン、更に一気に素早さインフレが進みこのエルフーンを採用する強みが剣盾以上に出てきました。

型について

葉緑素エルフーンを使う上で一番強い型は何か考え、やはり高い素早さからのがむしゃらだと考え耐久を下げた襷CSエルフーンを使うのは確定（耐久下げは諸説）。
テラスは猫や神速を交わせるゴースト。
技はメイン火力のがむしゃら、安定技ムンフォ追い風、相手のサポートを封じられる挑発で確定。他の技が欲しいなと思うのはほとんどありませんでした。（アンコがたまに欲しいぐらいだがあっても変な読みあいしそう）
とにかく適当に削ってもらって、体力１がむしゃら＋味方のパラドックスでぶん殴るもよし、コライドンのパワーを活かして体力120がむしゃら＋アクセルドライブで倒すもよし。えげつない範囲のポケモンを縛れます。
幾度となく、命がけしてくるコノヨザルコノヨザルをムンフォで削って1体ぐずぐずにもしてきました。

弱い点

ここまで葉緑素エルフーンの強みについて語りましたが当然弱い点もあります。
1番はやはり相手の先制追い風に対して取り巻き次第で即座に追い風が打てない事。
相手のエルフorトルネが追い風→上取れない→隣のミライドンバドレックス(こくば)に殴られるのが普通に辛い。

2番目にトリルや天候が変わると途端に耐久も火力も素早さもないただのお荷物と化す点です。雨が降るとコライドンハバタクカミの上が取れないので上からがむしゃらが出来ません。プレイヤーがポンコツなため幾度となくコライドンの下からがむしゃらするアホエルフが何回も発生しました。

3番目にこれはそもそものエルフーンの問題ですが火力が圧倒的に足りません。
何しろ臆病ムンフォではドラパルトドラパルトがようやく乱1です。
ミライドンミライドンなんて弱点ついても2発で落とせません。
Sの種族値10は落としてCに回してほしい。

そして下の点が一番の問題点です。　多少の欠点はあろうとも強みが沢山あるこのエルフーンが0.4％しかいなかったのかはこれが原因です。

葉緑素エルフーンを使うためには専用構築が必要。
このエルフーン使うために遅いグラードンか単体しか攻撃できない上タイプが弱いコライドン採用しないといけないからね・・・（一般ポケモンのコータスやキュウコンはいくら何でも火力不足）
そして晴れパでエルフーンを使おうとなってもエルフーンは本来サブ的な役割なので自分のようなエルフーンのためにパーティ組むみたいな考え方をしないとこのポケモンはそもそも採用されないのである・・・
しかしながら、採用するだけの価値はあるポケモンだとは感じている。
まあばれたが最後、エルフーンに猫打たれてパーティ崩壊だけども。

晴らせて上が取れる禁伝と葉緑素エルフーンの相棒にピッタリ。
エルフの120がむしゃら＋等倍アクセルドライブでB100のポケモン(ミライドンミライドン)までは安定して（B100で87.5％）落とせます。
正直こいつ自体はなんか晴らせていい感じに削れるポケモンぐらいの扱いであまり強いとは感じられなかった。

型について

努力値はASぶっぱ。テラスはフレドラの火力が伸ばせて耐性も噛み合ってる無難な炎。（一時期黒バドバドレックス(こくば)憎しでノマテラにしてたが何一つ活きなかった。）
持ち物は最初クリアチャームだったがあまり恩恵を感じなかった（相手のガオガエンが威嚇込みでもH振りだけなら落とせるため）上猫騙しを打たれる場面が多かったので隠密マントに。
隠密マントは2.9％しかいないがとにかくこいつに猫騙しが打たれるため発動機会はとにかく多かった。
猫騙しを打たれたら相手のポケモンがそのターン1匹いないも同然みたいにできたのが強かった。

雨に強いこだいかっせいアタッカーという事で入ってきた。
使用率下位の特性や持ち物ばかりのこのPTにおいて唯一無難な技、持ち物、テラスタイプ。

型について

最初はCSで使ってたがこいつの素早さこんなに速くする必要ないなと耐久降りにしてみた。
耐久降りにした瞬間火力足りなくて負けた試合があった。
なおかつ耐久が活きた記憶がなかった。
まあ最初以外火力が足りないと思った部分はないため耐久降りが活きる場面も出るかも。
調整はHは10n-1(実数値179)　Sは最速100属抜き　CはSが上がるぎりぎりまで伸ばした。
あとは特殊で耐えてほしい場面が多かったのでBは4だけであとはCに振った。
高速アタッカー3体の中で唯一晴れてなくてもエルフーンの下から攻撃できるため、対テラパゴスとかで活きる時がある。

