ポケモンパーティ構築(シングル)

S2・S3シングルマスボ級 洋食パーティでパーティしてみました

2023/02/03 17:36 / 更新:2023/02/18 23:46

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投稿者:しっぷうのドーナツ(@T_D_Hat)

ポケモンSV / シングル / シーズン2

レンタルチーム有

 お世話になっております。
 先日、音楽パーティ(パーティ構築/3897)を投稿させていただいて以来の2度目の投稿になります。
 SVから対戦を始めたまだまだ発展途上のヒヨッコですが、何卒ご容赦ください。

 シーズン2では、洋食モチーフでパーティを考案してみました。

 折角400種類もポケモンが用意されているので、愛着のあるパーティや高スペックポケモンばかりなパーティだけに頼りきりにならず、何かにかこつけていろんなポケモンに触れて経験を積みつつ楽しんでみようとしています。

(もちろん勝つためには高スペックポケモンの研究も必要なことは承知していますので、それも別途記事拝読やレンタルパーティ、カジュアルバトルなどで行っております。いわゆる「舐めプ」の意図はありません。ただ、それよりはやはり自分自身で新しいことを試みながら楽しく遊べることを優先したい心持ちではあります。)

 前回のパーティの自己反省を活かし、「積み」の概念を取り入れてみたものとなっています。反省の甲斐あってか少し成績も上がり、4桁順位をうろうろできる程度にはなれました!

 こちらのパーティ、ID「8W2T34」にて公開させていただいております。

 拙文恐れ入りますが、ご助言などいただけましたら幸いです。
 何卒よろしくお願いいたします。

(前投稿にいただけたコメントを拝読したタイミングより昔に作ったパーティとなりますので、そちらでのご助言内容が反映されておらず、至らぬ点が散見されるかもしれません、誠に失礼いたします)

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使用ポケモン

 からをやぶるからのバトンタッチができそうであればそれを行って他のポケモンのすばやさや決定力を確保することを主目的としつつ、相手との相性によってはいきなり殴り合うことも辞さないといった立ち位置のポケモンです。

努力値調整意図は下記の通りです。

  • HP・防御

 主目的達成のためにはできるだけ多くの相手に対して繰り出せた方が良いので、防御特防ともにバランスよくできるだけ高く

  • 素早

 耐久に振ったとはいえ2発以上の攻撃を耐えられる自信はないので、からをやぶるを行ったときにドラパルトドラパルトを、そしてそれを上回る速さに調整されたこだわりスカーフ持ちをさらに上回れるように(なおマルマインマルマインの攻撃ならば2発耐えられる)

技とテラスの設定意図は下記の通りです。

  • シャドーボール

 メインウェポン

  • テラバースト

 ゴースト技が通らない者への攻撃手段として
 また、テラスタルせずに使うことでイッカネズミイッカネズミを倒す手段として
 アシストパワーではない理由としては、あくタイプに対抗しづらくなることと、火力確保のために必ず1ターン積む時間が必要になるのがつらいため
 テラスタイプは、無理矢理にでもからをやぶりたいときに弱点を逸らす意図が主だが、あくタイプにしてしまうと攻撃範囲がシャドーボールともろ被りしてしまうため、バランスをとってフェアリータイプに(場合によっては面倒なドラゴンタイプをその低くない火力でさっさとぶっ飛ばします)

  • からをやぶる・バトンタッチ

 上記主目的の通り

 前回の課題だった、パーティ全体の高火力技不足を何とかしてくれるかもしれないポジションです。特に相手に非「てんねん」の耐久型っぽい者がいたら選出を意識します。

 基本的には特殊アタッカーです。
 そこそこ高い耐久でじゃくてんほけんを発動させて相手に高威力のカウンターパンチを決める、もしくはりんごさんで相手の特防を下げていきながらじこさいせいで粘り勝つスタイルです。
 特に前者、はがねテラスタルすることでほのお技を誘い、特性のあついしぼうと併せてローリスクでの発動を狙えます。

