ポケモンパーティ構築(シングル)

【S22最終833位】　【S23最終983位】　ゴリゼルネメタモン

2021/11/04 07:06 / 更新:2021/11/04 14:36

閲覧数:5951 いいね:19

投稿者：冷奴(@hiyayakko_0102)

剣盾 / シングル / シーズン23 / 最終983位

レンタルチーム有

ゼルネアスメタモンゴリランダーウオノラゴンジバコイルカビゴン

初めまして、冷奴と申します。S22で人生初の最終三桁をとり、続けてS23も最終三桁をとれたので記事を書こうと思いました。自分が好きなゼルネアスで結果を残せてとても嬉しいです。
よろしければぜひ読んでいってください。

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使用ポケモン

ゼルネアス@パワフルハーブ(ひかえめ)フェアリーオーラ
HP:204 / 防御:4 / 特攻:228 / 特防:4 / 素早:68
実数値:227-135-116-198-119-128 / 個体値:31-31-31-31-31-31
ジオコントロールムーンフォースドレインキッスみがわり

ザシアン(王)さえいなければ最強のポケモン。

特に耐久調整はないが、みがわりを固くしたいのでHに多めに振っている。
Sはジオコン込みで意地すなかきウオノラゴン抜き調整。

有利対面を作ってジオコンさえ積んでしまえば、ほぼすべてのポケモンに勝てる上に、ジオコンを積まなくても普通に攻撃するだけで圧力がかけられる。
みがわりを採用することでメタモン対策になるだけでなく、不意の電磁波、ミラコ、あくびなども対策できる。また、普通は勝てないポケモンでもみがわりを残して対面することで無理やり倒すこともできる。

技構成は、気合玉やサイコショックが欲しい場面もあったが、みがわり＋ドレインキッスが優秀過ぎて外せなかった。

メタモン@こだわりスカーフ(わんぱく)かわりもの
HP:252
実数値:155-68-74-61-68-68 / 個体値:31-31-31-31-31-31
へんしん

実質このパーティのザシアン(王)。

とりあえずザシアン(王)軸には選出する。
バドレックス(こくば)軸にもしばしば選出する。
他にも、ウオノラゴンに無理やり後投げする、ゴリランダーをコピーしてとんぼで削るなど、こいつの仕事は多い。

ゴリランダー@とつげきチョッキ(いじっぱり)グラスメイカー
HP:188 / 攻撃:196 / 防御:100 / 特防:12 / 素早:12
実数値:199-187-123-72-92-107 / 個体値:31-31-31-31-31-31
グラススライダーとんぼがえりはたきおとす 10まんばりき

個人的に気に入っている調整で、
HB:A特化ザシアン(王)の巨獣斬確定耐え
HD:バドレックス(こくば)の眼鏡アストラルビット確定耐え
A:11n
になっている。

バドレックス(こくば)、カイオーガ軸の安定した先発要員。ザシアン(王)にも馬力＋グラスラで削ることで、ゼルネアスのジオコン＋ムンフォで倒せるようになる。このようにゴリランダーで削って裏で倒す、という動きが安定して強かった。
グラスフィールドは、みがわりをしたゼルネアスやジバコイルが自動的に回復したり、ランドロス(霊獣)やマンムーなどの地震を軽減したりと、地味にパーティとの相性が良かった。
えらい。

ウオノラゴン@こだわりハチマキ(いじっぱり)がんじょうあご
HP:4 / 攻撃:252 / 素早:252
実数値:166-156-120-81-100-127 / 個体値:31-31-31-31-31-31
エラがみげきりんドラゴンダイブねごと

ザシアン(王)軸のメタモン受け破壊要員。

メタモンがコピーしたザシアン(王)に対して受け出しされたサンダー、ファイヤー、ヌオー、ヒードランなどに投げつけてサイクルを破壊する。

呼び水や貯水を嫌って一時期パーティから外していたが、やはりこいつのイージーウィン性能は高く、抜いた途端負けまくったのでこいつはいた方がいいと思った。

ジバコイル@たべのこし(ずぶとい)じりょく
HP:252 / 防御:252 / 素早:4
実数値:177-81-183-150-110-81 / 個体値:31-31-31-31-31-31
みがわりてっぺきほうでんボディプレス

鋼タイプを嵌めるためだけのポケモン。
ゴリゼルネメタモンが成り立っているのもこいつのおかげである。

努力値の余りは一応Sに振って無振りテッカグヤと同速にしている。

ナットレイ、エアームド、テッカグヤ、ネクロズマ(日食)をキャッチし確実に倒す。
＊テッカグヤとネクロズマ(日食)は地震を持っていることもあるが、~~それはしょうがないのでおとなしく降参する~~グラスフィールドを張って何とかする。

