はじめに
こんにちは、氷点下です。
今回はちからずくオボンのみハルクジラの育成論を紹介します。
初投稿ですので拙い点が多いかと思いますがご容赦ください。
注意事項
- 本育成論ではこうげき→Aなどの非公式な略称を使用します。
- フェアリー→妖,つるぎのまい→剣舞などの漢字表記を使用します。
- ダメージ計算は全てポケソル様のサイトを使用します。
コンセプトと役割
以前からウーラオス(れんげき)ウーラオス(いちげき)パオジアンをカモるために妖テラスオボンセグレイブを使用していましたが、相手の先発のハバタクカミにテラスを強要されることやパオジアンにつららおとしを打たれて怯まされることなど不安要素が多かったため代わりになるポケモンを探していました。そこで見つけたのが神ポケモン、そうハルクジラです。
このポケモンの強みはなんといっても高火力と高耐久、広い技範囲と先制技の「こおりのつぶて」から来る高い対面性能です。詳しくは後述しますが、特性「ちからずく」で適用技を使うとき、A種族値162のポケモンと同等の火力を出すことができます。これはイルカマン(マイティ)(A種族値160)を超える超火力です。また、ハルクジラは特性無振りでガブリアスと同等の耐久力を持っています。このように、ハルクジラには昨今の種族値インフレ環境でも十分活躍できるポテンシャルがあります。
持ち物
オボンのみ
HPが最大HPの1/2以下になると最大HPの1/4を回復する持ち物です。
環境上位のポケモンと戦う上で確定数をずらし対面性能を高めることは必須なため、持ち物はオボンのみで確定です。現環境で競合率の高い持ち物とはなりますが、環境上位に軒並み有利をとれるハルクジラにオボンのみを持たせるのは大きな意義があります。
特性
ちからずく
追加効果がある技の追加効果がなくなる代わりに威力が1.3倍になる特性です。
この特性が適応される技を使うことでA種族値162のポケモンと同等の火力を出すことができます。
ハルクジラにはちからずくの他にもゆきかきやあついしぼうなど有用な特性が揃っていますが、素でA113という足りない火力を底上げし環境上位のポケモンとの打ち合い性能を高めるため本育成論ではちからずくを採用します。
性格・努力値と調整
いじっぱり H4A252B132D76S44
- 調整意図
A:全振り
HD:臆病テツノツツミのハイドロポンプをオボン込みで2耐え
B:余り
S:S4振り77族(ヒードラン)抜き
技構成
つららおとし じしん じゃれつく こおりのつぶて
- つららおとし
威力85命中90氷タイプのメインウェポン。ちからずく適用技。抜群範囲が広く、打つ相手も多いです。
- じしん
威力100命中100地面タイプのサブウェポンその1。ヒードランやサーフゴーなど氷タイプが刺さらない相手に刺さるほか、環境上位のヌメルゴン(ヒスイ)にも刺さります。
- じゃれつく
威力90命中90フェアリータイプのサブウェポンその2。ちからずく適用技。パオジアンやウーラオス(れんげき)ウーラオス(いちげき)に刺さります。
- こおりのつぶて
威力40命中100氷タイプの先制技。この技で多くの対面を制します。
テラスタル
フェアリー
サブウェポンのじゃれつくの威力を上げます。テラスを切ることで両ウーラオスウーラオス(れんげき)ウーラオス(いちげき)へ切り返したり、パオジアンをほぼ無償で突破したりできます。フェアリーは元々強いタイプで、耐性面も優秀です。
立ち回り例
氷タイプである都合上ステロが痛いため先発に出すことが多いです。ウーラオス(れんげき)などの不利な相手と対面した場合はテラスを切って数的有利を取りましょう。
与ダメージ計算
- HB特化ランドロス(霊獣)(いかく込み)にちからずく込みつららおとしが
100.0 ~ 118.4% 確定1発
- H252カイリュー(マルチスケイル込み)にちからずく込みつららおとしが
100.0 ~ 118.2% 確定1発
- HB特化サンダーにちからずく込みつららおとしが
100.0 ~ 118.4% 確定1発
- H252オボン込みディンルーにちからずく込みつららおとしが
34.8 ~ 46.2% 乱数2発 : 83.59%
- 無振りパオジアンにちからずく込みじゃれつくが
103.3 ~ 122.6% 確定1発
- 無振りウーラオス(れんげき)にちからずく込み妖テラスじゃれつくが
114.3 ~ 134.9% 確定1発
- H252ヒードランにじしんが
111.2 ~ 131.4% 確定1発
- H252ヌメルゴン(ヒスイ)にじしんが
61.0 ~ 72.8% 確定2発
被ダメージ計算
- A特化ランドロス(霊獣)のじしんがオボン込みで
24.0 ~ 33.0% 確定3発
- A特化ウーラオス(れんげき)のすいりゅうれんだがオボン込みで
26.5 ~ 37.4% 確定3発
- A特化カイリューのノーマルテラスしんそくがオボン込みで
12.2 ~ 19.2% 乱数3発 : 14.84%
- 臆病テツノツツミのハイドロポンプがオボン込みで
27.7 ~ 37.4% 確定3発
- 臆病ハバタクカミのムーンフォースがオボン込みで
23.2 ~ 31.8% 確定3発
- C特化ヒードランのラスターカノンが
286.2 ~ 102.5% 乱数1発 : 18.75%
苦手なポケモン
基本先発には出てきませんが上からゴールドラッシュで倒されてしまうので引き先になれるポケモンを用意しておきましょう。
妖テラスを切るとフェイタルクローが抜群になってしまいます。テラス択を避けるため裏で対処するのがいいでしょう。
- 物理受け全般
裏のポケモンで対処しましょう。
相性の良い味方・構築例
本育成論のハルクジラは環境上位のポケモンに対面有利なことが売りなため対面構築に組み込むといいでしょう。
私の場合相手のサーフゴーへの引き先となれて対面性能が高いテツノカイナを採用しています。ハルクジラはカイリューへのテラス圧が強く、カイリューにノーマルテラスを切らせることでテツノカイナのドレインパンチの一貫を作ることができます。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。環境上位に強いハルクジラの強さが伝わったでしょうか。少しでも参考にしていただければ嬉しいです。質問や感想などのコメントお待ちしております。それではまた次回お会いしましょう。