この育成論では、比較的有名なものに限り非公式の略称を用いることがあります。意味が分からない場合にはコメント欄にてご質問ください。
コンセプトと役割
主な役割はオーガポン(かまど)オーガポン(かまど)を起点に積み、相手のパーティを半壊させることです。
場合によっては高い物理耐久+朝の日差しで詰ませることもでき、対物理性能はかなり高いといえます。
トップ30に入っている物理ポケモンの中ではほとんどの技を一発耐えることができます。
持ち物
いくらか候補がありますが、私はおんみつマントで使っています。
採用理由は、オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)の岩石封じで素早さを下げられずに済むことです。
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)を突破した後に後ろのポケモンに一撃入れるために、竜舞で上げた素早さを維持しておきたいので、相性の良さを感じました。
他にも追加効果による運負け、カイリューカイリューのワイドブレイカー、オオニューラオオニューラのフェイタルクロ―、キョジオーンキョジオーンの塩漬けなどの追加効果を無効化でき、活きる場面は多いです。
他候補
・たべのこし
継続回復を入れることで、意地A特化ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)のパンチグローブ水流連打を確定で2耐えすることができるようになるなど、受けられる範囲が広がります。強力な持ち物があるので、パーティに他の食べ残し持ちがいないのなら優先して採用すべき持ち物です。
・ブーストエナジー
この調整だと防御が上がります。
物理方面で耐えることができる範囲が広がり、居座り性能が上がります。多少無理すればランドロスにも居座れます。
特性
こだいかっせい
ブーストエナジーの項目で先述した通りです。
それ以外の持ち物で使うことはありませんが、特性がなくても戦えます。
性格・努力値と調整
※オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)へのダメージ計算については、ダメージ計算の欄にて示します
腕白H244A116B132D4S12
私は意地HBで使っていましたが、腕白の方が効率がよく、Dの実数値が1、Sの実数値が2だけ変わります。
Bに156まで振れば、意地A特化ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)のパンチグローブ水流連打を確定で2耐えすることができるので、腕白H244A100B156まで振るべきかもしれません。
問題点は、水ウーラオスへの打点がほとんどないことです。
この育成論では、振り方が腕白H244A116B132D4S12で、実数値211-150-173-x-114-113の個体として考えます。
技構成
技候補
今回のコンセプトからして、オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)を起点にしたいので、りゅうのまいあさのひざしはほぼ確定。
攻撃技としては、威力が高く通りもいいタイプ一致炎技のフレアドライブを採用。炎技の他の選択肢としては、体力管理が楽になるがこだわってしまうだいふんげき、体重118kg以下の相手に威力120、147kg以下の相手に威力100が出るヒートスタンプなどがあります。
今回はドラゴン技を切っていますが、候補には威力の高いげきりん、威力は低いがデメリットがないドラゴンクローなどがあります。
また、地面技のじしん、エスパー技のサイコファング、鋼技のアイアンヘッド、悪技のかみくだくもあります。
今回採用しているのは岩技のストーンエッジで、命中こそ8割と低いですが、地面等倍の炎タイプであるオーガポン(かまど)オーガポン(かまど)の弱点をつけます。
テラスタル
元の弱点である地面を無効にできる飛行、ドラゴンを無効にできるフェアリーは選択肢に入ると思います。
岩技は前二つのタイプに比べて使われる機会が少ないので、岩半減のタイプにする必要は、前述の二つよりは薄いと思います。
今回採用しているのは炎タイプで、これはフレアドライブの打点を伸ばすことができます。代わりにフレアドライブの反動も大きくなるので、体力管理には気を付けましょう。
立ち回り例
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)には後投げが安定します。
岩石封じは最大で約35%しか入らないので、1舞してから再生技を押せば意地なら素早さが逆転、陽気ならもう一発確定で耐えて後攻で回復できます。
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)を倒したいならHB特化でもA+3、耐久無振りならA+1で確定一発にすることができるので、そこまで舞ってからストーンエッジを押せば、当てれば一撃で落とすことができます。
全抜きを狙う場合、オーガポン相手にはは舞えるだけ舞いましょう。急所が怖い場合はHPに余裕を持たせる立ち回りをすればいいです。