構築的に勝てなさそうなザシアン(王)軸に、格闘技を持っていないことを祈って選出することもあった。

カビゴン@カゴのみ(しんちょう)めんえき
攻撃:252 / 防御:4 / 特防:252
実数値:235-162-86-76-178-50 / 個体値:31-31-31-31-31-31
とおせんぼうねむるのろい DDラリアット

この構築の最後のパーツであり、受けループ対策枠。
とおせんぼうで交代を封じ、のろいを積む。
メテビ以外のムゲンダイナを起点にできるすごいポケモン。

S22はHBカバルドンを使っていたが、S22の最終日にムゲンダイナ＋ラッキーに3回程殺されたので、流石にまずいと思い代わりを探していたところ、S23の最終日前日にこいつを思いついた。
ムゲンダイナだけでなく、今まできつかったギルガルドやホウオウ軸の受けループにも強く出ることができた。
書いている途中に気づいたが、ホウオウを起点にすることを考えるのであれば、厚い脂肪の方がよかったかもしれない。
もっと早く気づけていればもっと上を目指せたかもしれないと思えるほど、構築の穴を埋めてくれた。

戦術と解説

構築経緯

初めて買ったポケモンがXなので、ゼルネアスを使いたいと考えました。ゼルネアスがどうしても勝てないザシアン(王)に対してメタモンは有効だと思い採用、バドレックス(こくば)、カイオーガ対策にチョッキゴリランダーを入れました。このままだとオーガナットの餌食なので、ナットレイを確実に処理できる磁力ジバコイルを採用。また、メタモンでザシアン(王)をコピーしても、サンダーなど1部のポケモンには受け切られてしまう事が分かったので、それらのポケモンが受けきれない火力を出せるウオノラゴンを入れました。最後の1枠はヌケニン対策＋起点づくりができるカバルドンを採用していましたが、選出率が低く、受けループに弱いと感じていたので、カビゴンと替えてパーティが完成しました。

選出と立ち回り

・対ザシアン
ザシアン(王)軸は大体初手ザシアン(王)＋メタモン受けを出してくるので
メタモン＋ウオノラゴン＋ゼルネアスorゴリランダー
もしくは
ゴリランダー＋ゼルネアス＋メタモン
初手メタモンの場合、メタモン受けに引かれるので、ウオノラゴンを投げてサイクルを崩す。
初手ゴリランダーの場合、ザシアン(王)を馬力＋グラスラで削る→メタモンを出し、ザシアン(王)を引かせる→ゼルネアスでジオコンを積んで全抜き
という2つのルートがある。

・対黒バド、カイオーガ
ゴリランダー＋ゼルネアス＋カビゴン以外の1匹
それぞれの役割に合わせて選出する。ゼルネアスを出さないこともある。

・対日食ネクロズマ
ゼルネアスorゴリランダー＋ジバコイル＋カビゴン以外の1匹
ネクロズマ(日食)はほとんどが地震を切っていると感じたので、とりあえずジバコイルを投げた。

・対ムゲンダイナ
カビゴン＋ゼルネアス＋1匹
相手の構築が攻めよりならジオコンで全抜きを狙う。受けよりならカビゴンで詰ませる。

・その他
基本的にはゴリゼルネメタモンを出す。鋼タイプがいればジバコイル、受けループにはカビゴン、ウオノラゴンは刺さっていたら出す。

きつい相手

・ザシアン
上で散々ザシアン(王)の処理ルートを述べたが、結局メタモンが倒されると負けるのできつい。初手ザシアン(王)なら上記の方法で勝つことができるが、初手がザシアン(王)でない場合、交代読みを強いられることが多い。
・エースバーン
スカーフだろうとタスキだろうと、ジオコンを積んだゼルネアスの前で1回は行動してくる。ゼルネアスのSを、ジオコン込みで準速スカーフエースバーン抜きまで振ってもよかったと思う。
・スカーフガラルヒヒダルマ
ゼルネアス以外対面で勝てるポケモンが存在しないため、1番きつい。メタモンでコピーしても同速対決になってしまう。
・アッキサンダー
ザシアンの引き先の中で1番苦しい相手。アッキサンダーは意地ウオノラゴン抜きまでSを振っていることが多いため、ウオノラゴンの上から羽休めをされて突破できない恐れがある。
・ゴリランダー
ゼルネアスでジオコンを積む際に、グラスラを耐え切れる体力を残しておく必要がある。
・ゼルネアス
ゼルネアス自体もきついが、ゼルネアス軸に多い壁張りが苦手という部分もある。
・ギルガルド
磁力が効かないため、基本的にはサイクルを回しながら削っていくしかない。ただし、ムゲンダイナ＋ギルガルドの並びにはカビゴンが刺さるのでそこまで不利ではない。