ポケモンパーティ構築(ダブル)

【SV S13ダブル】ふれるとキケン(最終502位)

2024/01/04 18:59 / 更新:2024/01/30 00:22

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投稿者:サンカク(@poke_x_triangle)

ポケモンSV / ダブル / シーズン13 / 最終502位

はじめに

サンカクと申します。
普段は報酬目的でマスターボール級まで上げて、数戦してから終了ということが多いですが、今シーズンは年末年始休暇で対戦回数をこなすことができたため、構築記事を記載いたします。
ポケモン対戦はSVから始めた新参者ですので、至らない点が多々あると思いますが、本記事を参考にしていただければ幸いです。

  • 本構築記事では、HABCDS等非公式の略称、用語を使用しています。
  • ダメージ計算はポケソル様(ダメージ計算ツールSV byポケソル)を使用しました。

コンセプト

  • 所謂スタンパ寄りの構築を使用することで、選出や立ち回りの勉強をする。
  • 使用率ランキング上位ではないポケモンを1体は採用する。
  • 不利構築や敗色濃厚な試合を切り返せる手段を用意する(ワンチャンを狙える)。
  • 立ち回りが制限されるため、(特に物理ポケモンには)テラバーストを採用しない。

採用理由

1. テツノカイナテツノカイナテツノカイナ
ガオガエンガオガエンの解禁後は、同じじめんタイプ弱点のねこだまし枠であるテツノカイナテツノカイナを採用しづらくなるため、レギュレーションEのうちに使っておきたいと考えた。そのため、現環境における最強ポケモンの一角であるテツノカイナテツノカイナを採用。

2. ハバタクカミハバタクカミハバタクカミ
同じく現環境における最強ポケモンの一角で、テツノカイナテツノカイナとの並びの相性も良く、テラスタルを使用しなくても高い性能があるハバタクカミハバタクカミを採用。

3. サンダーサンダーサンダー
使用率ランキング上位のトルネロス(化身)トルネロス(化身)ゴリランダーゴリランダーウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)に強い、S操作が行える飛行枠としてサンダーサンダーを採用。おいかぜ始動役として多く採用されているトルネロス(化身)トルネロス(化身)よりも対面性能が高い点も魅力。

4. ヒードランヒードランヒードラン
優秀なタイプ耐性/特性/種族値を兼ね備えており、ほのおタイプタイプでサイクル性能の高いポケモンであるヒードランヒードランを採用。スタンパに入るほのおタイプタイプのポケモンとしてイーユイイーユイがいるが、不利対面をとった際の交代先とすることができないため、今回は採用しなかった。

ここまでの4体で、特性いかくのポケモンを採用していない点、最低限見た目だけでもきのこのほうしの一貫や、みずタイプ技の一貫を切りたかったため、以下の2体を採用した。

5. ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)

6. オーガポン(いど)オーガポン(いど)オーガポン(いど)

※特定のギミックやコンボを採用していないため、高種族値のポケモンを採用することとなった(パーティ種族値合計:3470)。

ヒードランヒードランヒードランの特性について

シングルバトルだとヒードランヒードランに対して接触技をむやみに選択するプレイヤーは少ないが、ダブルバトルでは接触技を迷うことなく選択される。
そのため、相手視点安定択である『ねこだまし』や『グラススライダー』、『とんぼがえり』を咎めることができる『ほのおのからだ』を採用。
(S9以外は『ほのおのからだ』の採用率は1%未満であるため、再戦による特性バレ以外では警戒しないのは自然なことではある。⇒S13での採用率は1.3%であった。)

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使用ポケモン

▼調整意図
H: 16n-1調整。
A: 性格補正の効率が良くなるように11n調整。
B: 総合耐久が高くなるように努力値を配分。
D: 総合耐久が高くなるように努力値を配分。
S: 気持ちだけミラー意識で努力値36振り。

▼もちもの
低い特殊耐久を補うために『とつげきチョッキ』を採用。

▼テラスタイプ
弱点であるフェアリータイプじめんタイプエスパータイプを等倍で受けることができ、耐性が優れているみずタイプテラスタルを採用。

▼技構成

ドレインパンチかくとうタイプ
とつげきチョッキ』で上げた耐久を活かすために、『インファイト』ではなく『ドレインパンチ』を採用。
かみなりパンチでんきタイプ
とつげきチョッキ』で上げた耐久を無駄にしないため、『ワイルドボルト』ではなく『かみなりパンチ』を採用。
ヘビーボンバーはがねタイプ
ハバタクカミハバタクカミニンフィアニンフィア対策で採用(HB特化ハバタクカミハバタクカミ/H振りニンフィアニンフィア:確定1発)。
ねこだましノーマルタイプ
ダブル最強技!

