ポケモンパーティ構築(シングル)

風船起点デカヌチャン
選出率3位。岩撒いて技縛って殴れるスーパー起点職人。
初手に割と出くわす最速コノヨザルコノヨザル抜き。初手ちょうはつやいたずらごごろでなければ、多くの起点役に対して技を見てから上からアンコールで縛ることができる。鋼への有効打が地面技である相手が仕方なしに打ってきた半減技も縛って起点にできる。ただしマイナーも入れるとこの子より速い起点役は全然いるので、初手スカーフトリックを食らって脳が破壊されないようにきおつけてください。
パーモットドオーに来る地面技、マリルリマスカーニャに来る毒技、ヒートロトムマスカーニャパーモットドオーに来る竜技を透かせる。

※シーズン当初は非常に重いカイリューカイリュー対面でマルチスケイルを剥がしながらS下げしたり、アーマーガアアーマーガアのSを下げてからマリルリが上からはらだいこを積んだりできるよう、がんせきふうじにしていた。しかしカイリューはうちの後続達にはSが下がろうがお構いなしにしんそくで脳筋してくるし、デカヌチャンは初手しんそくなどでふうせんを割られても次で上から行動することができるため、C無補正テツノドクガテツノドクガを下から中乱数でブチ抜けるじならしに変更。代わりにヒートロトムを下記の型にし対アーマーガア圧を向上。
※終盤まで壊れ技のデカハンマーを活かし瞬間火力を上げられる鋼テラスにしたものの、ほとんど使う機会がなかった。テラバースト不採用のため、最終的にアンコールと好相性であり、炎水草電のうち複数を使ってくる連中を止められる竜テラスに変更。炎入り構築にも選出しやすくなり、ヒートロトムを抜いて選出率3位の座に返り咲いた。しかし突っ込んで来ると思った相手に退かれると負け筋に陥りやすかった。終盤に遭遇しまくったウォッシュロトムにある程度抗えるようになったが、ボルトチェンジで逃げられる、メガネ型にアンコールしてしまう、妖テラバーストで一掃される、といった負け筋があり、やはり初手テラスはハイリスクといえた。

オボン太鼓マリルリ
選出率1位。全てを破壊する主砲。力こそパワー。当然漢の水テラス。
この子に無事にはらだいこを積ませられるかに全てがかかっている。ただし時にははらだいこを諦めて対面的に殴りに行く決断も必要。
同速の50族にはテツノカイナテツノカイナやドドゲザンドドゲザンがいるのでS12振り。
竜技を透かせる。

スカーフ変幻マスカーニャ
選出率2位。偵察役、対面操作役、そしてスイーパーおよびサブATと、かゆい所に手が届く仕事人。
Sラインと耐久ラインはいろいろ考えられたが、最速スカーフマスカーニャとの同速早撃ちとんぼがえり勝負に挑まないのであれば、最速スカーフガブリアスガブリアス抜きとしてあとは火力に回し、遂行性能を高めるのが最も妥当に思われた。ガブリアスが初手炎テラバーストとかでなければ、死ぬ前に何かしらの仕事はできる。
なおSで負けている場面は多々あったものの、スカーフとふいうちの組み合わせが好きじゃないので採用しなかった（はたきおとすも2発目以降の威力が激減するため相性は決してよくはないが）。
ようきテクニシャンキノガッサキノガッサのマッハパンチ、C無補正サーフゴーサーフゴーを仕留め損なった際のゴールドラッシュを高乱数で耐える。†祈れ†。
けたぐりがあるが、アーマーガアアーマーガアには受けられ、いじっぱりハチマキカイリューカイリューには上から即殺されるので注意。
ドオーパーモットに来るエスパー技、キノコのほうしややどりぎのタネを透かせる。

タスキ電光パーモット
選出率5位。さいきのいのりは切って、マリルリが通らない時のマスカーニャとのダブルAT、マリルリが倒れた後のスイーパー、もしくは相手のサイクルに強引に穴をこじ開けるストッパーとした。
最優先排除目標にカイリューカイリューがいるため、いのちのたまではなくタスキ。
ステルスロックが来そうなら先発や初手投げを考慮。
デカヌチャンマスカーニャあたりに来そうなでんじはを透かせる。

※シーズン当初は最速ガブリアスガブリアスやミミッキュミミッキュを抜けるようきにしたものの、ミミッキュ対面で相手がつるぎのまいを積まずにじゃれつくで素殴りしてきた場合、こちらがテラスしても次のかげうちで落とされてしまうため、パーティー単位で重いB+2アーマーガアアーマーガアをテラスで半分削れるなど、全体的な圧を高められるいじっぱりに。その代わりガブリアス対面はさめはだで死ぬ。結局アーマーガアは思ったほど当たりませんでしたが、物理耐久の高い奴らに突っ込まざるを得ない場面が多く、この調整で良かったと思います。

てんねん毒守ドオー
選出率6位。毒守型のD特化。必然的に居座って戦うことが多くなるため、積みに強いてんねんに。
しかし本構築的に重いウルガモスウルガモス、テツノドクガテツノドクガ、ラウドボーンラウドボーンと対峙するにはありがたいものの、それ以外では今一つ選出したい決め手に欠け、なんとなく特殊が多いからで選ぶと負け筋に直結しやすかった。積み構築とどくどくの相性もよくなかったかもしれない。
ちょすい＋あくびを採用しサイクル的に運用すれば、ウォッシュロトムウォッシュロトム、ジバコイルジバコイル、ヘイラッシャヘイラッシャ（こいつらも重い）の相手もできてよかったのかもしれないが、ステルスロックはデカヌチャンが持っているし…。この辺は見直しを要すると思われる。
マリルリに来る電気技を透かせ、マリルリマスカーニャに来る毒技を止められる。

かえんだまトリックヒートロトム
選出率4位。物理受け兼受け崩し兼対面操作役。
投稿者の旅パでは本当はリザードンを使っていたが、未解禁のためこの子に代役をしてもらった。余談だがリザードンと同じ御三家出身の炎爬虫類ラウドボーンラウドボーンにするとマリルリ以外全員新ポケとなり、この構築も普通に強いが、今回は旅パらしく御三家は1匹縛りで（なんのこっちゃ）。
基本的に高速アタッカーの物理技を受けてからマリルリに繋ぎたいのでSは無振りとした。
一回きりだが物理ATの火力アイテムや行動保障アイテムを奪った上で確定やけどをお見舞いでき、受けポケモンに対しては技を縛ることはできないが、回復アイテムを強奪しながら定数ダメージを入れることができる。しかし終盤はウォッシュロトムウォッシュロトムを前に二進も三進もいかなくなる事態が見られた。
鋼テラスで全体的に痛い物理ノーマルに加え、弱点のステルスロックにも強くなる。くれぐれもかえんだまを持ったまま鋼テラスしたり、しおづけ状態のまま鋼テラスしたりしないでください（実話）。
パーモットドオーに来る地面技（オノノクスデカヌチャン注意）を透かせ、デカヌチャンマリルリマスカーニャドオーに幅広く来る鋼技を止められる。

※シーズン当初はイカサマとみがわりを採用していたが、ディンルーディンルー、チオンジェンチオンジェンをはじめみがわりを張って居座ったところでトリック以外何もできないことが多く、コノヨザルコノヨザル、キノガッサキノガッサには上から機能停止させられるため変更。無振りオーバーヒート＋ナイトヘッドおよびボルトチェンジが好相性で、Cダウン後も置物にならずに削りか対面操作かを選択できる。