持ち物は火力を伸ばせる命の珠（水ラオスウーラオス(れんげき)を一撃で倒すため）。
テラスタルは放射の火力が伸ばせて耐性も噛み合ってる炎。
技はハイドロスチーム、放射、守るは確定。
りゅうせいぐんは外すためりゅうのはどうも考えたが水ラオス倒せるのがでかかったり瞬間火力が欲しい場面はあるので結局最後までりゅうせいぐんだった。

晴れパ使うとなって無難に入ってきたポケモン。早くて全体攻撃もできるため、一度もパーティから消えなかった。

型について

S最速は確定。
このポケモンの耐久を活かしたかったのと火力はエルフーンがある程度補助してくれるので、少しC削ってBに回した。
持ち物は耐久が下がらず火力が上がる妖精の羽。
上述の通り一切生きた記憶がないので普通にCS振りでいいかもしれない。
テラスタルは黒バドバドレックス(こくば)のアスビを空かせるノーマル。
技についてはムンフォ、マジシャは確定。
誤魔化しが少ないパーティなので守るもほぼ確定。
甘えるについてはどうせ黒バドがテラスを切ってくるためシャドボ入れてもなあという事で非常に重い寿司に少しでも抗えないかと入れた。一度も活きなかった。
なんだったら最終戦で通常黒バドにシャドボ打ちたかったのでシャドボが無難。

影の功労者。
幾度となく白バドバドレックス(はくば)軸に対してこいつで勝利をもぎ取った。
トリックルームが重くなおかつ相手の天候軸に対してコライドンのみでは天候不利を受けたまま対戦するのは嫌だったので入ってきた。

型について

まずトリックルームに対して対策するといってもテラスがある以上噴火で倒すと言った安直な考えでは無理だと思った。
そのため、剣盾で使ってたダイマ枯らし欠伸コータスのような使い方で行くことにした。
トリルさえ枯らしてくれれば裏のポケモンで暴れればよいと考えたため、無理にトリルターン中に倒さず、トリルが切れるまで待つという考えを持つことにした。
ある程度耐えるためにHD降り余りはあまりにも火力が足りなかったため少しでも伸ばすためCに。
余談だが性格は本来のんきで考えていて（数値的にそっちの方が伸びる）対戦中ものんきだと思って対戦してたが、構築記事を書くために改めてみると性格がなまいきだった（）　まあDも色々耐えてもらう必要があったため、どっちでもよかったと思う。
技は安定技の熱風、採用理由の欠伸、残飯稼ぎ＋欠伸待ちができる守るは確定。
後は大地やソラビ等選択だが、ペリッパーを体力1の際に倒すことが出来て、変に積まれた際に防げるクリアスモッグを採用した。正直この枠は何でもいい気がする。
テラスタルは白バドの十万馬力を一度空かせる飛行。白バドに対しては一度も切らなかったが地面テラスのソルガレオに対しては一度切った。

偉かったポイント

とにかくこいつの偉い所はトリルをけん制してくれる上にトリルが無くても仕事ができる点。トリルの無い残飯コータスは基本相手が舐め腐ってくれるので隣を守らせて欠伸を打つという動きがとにかく強かった。
更にコライドンを使う上で厄介なのがペリッパーペリッパーであるが今のペリッパーは攻撃技がウェザボと暴風であるため、コータスどころか他に対しても仕事がしづらくなるという点がとてつもなくでかかった。
ザシアンやザマゼンタといったポケモンに対しても仕事はできる。

対黒バドバドレックス(こくば)用。
この枠はドドゲザンやイーユイも試してみたが、ドドゲザンは話にならず、イーユイもスカーフだと動かしづらくこいつに落ち着いた。

型について

Sは無振り60属抜き。あとはHに振り切って残りA。
技についてはバドレックス(こくば)を縛るためのふいうち、最強クラスの技キノコの胞子、守るは確定。
タネマシンガンと種爆弾は選択。
テラスタイプは耐性優秀な水。
持ち物についてだが、本来はお盆を持たせたいのがあの糞馬の前ではお盆が食べられないためガオガエンの威嚇に対して弱くならないクリアチャームを採用した。
まあまあガオガエンに回される場面はあったため、結構活きていたとは思う。