はじめに
お久しぶりです。ドードリオドードリオを愛して止まないトレーナーです。今回は春休み中に偶然思いついてしまった究極のドードリオを、本当は教えたくないんですがドードリオにはもっと環境で日の目を浴びて欲しいので嫌々教えてあげます。(※今回も例によってスマホでの作成&まだまだ未熟な育成論考察者なのでミスがあるかもしれません。コメント、評価沢山ください)また、この育成論ではA(攻撃)B(防御)C(特攻)D(特防)S(素早さ)などの用語を多数使用します。
今までのドードリオと現状
初代から今まで高速物理アタッカーというイメージがあるだけで、サンムーンの頃にSが10上がり110族になるという超強化を受けた事を知らな人が殆どだと思います。『とびげり』という強力なの技を没収されてしまいましたが、『おいかぜ』『あばれる』『ふきとばし』『ブレイブバード』『バトンタッチ』などなど対戦でよく見かける強力な技を多数使えます。
コンセプトと役割
『おいかぜ』によるサポートと、『じたばた』との相性の良さを活かした奇襲をします。
回避率を上げるような運に頼る戦術ばかりだと、ドードリオの3つもある脳みそがダメになってしまいます。
他のポケモンとの差別化
どうしてもドードリオを使って欲しいので他のおいかぜサポーターとの違いを説明していきます。既にドードリオを使う決心した人は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
おいかぜを使う代表的なポケモンにファイアローファイアローがいます。しかもこの鳥、特性『はやてのつばさ』が強力です。ですが、殴る性能で大きく勝っています。今回のドードリオはおいかぜサポートと彼の攻撃面を活かした奇襲の両立を測りたいので、おいかぜしかできないが、確実にできるファイアロー、ごく稀においかぜできないが、火力で相手に負荷を掛けれるドードリオという落とし所でどうでしょうか。
他にもワタッコ、エルフーン、デリバードなんかがおいかぜしてくるイメージがありますが、彼らは完全なサポート型ポケモンであり、仕事内容が多少違います。『おきみやげ』による起点回避も魅力的ですが、ドードリオもブレイブバードで自主退場できなくもないので一概にどちらが強いとは言えないはずです。勘弁してください
また、じたばたアタッカーとして完璧で究極の性能をしていると思います。同じで、Aが100くらいあるポケモンに『ケッキング』、『カビゴン』、『チラチーノ』、『ノココッチ』がいますが、ケッキング、カビゴン、ノココッチは耐久性能が高いため、高威力のじたばたを安定して繰り出すのは無理だと思われます。チラチーノは耐久は低いですが、特性『テクニシャン』とイカサマダイスを使った連続技を使用する型の方が多用されているので無視します。耐久性能が低いサポート兼じたばた系ポケモンに絞ると、『ペルシアン』も競合してきます。ペルシアンはちょっと大きめの猫のくせにS種族値がドードリオより5高いですが、A種族値に関してはドードリオが大きく勝っていてペルシアンは、おいかぜを覚えません。その代わり『こごえるかぜ』を覚えるそうです。この辺が差別化ポイントだと思います。
持ち物
『きあいのタスキ』
コンセプト的にこれ一択です。
今の時代、準速の素早さ110族が先手を取れる事は多くありません。そしてドードリオのザ・ノーマルタイプな耐久面を考慮しても、きあいのタスキが相応しいのではないでしょうか。
特性
『ちどりあし』
運ゲーは脳をダメにすると言いましたが、多少の脳内麻薬、ドーパミンは大事です。真面目な話をすると、ドードリオの他の特性である『にげあし』『はやおき』がべらぼうに弱いので対戦で発動する機会が1番ありそうなちどりあしを選びました。
いないとは思いますが、こんなのに特性パッチ使いたくない人がいたらはやおきにしましょう。
性格・努力値と調整
さみしがり A↑ B↓
おいかぜで準速でも『こだわりスカーフ』をもった『ハバタクカミ』や『パオジアン』を抜く事ができるのと、A110だと物足りない時があると思うので僕はさみしがりでいきます。
せっかち S↑ B↓
コメントでご指摘を受けましたが最速ドードリオだと最速ウーラオス(れんげき)やスカーフガチグマを抜け、最速オーガポンと同速になるのはそこそこ大事だと思いました。S110は侮れませんね。
なぜようきやいじっぱりではないのかと言うと、タスキを発動させる為に耐久面を下げておきたいのですが、ドードリオは何故かB種族値がDよりも10高い持病を持っているためCを下げるよりメリットが大きいです。何より、さみしがりやせっかちなメンヘラドードリオの方が、ようきやいじっぱりなドードリオより愛おしいと感じませんか?