▼調整意図
HB: 陽気パオジアンパオジアンの『つららおとし』を確定耐え。
HD: C特化ハバタクカミハバタクカミの『シャドーボール』を15/16で耐える。
C : 余り。
S : 最速120族(オオニューラオオニューラ)抜き。

▼もちもの
火力が欲しいポケモンであるため、こだわりメガネを採用。

▼テラスタイプ
瞬間火力を必要とする場合があるため、フェアリータイプテラスタルを採用。

▼技構成

ムーンフォースフェアリータイプ
特定のポケモンに負荷をかけたい場合に選択。
シャドーボールゴーストタイプ
特定のポケモンに負荷をかけたい場合に選択。
マジカルシャインフェアリータイプ
全体攻撃技。基本的にはこの技を選択することが多い。
パワージェムいわタイプ
ウインディ(ヒスイ)ウインディ(ヒスイ)オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)などのほのおタイプタイプを意識して採用。

▼調整意図
H: 耐久性能を向上させるため特化。
B: 性格補正の効率が良くなるように11n調整。
C: 4振り。
D: 余り。
S: 4振り。

▼参考ダメージ
HB: A特化パオジアンパオジアンの『つららおとし』を13/16で耐える。
HD: 臆病ハバタクカミハバタクカミ@こだわりメガネのテラス『ムーンフォース』を13/16で耐える。

▼もちもの
攻撃を集中で受けても、場に居座ることができる様に『オボンのみ』を採用。
つららおとし』や『いわなだれ』に怯まされまくったため、『おんみつマント』も選択肢の一つ。

▼テラスタイプ
こおりタイプみずタイプほのおタイプに耐性があるみずタイプテラスタルを採用。

▼技構成

10まんボルトでんきタイプ
でんきタイプ技の選択肢として『ほうでん』があるが、耐久無振りウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)を確定1発で倒せなくなる点や、味方のポケモンを巻き込んでしまい技選択がかなり窮屈になってしまう点を考慮して、『10まんボルト』を採用。
ぼうふうひこうタイプ
碌な特殊のひこうタイプ技がないため消去法で採用。3連続外しは当たり前で、なるべく頼りたくない技。。。エアスラッシュを下さい。 <(_ _)>
おいかぜひこうタイプ
S操作技。トルネロス(化身)トルネロス(化身)とは異なり、『いたずらごころ』による優先度+1でおいかぜすることはできないため、体力管理やターン管理がより重要ではあった。但し、『おいかぜ』することが至上命題ではないため、試合によっては使用しないことも多々あった。
はねやすめひこうタイプ
高速回復技。せいでんきチャンスを増やすことができる。サンダーを永遠に倒せないポケモンが複数体選出されることもあるため、サンダーサンダーを大事にして残して詰ませルートとしても使用。

▼調整意図
H: 余り。
B: 4振り。
C: 性格補正の効率が良くなるように11n調整。
D: 4振り。
S: 『おいかぜ』状態で最速135族(パオジアンパオジアンハバタクカミハバタクカミ)抜き。

▼もちもの
まもる』と併せて場もちを良くするために、『たべのこし』を採用。

▼とくせい
・『ほのおのからだ』は採用率の低さに対して、強力な特性である。
・『もらいび』の圧力でほのおタイプ技が選択されにくく、特性が発動する機会が少ない。
・『ほのおのからだ』の方が発動した際のメリットの方が大きい。
⇒『ほのおのからだ』を採用。

▼テラスタイプ
くさタイプだとテラスタル使用後に、こおりタイプ技の一貫が厳しすぎるため、フェアリータイプテラスタルを採用。

▼技構成

ねっぷうほのおタイプ
メインウェポンその1。
ラスターカノンはがねタイプ
メインウェポンその2。
だいちのちからじめんタイプ
でんきタイプタイプやヒードランヒードランミラー意識での採用。
まもるノーマルタイプ
たべのこし』と併せての体力管理、相手の『トリックルーム』展開のターン管理に使用。

▼調整意図
A: 極振り。
S: 準速ランドロス(化身)ランドロス(化身)抜き(11n調整)※。
HBD: 余り。
※他に抜きたいポケモンがいないため最速調整はしていません。

▼もちもの
こだわりスカーフ』持ちが環境に非常に多いため(※1)、『こだわりスカーフ』の強みである意表を突くことができない。また、構築単位で天候やフィールド、トリックルーム、壁展開への対策が弱いため、拘りアイテム以外を採用したかった。
耐久に努力値を多く割いていないが、物理の接触技を使うポケモンが多い環境であるため、『ゴツゴツメット』を採用。
※1)レギュレーションEでは拘りアイテムの採用率が3/4以上を占めている。

▼テラスタイプ
みずタイプこおりタイプへの耐性があるみずタイプを採用。

▼技構成

じだんだじめんタイプ
メインウエポン。
いわなだれいわタイプ
じめんタイプ耐性があるポケモンへの打点。
ちょうはつあくタイプ
搦め手対策。
まもるノーマルタイプ
まもる枠。

▼調整意図
H: 耐久性能を向上させるため特化。
A: 性格補正の効率が良くなるように11n調整(最低限の火力は欲しいため)。
B: 余り。
D: 余り。
S: 準速サーフゴーサーフゴー+2

▼技構成

ツタこんぼうみずタイプ
メインウェポン。非接触技なのが地味に偉い。
ウッドホーンくさタイプ
メインウェポン。相手に与えたダメージの半分だけ自分のHPが回復。草技の選択肢として『ウッドハンマー』や『パワーウィップ』などがあるが、反動ダメージや命中不安などのデメリットがないため採用。
このゆびとまれノーマルタイプ
味方ポケモンをかばう際に使用。特に『きのこのほうし』と『すいりゅうれんだ』に対して非常に有効(そもそも相手側が選択してこないことが殆どではある)。
ニードルガードくさタイプ
まもる枠。

戦術と解説

戦績

  • 勝敗:31勝10敗(レート:1770)
  • 順位:502位/423,872名中(マスターボール級:25,440名)

投稿日時 : 2024/01/04 18:59

最終更新日時 : 2024/01/30 00:22

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