ポケモンパーティ構築(シングル)

この構築のエースアタッカー。他のポケモンとの組み合わせでサイクル戦を強く意識し、隙があればりゅうのまいを積んで全抜きを狙います。採用技とテラスタルノーマルにより、攻守共に広い範囲を見ています。タイプ一致のげきりんを基本として、早いポケモンに対してはテラスタルノーマルのしんそく、受けに来たフェアリーにはアイアンヘッド、アーマーガアやサーフゴー等にはほのおのパンチを当てます。苦手なてんねん持ちやカバルドン、キョジオーンあたりには、大人しく引きます。てんねん持ちが見えたら、そもそも選出しない場合も多いです。

サブエース。カイリューが不得意なアーマーガア、他フェアリーやこおり、はがねタイプ相手に繰り出します。また、サザンドラ等の特殊アタッカー相手に繰り出し、積んで全抜きを狙います。サザンドラを強く意識しているため、むしのさざめきは必要。また、ほのおタイプと組ませると技範囲が広がるくさタイプのわざを採用（+くさテラスタル）することにより、さらに全抜き性能を高めています。

サイクル要因その1。サーフゴー、キョジオーン、ミミッキュ、ガブリアス、ヘイラッシャ等の多くのポケモンに有利を取れます。技範囲が広いわけではないですが、上記の通り環境でよく見るポケモンに強く、結構選出しやすいです。基本はとんぼがえりで有利対面を作り、カイリューやウルガモス等の積みエースで全抜きを狙います。こだわりスカーフを採用することで、ドラパルトやスカーフ持ちのサザンドラ、あるいは非こだわりスカーフの相手マスカーニャも抜くことが出来ます。

サイクル要因その2。パーティ内に積みエースがいるため、てんねん持ちのヘイラッシャ、ラウドボーン、ドオー（ちょすい注意）を狩ることを意識。カイリューやウルガモスが苦手なキョジオーン、他みずタイプやこおりタイプに強いのも良いです。上記のマスカーニャ等と共にサイクルを回し、相手をじわじわ削りつつ有利対面を作っていきます。

受け要因その1。環境に多くいる積みアタッカーであるドラパルト、ミミッキュ、カイリュー、ウルガモスに強く出るために、てんねん枠として採用。採用技もそのあたりを意識しています。いざとなったらじわれ連打。すばやさに4振ってるのも、同速のキョジオーンがじわれを持っている可能性があるからです。

受け要因かつサイクル要因。主にフェアリー、こおり、いわ、ドラゴンタイプが苦手なカイリューの引き先としての採用。また逆に、ジバコイルが苦手なじめん、ほのお、かくとうは、あちらで受けることが出来ます。とつげきチョッキを持たせ耐性を付けつつ、ボルトチェンジでサイクルを回したいです。また、テラスタル飛行で、相手の地面技を回避することもできます。