他の物理ポケモンに対しては、等倍技は一発耐えることができるので、対面から竜舞で素早さ関係を逆転できるなら竜舞を押して回復、余裕があれば殴るという立ち回りをしていいと思います
与ダメージ計算
※テラスタルは考慮していません。
耐久無振りオーガポン(かまど)オーガポン(かまど)に、
A±0ストーンエッジ→110 ~ 130 (71.0 ~ 83.9%) 確定2発
A+1ストーンエッジ→164 ~ 194 (105.9 ~ 125.2%) 確定1発
B補正ありHB特化オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)に、
A±0ストーンエッジ→78 ~ 92 (41.8 ~ 49.2%) 確定3発
A+1ストーンエッジ→114 ~ 136 (61.0 ~ 72.8%) 確定2発
A+2ストーンエッジ→152 ~ 180 (81.3 ~ 96.3%) 確定2発
A+3ストーンエッジ→190 ~ 224 (101.7 ~ 119.8%) 確定1発
H4振りカイリューカイリューに、マルチスケイル込みで
A±0ストーンエッジ→50 ~ 59 (30.0 ~ 35.4%) 乱数3発 : 20.36%
A+1ストーンエッジ→74 ~ 88 (44.4 ~ 52.7%) 乱数2発 : 23.04%
A+2ストーンエッジ→98 ~ 116 (58.7 ~ 69.5%) 確定2発
A+3ストーンエッジ→123 ~ 145 (73.7 ~ 86.9%) 確定2発
A+4ストーンエッジ→147 ~ 174 (88.1 ~ 104.2%) 乱数1発 : 31.25%
A+5ストーンエッジ→171 ~ 202 (102.4 ~ 121.0%) 確定1発
B補正ありHB特化カイリューカイリュー(H244B252)に、マルチスケイル込みで
A±0ストーンエッジ→35 ~ 42 (17.7 ~ 21.4%) 乱数5発 : 15.79%
A+1ストーンエッジ→53 ~ 63 (27.0 ~ 32.0%) 確定4発
A+2ストーンエッジ→70 ~ 83 (35.5 ~ 42.2%) 確定3発
A+3ストーンエッジ→88 ~ 104 (44.7 ~ 52.8%) 乱数2発 : 22.26%
A+4ストーンエッジ→105 ~ 124 (53.3 ~ 63.0%) 確定2発
A+5ストーンエッジ→123 ~ 145 (62.5 ~ 73.7%) 確定2発
A+6ストーンエッジ→140 ~ 165 (71.1 ~ 83.8%) 確定2発
耐久無振りパオジアンパオジアンに
A±0フレアドライブ→204 ~ 242 (131.7 ~ 156.2%) 確定1発
H無振りサーフゴーサーフゴー(H4)に
A±0フレアドライブ→176 ~ 210 (108.0 ~ 128.9%) 確定1発
B補正ありHB特化サーフゴーサーフゴー)(H244B252)
A±0フレアドライブ→128 ~ 152 (66.4 ~ 78.8%) 確定2発
A+1フレアドライブ→188 ~ 224 (97.5 ~ 116.1%) 乱数1発 : 87.5%
A+2フレアドライブ→254 ~ 300 (131.7 ~ 155.5%) 確定1発
B補正ありHB特化キュウコン(アローラ)キュウコン(アローラ)雪、リフレクター込み
A±0フレアドライブ→51 ~ 60 (28.5 ~ 33.5%) 乱数3発 : 0.02%
A+1フレアドライブ→75 ~ 88 (41.9 ~ 49.2%) 確定3発
A+2フレアドライブ→99 ~ 117 (55.4 ~ 65.4%) 確定2発
A+3フレアドライブ→123 ~ 145 (68.8 ~ 81.1%) 確定2発
A+4フレアドライブ→147 ~ 174 (82.2 ~ 97.3%) 確定2発
A+5フレアドライブ→171 ~ 202 (95.6 ~ 112.9%) 乱数1発 : 75%
A+6フレアドライブ→195 ~ 231 (109.0 ~ 129.1%) 確定1発
H振りガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)(H244)に
A±0フレアドライブ→73 ~ 87 (33.4 ~ 39.8%) 確定3発
A+1フレアドライブ→109 ~ 129 (49.8 ~ 59.0%) 乱数2発 : 98.43%
A+2フレアドライブ→145 ~ 172 (66.3 ~ 78.6%) 確定2発
A+3フレアドライブ→181 ~ 214 (82.7 ~ 97.8%) 確定2発
A+4フレアドライブ→217 ~ 256 (99.1 ~ 116.9%) 乱数1発 : 93.75%
A+5フレアドライブ→255 ~ 300 (116.5 ~ 137.0%) 確定1発
H無振りハバタクカミハバタクカミ(H4)に、
A±0フレアドライブ→67 ~ 80 (51.2 ~ 61.1%) 確定2発
A+1フレアドライブ→102 ~ 120 (77.9 ~ 91.7%) 確定2発