努力値調整意図は下記の通りです。

  • 特攻

 特殊アタッカーとして最低限これくらいほしいというライン
 マルチスケイル持ちカイリューカイリューと特防強化されたヌメルゴンヌメルゴン以外のドラゴンは確実に1〜2発以内(じゃくてんほけんが効いていれば1発)
 くさ弱点の者、たとえばヘイラッシャヘイラッシャはりんごさん2発
こちらからの攻撃が等倍の者、たとえばノココッチノココッチブラッキーブラッキークラスの耐久ならばりんごさん2発+りゅうのはどう1発、といったところ

  • 耐久関連

 いわゆるHP16n-1を確保しつつ、じゃくてんほけんを発動させるために現実的な値を防御特防バランスよく
 エクスレッグエクスレッグゲンガーゲンガーモスノウモスノウ{ぺリッパー}その他諸々中堅あたりからの弱点攻撃なら耐えられるといったところ

技とテラスの設定意図は下記の通りです。

  • りんごさん

 メインウェポン
 特防ダウン効果と自身の耐久力・回復力のお陰で、多少の高耐久ポケモンなら粘り勝つことが可能

  • りゅうのはどう

 メインウェポン
 くさが効きづらい相手をお手軽に攻撃したいときや、少しでも威力の高い技をぶつけたいとき

  • テラバースト

 こおり・フェアリータイプを返り討つため、そして特性「そうしょく」マリルリマリルリへの唯一の攻撃手段

  • じこさいせい

 じゃくてんほけん効果の引き延ばしや、りんごさんでの耐久ポケモンとの粘り合戦などと併せて

 先制技や素早さ関係をうまくケアできれば、かなり長期的に居座っての活躍ができます。

 テラバーストの枠は、もしもたくわえるを覚えてくれるのならばそれを入れたかったところでしたが…素早さが低いうえ努力値に余裕もなく、物理と特殊どちらかしかケアできないのがちょっとモヤモヤしたので、それならば少しでも幅広い攻撃手段を持とうということでこのようになりました。せめてリフレクターやひかりのかべを持たせた方がよかった…?

 特性やすばやさ調整で小回りが効くポケモンです。ドラゴンに加えてほのお技も無効で、それどころか防御力アップに繋がるので、味方のオリーヴァオリーヴァやテラス済タルップルタルップルで、またバウッツェルバウッツェル自身のはがねテラスタルでほのお技を誘ったりします。(そもそも割とこの特性自体が知られていない模様…? 思いがけず得をする場面もまあまあ多かったです)

努力値の調整意図は下記の通りです。

  • 素早

 じだんだが効果ばつぐんな準速ストリンダー(ハイ)ストリンダー(ハイ)グレンアルマグレンアルマ、ボディプレスやじゃれつくが効果ばつぐんな最速バンギラスバンギラスブラッキーブラッキー辺りより速く
 また、くさわけ1回で最速マスカーニャマスカーニャ辺りより速く

  • 攻撃

 さすがにこれくらいはないと厳しい…せめて性格補正の恩恵を受けられる程度に

  • HP

 とつげきチョッキでいわゆる両受けを目指しつつ、防御特防それぞれの値と概ね釣り合うように

技とテラスの設定意図は下記の通りです。

  • じゃれつく

 メインウェポン

  • ボディプレス

 特性で防御力がうまく上がった場合はこちらもメインに

  • じだんだ

 じゃれつくが通らない相手、特にどくタイプの弱点を突くため

  • くさわけ

 多くの相手に先手をとれるように

 正直火力など色々心許ないのですが、タイプと特性のお陰でかなり自由に動き回ることができ、前述の通り他の仲間と協力できればかなり活躍できます。

 少し準備が必要になりますが、耐久と火力を両立できるポケモンです。
 特に物理主体の相手に強く、相手の先攻初撃を1度耐えることさえできれば、ちからをすいとる→にほんばれ→特性しゅうかくでとんでもない生存能力を獲得します。
 にほんばれ状態では毎ターンしゅうかく可能なので、耐久型相手にも強かったりします。
 体力が1/4以下になったときにオボンのみを食べても体力が1/2以上にはならないので、そのときにしゅうかくを発動させればなんとさらに1/4回復、実質フルオート自己再生できます。

