ポケモンパーティ構築(シングル)

S7マスター到達記念 ピカチュウ使い初心者向けパーティー

2020/06/18 17:08 / 更新:2020/07/02 21:49

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投稿者:酢漬け梅干(ピカチュウ学)(@Suduke_Umeboshi)

剣盾 / シングル / シーズン7

酢漬け梅干です。本サイトのポケモン育成論において、

キョダイマックスピカチュウを考察する(先発まひ付与アタッカー、雨サポ等)
育成論ソードシールド/807
キョダイマックスピカチュウを再考察する(まひもばら撒く物理ボルテッカー型)
育成論ソードシールド/1064

を投稿しています。今回は上の特殊型キョダイマックスピカチュウを使ったパーティーを「努力値の振りミス・王冠使用ミスも含めて」公開させていただきます。

※ あくまで「ピカチュウを対戦で使うことに慣れていないピカチュウ初心者」のためのパーティーであり、「対戦初心者のためのパーティー」としてはとても使いづらいパーティー構成・特性を使用しています。ご了承ください。

このチームで6/7に、「第7シーズン マスターボール級」に到達いたしました。

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使用ポケモン

「特殊アタッカ―その1」兼「特殊受け」兼「パーティー趣旨偽装」兼「選出誘導」枠です。

 ピカチュウが主役のパーティーである、ということを隠すために、シャンデラを置いております。
 また、ギャラドスなど、みずタイプのポケモンを呼びやすくなります。さらに、ピカチュウと共通の弱点(じめん)も持ち合わせているため、カバルドン・ドリュウズ(あとはバンギラスなど)を呼びやすいポケモンを置いておきます。

 高いC・D(「性格:おだやか」のため)を活かすために努力値はCD極振り、かつD補強となる「とつげきチョッキ」を所持しています。ちょっとした特殊受け兼特殊アタッカーという役割となります。
 私自身が、サイクル戦よりも状態異常で相手の戦術を妨害することを好むため、あまり使用されない「ほのおのからだ」型です。皆さんは特性まで真似をする必要はないでしょう。
(孵化作業の時も一緒にいられるからという理由もあります)

「本パーティーの主役」兼「特殊アタッカーその2」兼「相手戦術破壊」担当です。

キョダイマックスピカチュウを考察する(先発まひ付与アタッカー、雨サポ等)
育成論ソードシールド/807
において述べたピカチュウ(以下上記育成論)を使っております。
 また、上記育成論において記述した入手方法の関係上、6Vピカチュウです。
 上記育成論にある通り、基本的には先発に繰り出すことを想定したポケモンであり、ダイマックス枠です。しかし、なるべく相性補完(だと誤認するような)位置に置くことで、相手の選出を誘導します。
 「シャンデラ・ピカチュウ」と続けておくことで、強烈に相手のじめんタイプを呼びます。そこを「ダイストリーム(なみのり)」で襲撃しましょう。

「相手戦術破壊」兼「物理アタッカーその1」です。

 特性が「はがねつかい(『はがね』タイプの技の威力が1.5倍になる。)」であり、攻撃の一致タイプが事実上3つあるといえます。
 持ち物はパワフルハーブで「ゴーストダイブ」「ソーラーブレード」のどちらかを1ターンで打ち込んだあと、「すりかえ」で相手の持ち物を奪い、「アンカーショット」で相手を場にくぎ付けにする(サイクル戦を抑制する)のが目的です。
 もし相手の耐久ポケモンの「たべのこし」や回復木の実を奪ったうえでアンカーショットが当たる、などということがあればしめたものです。

「物理アタッカ―その2」です。

 AS極振り、かつ「こだわりスカーフ」で相手の効果抜群を突きます。
 この技構成なら、「ひこう」「どく」「いわ」「むし」「ゴースト」「はがね」「ほのお」「でんき」「エスパー」「こおり」「フェアリー」の11タイプに効果抜群で、残り7タイプにも等倍で攻撃できます。
 なぜ「せっかち」なのにBに努力値が4振ってあるかは、忘れました(たぶんHPと振り間違えたか)

 「物理アタッカーその3」兼「選出誘導」兼「適度な物理・特防両刀受け担当」兼「積みアタッカー」です。

(「ぎんのおうかん」が足りなかったのでA個体値がVになっていません。おうかんは確保しておきましょう。)

 専用技「ギアチェンジ」「ギアソーサー」を採用し、ミミッキュの「ばけのかわ」や低耐久ポケモンのみがわりを壊して追撃することができます。
 また、「でんじは」でS操作戦に持ち込み、それでもどうしようもない相手には「ギガインパクト」を撃つという手もあります。

 相手に繰り出す技がすべて命中不安技のため、「こうかくレンズ」が最有力候補となります。
(同じ2回連続攻撃技なのに、「ドラゴンアロー」がめいちゅう100なのに対して「ギアソーサー」はめいちゅう85って・・・)

純然たる「受け」兼「ドラパルトキラー」担当として。

 なぜ「わんぱく」なのにCに努力値が4振ってあるかは、忘れました(たぶんAかDのどちらかと振り間違えたか)
 最初は「くろいまなざし」を搭載していましたが、「ゴツゴツメット」をはたき落とされることが多かったので、「くろいまなざし」を外し、「どろぼう」を搭載しました。

