フラージェス- ポケモン育成論SV

こんにちわ。
しのあです。

第２回の育成論を紹介させていただきます。
今回の紹介は、テラレイドバトル・ウネルミナモ戦で役に立つ、サポートと攻撃を兼務できるフラージェスになります。

コンセプトと役割

ウネルミナモはみずタイプゆえ、倒すのにはでんきタイプもしくはくさタイプが妥当な線ですが、そのくさタイプを使う方をサポートする＆場合によっては自ら攻撃も可能、という、やや変化球気味のフラージェスになります。
なお、このフラージェスでなら、ソロでもウネルミナモには勝てます。

持ち物

持ちものは『グランドコート』になります。
味方がくさタイプなら、回復と火力アップの両方が見込める、グラスフィールドを展開することになるので、グラスフィールドを長く残すことを考えた形です。

特性

特性は当然のごとく『フラワーベール』です。
くさタイプが味方にいるなら、ウネルミナモがよく使う「おたけび」を無効化できるので、少し楽に戦えるかと思います。

性格・努力値と調整

いざという時に自らも攻撃可能にするため、性格は『ひかえめ』にします。
フラージェスはもともと、今作で登場済みの全ポケモン中、最高の特防を誇るので、努力値による調整だけでも十分に守りが硬いです。

努力値の配分は『特攻252・特防252』を前提とします。
残りはHPか素早さに振るのが妥当ですが、より倒されにくくするため、ここではHPに振っています。

技構成

・グラスフィールド
→味方のくさタイプ技の火力アップ＆微量ながら回復に使います。

・こうごうせい
→滅多に使う機会はないですが、大きく削られた時の回復用です。

・ムーンフォース
→テラスタル発動までの攻撃用。うまくゆけばウネルミナモの特攻も下げられます。

・ソーラービーム
→テラスタル後のメイン技。ウネルミナモが初手で「にほんばれ」を使ってくれるため、チャージ不要で放てます。

テラスタル

テラスタイプは「くさ」です。
自ら攻撃参加する場合に使い「ソーラービーム」でガンガン押してゆくスタイルです。

立ち回り例

初手は「グラスフィールド」を展開し、味方の火力アップと回復の発動を図ります。
以降は臨機応変になりますが、もとのタイプがフェアリーなので、ウネルミナモの「りゅうのはどう」は効果がありません。
味方にあわせて、味方があまり攻撃しないようだったら序盤から「ソーラービーム」、味方が積極的に押すスタイルなら「ムーンフォース」で攻撃します。
ウネルミナモに「ハイドロスチーム」などで削られた場合は「こうごうせい」で回復。
テラスタル後は「ソーラービーム」の連射になります。

相性の良い味方・構築例

先日までの「最強のピカチュウ」テラレイドバトルで活躍していた、ラランテスやオリーヴァなどが味方にいると、より安定した戦いが展開できます。
前述の通り、このフラージェスだけでもウネルミナモを撃破するには十分ですが、さらに確実性を増せることを考えると、味方もくさタイプで固めているパターンとの相性がいいです。