A252 S252
余った分は将来の為に貯金しましょう。冗談です。じたばたしたいので、AとS以外できれば最低にしましょう。耐久面の個体値が31でも『カイリュー』の『しんそく』で重症を負うので大丈夫だと思われます。
技構成
おいかぜ
本構成の主役です。昨今の高速環境にそろそろ嫌気がさしてきたので、おいかぜで相手の積み上げた物をぶっ壊しましょう。
じたばた
本構成の主役その2です。A110特化から放たれるタイプ一致威力200の技が弱いはずありません。
後は何でもいいのでオススメの技を挙げていきます。
じだんだ
ちょうはつしてきた相手やじたばたを無効にされた時などに使えます。入れておいて損は無いと思います。
ちょうはつ
無難に強いです。
ブレイブバード
高火力で、反動による自主退場で起点回避も可能です。
ふきとばし
起点にされそうなら使えるかも。玄人向けです。
あばれる
アバレた数だけ強くなれます。自主的に混乱になれるのでちどりあしが使えます。
はたきおとす
ドードリオの苦手なへの打点になり、サポート性能も高める事ができます。
アクロバット
きあいのタスキを消費した後に高火力のの技を叩き込む事ができます。ブレイブバードと違って連発できるので抜き性能が上がります。
テラスタル
立ち回り例
先発に投げておいかぜしましょう。いけそうならじたばた、ダメなら裏の本命エースに繋ぎましょう。
与ダメージ計算
じたばたの火力を参考程度に
ポケソル様のダメージ計算を利用させてもらってます
ドードリオA特化 じたばた
カイリュー(B4振りマルチスケイル):確定2発 (半分入る)
オーガポン(B4振り):確定1発
ガチグマ(アカツキ)(H252振り):確定2発(6~7割入る)
ディンルー(H252振り):確定2発(5~6割入る)
トドロクツキ(B4振り):確定1発
ポリゴン2(HB特化しんかのきせき):乱数2発(23.43%)
ランドロス(霊獣)(B4振りいかく込み):確定2発(7~8割強入る)
ドードリオせっかちA252振り じたばた
(相手は上記のと同条件です)
カイリュー:乱数2発(78%)
オーガポン:確定1発
ガチグマ(アカツキ):確定2発(6~7割入る)
ディンルー:乱数2発(94%)
トドロクツキ:確定1発
ポリゴン2:確定3発(4~5割弱入る)
ランドロス(霊獣):確定2発(6割強~8割入る)
性格補正を無しにすると特に、耐久型のポケモンへの影響が大きいと思われます。好みで使い分けましょう。
ドードリオA特化 じだんだ(威力2倍)
(おいかぜをちょうはつされた時や、じたばたをする時に引かれた時の事を想定しています)
オーロンゲ(B4振り):確定2発(7~8割入る)
ハバタクカミ(B4振り):確定1発
サーフゴー(B4振り):確定1発
せっかちドードリオの場合、ハバタクカミが約60%の乱数1発になります。
被ダメージ計算
ワンパンされる技を載せときます(ドードリオの個体値はB、D、Hが0のBだけ性格補正0.9倍設定してます)
カイリュー(A252ノーマルテラス)のしんそく:確定1発
オーガポン(かまど)(A252)のツタこんぼう:確定1発
パオジアン(A252)のこおりのつぶて:確定1発
ガチグマ(アカツキ)(C252)のハイパーボイス:確定1発
ポリゴン2(無振り)のれいとうビーム:確定1発
サーフゴー(C252振り)のゴールドラッシュ:確定1発
苦手なポケモン
ちょうはつや『アンコール』してくる相手には弱いです。あくまでも奇襲を狙えるだけで、強い環境ポケモン相手にはエースをぶつけていきましょう。
相性の良い味方・構築例
Sが微妙な方たちの助けをするのが1番良いと思います。
さいごに
いかがでしたか?今回は最強のドードリオの型について考察してみました。私自身、試行回数は少ないですがこの型のドードリオとフライゴンでマスボ級の友人達と様々なパーティで何度か対戦しました(今シーズンランクサボってましたので…)が、勝率4.5割程になったので悪くは無い型だと思います。ごく稀に3タテまでしてくれました!みなさんも、この可愛らしい寂しん坊さんなドードリオを使ってあげましょう。最後に評価と訂正等のコメント、沢山くださると次回のドードリオ学会の研究の励みとなりますので何卒よろしくお願いします。
ドードリオ
^ ^ ^
かかってこいや!