ポケモンパーティ構築(シングル)

SVの「プレイングでカバー」が基本となるテクニカルな環境についていけず、ずっとうだつが上がらないシーズンが続いていたが、ようやく勝てる構築を見いだせたので投稿しておく。

【構築の経緯】
プレイングスキルがない上に私生活上それを磨くために対戦を重ねられるような時間も作れない。
よって、ある程度同じパターンで勝てる再現性の高い構築が欲しかった。
そのためには、圧倒的な火力でサイクルの読みを拒否する必要があると考えた。

そのためにバトンや積みなど様々な構築を試したが、テラスによる受け、特性「てんねん」のメジャー化などから全く安定しなかった。
そこで剣盾ではトリルカイオーガの圧倒的な火力でタイプ相性を無視した受けを許さない試合をしていたことを思い出し、同様に圧倒的な火力で受けを許さないアカツキガチグマでトリル構築を使うことにした。

トリル役はクレセリアがメジャーだったが、環境に強力な先制技がはびこっておりトリル後にも返されやすいことが多かったため、先制技を拒否してなおかつ読まれにくいイエッサンを採用した。

試合運びは初手ガチグマで１体落とす→クッション→イエッサンのトリル願い→ガチグマとなる。
イエッサンを安全に着地させられる低速交代技を持ったポケモンが必要だった。

初手ガチグマは相手の初手イーユイ、ラティオス、ウーラオスに落とされてしまう。
そこで、それら全てに見た目有利が取れて、「ほろびのうた」による詰め•積みの拒否•対面操作を行えるアシレーヌを採用した。

ここまでで重いポケモンとして、ブリジュラスがいた。初手ブリジュラスにステロを撒かれてイエッサンが機能停止することでただの低速パになったり、単純にガチグマが初手対面勝てなかったりして負けるパターンが多かった。
そこで、S14上位者にランドロスの「とんぼがえり」→眼鏡ハバタクカミでブリジュラスを対策していた人がいたので、裏選出として眼鏡ハバタクカミ+スカーフランドロスの火力押し付けサイクルを採用した。

しかし、実際使ってみるとテラスしたスカーフ水ウーラオスに打点がなく押し負けること、ハッサムを受けられるポケモンがおらず動かしづらい場面が多かったため、ランドロスの枠を耐性がほぼ同じで水•鋼に有利な霊獣ボルトロスに変更して採用した。

最後にアシレーヌで受けられない初手眼鏡ハバタクカミ、アカツキガチグマへのクッション、ポリゴン２に有利を取れる枠としてチョッキハッサムを採用して構築が完成した。

基本選出
ガチグマ+イエッサン+アシレーヌorハッサム
大体これ。
テラスしてブラッドムーンおしてるだけで勝てる。
受けループも純正なら挑発ブラッドムーンで崩して滅びで終わり。
ディンルーにもこれ。ガチグマの挑発で崩せる。

ボルトロス+ハバタクカミ+アシレーヌorハッサム
主にブリジュラス、ママンボウ、アーマーガアに出す
キュウコンにもこれ。カミのテラスでキュウコンを落としてアシレーヌで積みエースを壊しておしまい。

重いポケモン
ママンボウ
ミラコでエースが落とされて終了。

キラフロル
どくびしを拒否できないため無理。