A+2フレアドライブ→135 ~ 159 (103.1 ~ 121.4%) 確定1発
B補正ありHBハバタクカミハバタクカミ(H244B252)に、
A−2フレアドライブ→21 ~ 26 (13.0 ~ 16.2%) 乱数7発 : 88.11%
A−1フレアドライブ→29 ~ 35 (18.0 ~ 21.7%) 乱数5発 : 38.72%
A±0フレアドライブ→43 ~ 51 (26.8 ~ 31.7%) 確定4発
A+1フレアドライブ→65 ~ 77 (40.4 ~ 47.9%) 確定3発
A+2フレアドライブ→87 ~ 102 (54.1 ~ 63.4%) 確定2発
A+3フレアドライブ→108 ~ 128 (67.1 ~ 79.6%) 確定2発
A+4フレアドライブ→130 ~ 153 (80.8 ~ 95.1%) 確定2発
A+5フレアドライブ→151 ~ 178 (93.8 ~ 110.6%) 乱数1発 : 62.5%
A+6フレアドライブ→173 ~ 204 (107.5 ~ 126.8%) 確定1発
被ダメージ計算
意地A特化オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)の岩石封じ→60 ~ 72 (28.5 ~ 34.2%) 乱数3発 : 0.68%
意地A特化オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)のA+1岩石封じ→90 ~ 106 (42.7 ~ 50.3%) 乱数2発 : 0.39%
A補正なしA特化オーガポン(いど)オーガポン(いど)のテラス蔦棍棒→180 ~ 216 (85.4 ~ 102.4%) 乱数1発 : 12.5%
A補正なしA特化オーガポン(いしずえ)オーガポン(いしずえ)のテラス蔦棍棒→90 ~ 108 (42.7 ~ 51.2%) 乱数2発 : 3.12%
臆病C特化ハバタクカミハバタクカミのムーンフォース→88 ~ 105 (41.8 ~ 49.8%) 確定3発
臆病C特化眼鏡ハバタクカミハバタクカミのムーンフォース→132 ~ 156 (62.6 ~ 74.0%) 確定2発
意地A特化鉢巻(orA+1)カイリューカイリューの地震→134 ~ 158 (63.6 ~ 74.9%) 確定2発
意地A特化パンチグローブウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)の水流連打→90 ~ 108 (42.7 ~ 51.2%) 乱数2発 : 0%
A補正なしA特化鉢巻パオジアンパオジアンの氷柱落とし→96 ~ 114 (45.5 ~ 54.1%) 乱数2発 : 43.35%
C補正ありC特化ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)の
大地の力→186 ~ 218 (88.2 ~ 103.4%) 乱数1発 : 18.75%
ブラッドムーン→142 ~ 168 (67.3 ~ 79.7%) 確定2発
ハイパーボイス→93 ~ 109 (44.1 ~ 51.7%) 乱数2発 : 10.54%
ブラッドムーン+ハイパーボイス→235 ~ 277 (111.4 ~ 131.3%)
C補正ありC特化眼鏡サーフゴーサーフゴーの
シャドーボール→120 ~ 142 (56.9 ~ 67.3%) 確定2発
パワージェム→160 ~ 190 (75.9 ~ 90.1%) 確定2発
A補正なしA特化ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)の地震→128 ~ 152 (60.7 ~ 72.1%) 確定2発
A補正ありA特化ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)の地震→140 ~ 168 (66.4 ~ 79.7%) 確定2発
苦手なポケモン
・特殊高火力ポケモン
この調整だと防御方面より特防方面がかなり柔らかくなるので、ハバタクカミハバタクカミやサーフゴーサーフゴーなどの特殊ポケモン、特に弱点を突かれるガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)などに対面勝てません。
・物理高火力で一致弱点を突いてくるポケモン
ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)やトドロクツキトドロクツキなど、自分より速くて弱点を突いてくるポケモンが特に苦手です。
相性の良い味方・構築例
竜舞の起点を作れるポケモンは相性がいいです。
特に、タイプ補完が取れているラグラージラグラージ、ウガツホムラウガツホムラの古代活性を発動させる晴れを展開できるコータスコータスとの相性は抜群です。
また、このポケモンが特に有利に立ち回れるのは物理ポケモンに対してなので、特殊と殴り合えるハバタクカミハバタクカミなどのポケモンとは相性がいいです。
参考になるかわかりませんが、私はラグカイリューツツミハバカミホムラサーフゴーの並びで使っていました。