戦術と解説

 「ピカチュウ」を活かすための、このパーティーを運用するにあたり、いくつかのポイントがあります。

 1つ目は、「性別有りのポケモンは♀を粘り、嫁パ(環境上活躍しているポケモンだけでなく、個人の趣味嗜好で好きなポケモンを集めていそうなパーティー)を演出する」ということです。

(ちなみにここで記述しているシャンデラとピカチュウの個体は嫁・相棒枠なので、一応嫁パともいえます)

 2つ目は、このパーティーが「ピカチュウが先発エースのパーティー」であることを並びで隠すことです。

 このパーティーは明らかに「ほのおタイプ」「じめんタイプ」が一貫しています。このパーティーにおいて、これらを一掃できるのはピカチュウの「なみのり(ダイストリーム)」となりますが、それに気付かれないようにするために、「ピカチュウよりも対策を優先しなければならないポケモン」に注目させます。
 幸か不幸か、ピカチュウは耐久面は儚いポケモンです。相手からすれば「いざとなればごり押しの効くポケモンである」と判断されていてもおかしくありません。ゆえに考察はおのずと「環境でよくみるドリュウズ・ブラッキー・シャンデラ」、珍しい枠である「ダダリン・ギギギアル」に目が向くでしょう。

 3つ目は、パーティー単位で「相手のほのおポケモンを抑制し、じめんタイプポケモンを誘う」選出誘導を行うということです。

 このパーティーが明らかに「ほのおタイプ(3匹に効果抜群)」「じめんタイプ(4匹に効果抜群)」の技が一貫していることは前述しました。相手は喜んで「ほのおタイプ」「じめんタイプ」のポケモンや、それらのタイプの技を持つポケモンを出すでしょう。
 次に相手が考えるのは、「ほのお」「じめん」のどちらのタイプでこちらのパーティーを蹂躙すればよいのか、ということになります。ここで嫁パ一匹目の枠にいるシャンデラの特性がちらつくわけです。
 いかにも「もらいび」を持っていそうなシャンデラに対して、ほのおポケモンを初手で出そうとする思考は働かないでしょう。自然と「じめんタイプ」を出したくなるはずです。
 また、相手のパーティーに「じしん」を覚えているギャラドスがいれば、対シャンデラ・ドリュウズのケアとして出したくなるでしょう。

 4つ目は、初手にピカチュウを繰り出し、「相手のポケモンを見たら行動を即決する」ことです。言い換えれば、「あらかじめ初手に出てくる相手ポケモンに対して何をするか、決め打ちをしておく」ことが重要です。

 例えば、私はこのような決め打ち方針を立てていました。

A 相手パーティにじめんタイプがいるうえで、初手にギャラドス(またはペリッパー等雨降らし要員)が投げられた
→相手がじめんタイプに引くことを考えて「ダイストリーム(なみのり)」

B 相手パーティにじめんタイプがおらず、初手にギャラドス(またはペリッパー等雨降らし要員)が投げられた
→「キョダイバンライ(かみなり)」

C 初手じめんタイプ
→交代(ダダリンかブラッキー)

D オーロンゲ、アローラロコンなど、壁張り役・場整え役がでてきた
→「キョダイバンライ(かみなり)」
→「ダイストリーム(なみのり)」
→「キョダイバンライ(かみなり)」or「ダイストリーム(なみのり)」
→ダイマックス終了後「かわらわり」

E 場整え役・エースとしてバンギラスがでてきた
→「キョダイバンライ(かみなり)」
→「ダイストリーム(なみのり)」
※ 確定まひを入れると同時に「じゃくてんほけん」を発動させないためにキョダイバンライから入る。

F 相手パーティ―にじめんタイプがいる中でバンギラスがでてきた
→「ダイストリーム(なみのり)」
※じめんタイプ(特に「とくせい:すながくれ」のポケモンや、すなかきドリュウズ・バンドリ構築偽装かたやぶりドリュウズなど)交代・バンギラス居座りの両方をケア。
 この場合バンギラスの「じゃくてんほけん」が発動する可能性があるが、割り切る必要がある。相手の「すなあらし」を消し、相手の砂パ構築を崩壊させることもできるので、一応有利な択である。

G ピカチュウでは対処できないほど素早いポケモン(S実数値156超え、あるいは明らかに「こだわりスカーフ」持ちだとわかる初手化石ポケモンなど)
→交代(シャンデラ・ダダリン・ブラッキー)

H その他ピカチュウにとって等倍程度にでんき技を撃てるポケモン
→「キョダイバンライ(かみなり)」

これらの方針をあらかじめ立てておき、対戦前のパーティー見せ合い段階で決め、対戦に入ったら即決することで、相手の読み違いを誘います。

 5つ目は、見せ合い段階でピカチュウが活躍できないと思ったら、素直に出番をほかのポケモンに譲ることです。

 実際、第7シーズンマスターボール級到達までの対戦(115戦)において、私がどうしてもピカチュウを選出できない、と判断した試合が8戦前後ありました。

 ここまでの閲覧ありがとうございました。本パーティー構築は、かなり特殊なパーティー構築であり、あまり参考にならないと思いますが、一応の形として残したいと思い、記述させていただきました。

更新記録
2020.06.18 初版
2020.07.02 第2版(記述更新)

投稿日時 : 2020/06/18 17:08

最終更新日時 : 2020/07/02 21:49

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