努力値調整意図は下記の通りです。

  • HP・防御

 まず物理初撃を耐えられる範囲を広めにとる(等倍技でさえあれば基本的にどんなに強い技でも1/8は体力を残せる程度)
 ※また、耐えるかどうかと別問題の話で、ダメージ計算の仕組み的には、相手の使った技威力値の44%程度(ばつぐんなら88%程度)の防御力があればちからをすいとるで全部取り戻すことができるはず?なので、少なくとも防御は120はほしいところ

  • 特攻

 タルップルタルップル同様アタッカーとして機能する値にする
 特防の値と相談なので、明確にこの相手を何発でというのはあまり定めていないが、準備過程で相手が先にちょっと削れている状況も多く、半減などされない限りは2発当てればまず大丈夫、といった感触(曖昧ですみません…)
 ただ、今回の場合タルップルタルップルと同じ値ではあるので、同時選出していればダメージを事前に推し量ることは一応可能

  • 特防

 相手の特攻を下げる手段はないので防御より手厚めに

技とテラスの設定意図は下記の通りです。

  • ソーラービーム

 メインウェポン ただしにほんばれ前提
 もしもほのおテラスタルすると、「ほのおタイプのポケモンが、自身の弱点となるタイプに対して効果ばつぐんをとれるくさ技を持っている」という構図になるのはなかなか嬉しいところ

  • ウェザーボール

 晴れていなくてもノーマル一致技として緊急で使えないことはないけれど、やはりにほんばれ前提
 ただ、相手が天気をすなあらしにしてくれたときに使うといわ技となるため、くさ技との補完がかなり優秀になる(その場合メインウェポンは当然エナジーボールの方が良いけれど、このパーティでは晴れの方が全体的に都合が良いので現状維持としている)
(実際、相手のカバルドンカバルドンの残滓のすなあらしのおかげでカイリューカイリューに勝てたことなどもありました)

  • ちからをすいとる・にほんばれ

 上記の通り、土台作りとして

 相手に「てんねん」の耐久型っぽい者がいたら選出を意識します。
 もっとも避けたいのは、ソーラービームを選んだターンに自分より素早い相手にあまごいなどをされてしまうことです。威力半減なうえに自身が操作不能という最悪な状況が訪れるので気を付けなければなりません。

 特性と持ち物で高火力を押し付けられ、技範囲も広い特殊アタッカーです。特にドラゴンを駆逐することに秀でています。

努力値調整意図は下記の通りです。

  • 耐久関連

 最初は素早さと特攻に上限まで振りわけていたが、いのちのたまダメージを踏またときにカイリューカイリューサザンドラサザンドラなどなど強い敵アタッカーたちに一撃で落とされる可能性がそこそこあるラインだったのが気になり、少しだけ安心できる値に

  • 素早

 上限ギリギリ
 ポットデスポットデスと同様に、からをやぶるからバトンタッチを受けたときに素早く動ける値
 素の速さもできればカイリューカイリューを抜きたいので、サーフゴーサーフゴードドゲザンドドゲザンを意識して素早さ調整されたカイリューカイリューをせめて上回れていればラッキーといったところ

  • 特攻

 こちらも上限ギリギリ
 バフ無しのこおりテラスタルでマルチスケイルカイリューカイリューなどを直接落とせたり、はどうだんでセグレイブセグレイブなどを落とせたりする希望があるライン

技とテラスの設定意図は下記の通りです。

  • みずのはどう・あくのはどう・はどうだん

 特性のおかげですべてほぼ同威力で撃てるメインウェポンたち

  • れいとうビーム

 ドラゴンやひこうタイプを高威力で確実に仕留めていきたいため

 先述の通り耐久が心許ない一方で、貴重な純高火力アタッカーであり、またパルシェンパルシェンなどに対応できる貴重なみずタイプ枠でもあるので、出しどころは慎重に考えていかなければです。

 パブリックイメージとは逆に、先攻をとって怯み技をお見舞いしていく物理アタッカーです。
 状態異常に強いのはもちろん、対戦では意外と攻撃を下げてくる相手が少ないので(おにびの存在が大きい?)、軌道に乗ればなかなか活躍してくれます。
 一方でやはりいわタイプの弱点の多さがかなりネックなので、耐久の数値は満足感があるといえど(そもそもちょっとやそっと上げたところでどうにもならないですが)、きあいのタスキを一応持たせています…何らかの原因で持ち物がバレたときにちょっと困ります。ただ、キョジオーンキョジオーンに押し付けられがちなこだわりスカーフがトリックで回ってくると逆にちょっとチャンスになったりもします。

努力値調整意図は下記の通りです。

  • 素早

 種族値70弱辺りのポケモンは努力値振りを半分諦めている印象も結構あるので、そこら辺を抜けるように
 また、ロックカットもしくはポットデスポットデスからバトンタッチをした際には最速マスカーニャマスカーニャにはギリギリ及ばないが最速モトトカゲモトトカゲと同じ速さになれる上、こだわりスカーフを持ったバンギラスバンギラスよりも速くなれる

  • 攻撃

 できるだけ高く

技とテラスの設定意図は下記の通りです。

  • いわなだれ

 メインウェポン
 怯み効果付き

  • しねんのずつき

 サブウェポン
 状況次第でテラスタルで弱点を逸らしつつ、意外な角度から技を打ち込む
 しかも怯み効果付き

  • アイアンヘッド

 タルップルタルップル不在のときにフェアリータイプを駆逐する(しかもタルップルタルップルとは違い物理技で)
 なんと怯み効果付き

  • ロックカット

 使わなくても致命的にはならないが、隙をみて使っておくとかなりお得
 怯み効果はない

※余談も余談ですが、「しおづけ」は実際に自分自身が受けたくないポケモンの技堂々の第1位です。恐ろしい。

 ちょっと技範囲がピーキーなうえ前述の通り弱点多目なため、選出率はパーティのなかではやや低めです。ただ、パーティにいてくれるだけで威圧感もあるし、相手の対策とは逆のことをして荒らしたりできるので、かなり役には立ってくれます。

戦術と解説

 前回より小難しい感じになりましたが、目に見えて勝率は上がりました。
 とりあえずポットデスポットデスを先発に出せそうな相手かを見てみて、ダメそうな理由によって先発を変えていきます。
 ワンパンされそうだから出せないのなら例えばタルップルタルップル、相性都合で出せないなら例えばバウッツェルバウッツェル、相手側に露骨に最初に出てきそうなポケモンがいるならそれに応じたポケモンを…といったイメージです。
 最終局面では火力の上がったタルップルタルップル、次点でブロスターブロスター、たまに防御の上がったバウッツェルバウッツェルや粘り勝ったオリーヴァオリーヴァが勝利へと持っていってくれる感じです。

 何だか全体的にほのおタイプに強いパーティになりました。さすが料理パーティ(?)
 シーズン3でも使ってみていますが、にほんばれや対はがね・フェアリーとして環境全体でのほのおタイプの有用性が増しているので、それに対抗できるこのパーティならまだまだやれるポテンシャルを感じております。(敵のテツノドクガテツノドクガハバタクカミハバタクカミの速さと技範囲の広さがとてもしんどいですが)

 これからも楽しみつつ励んでいければと思います!

 こちらのパーティ、ID「8W2T34」にて公開させていただいております。

 よろしくお願いいたします!

投稿日時 : 2023/02/03 17:36

最終更新日時 : 2023/02/18 23:46

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