初めまして、松の木の根っこです。今回が育成論初投稿ですので温かい目で見ていただければ幸いです。
また、H(HP)A(攻撃)B(防御)C(特攻)D(特防)S(素早さ)の略称を使用します。
コンセプトと役割
このバルビートバルビートというポケモンの特徴として最も大きいものはほたるび+バトンタッチでの後続特殊アタッカーのサポートでしょう。それらの優秀な技をいたずらごころによって優先度を+1した状態で打てるのがこのポケモンの魅力となっています。さらにSVにおいてカウンターを習得したことにより余りがちだった技スペースを用いて相手を倒す選択肢も生まれました。ただ基本的には後続サポートを役割としているためカウンターなどの補助技はあくまでサブプランとして考えておいた方がよいかもしれません。
持ち物
個人的には最もおすすめです。このバルビートバルビートというポケモンはH65、B75、D85と一線級の耐久も持っているとは言いづらく、タイプも単タイプと恵まれていないため一度きりとはいえ行動をほぼ確実に保障してくれるきあいのタスキがかなり重要なパーツとなります。
相手ポケモンのちょうはつを無効化する目的で考慮か。ただ前述したとおりに耐久がとても高いわけではないため後述のダメージ計算を考慮した上での採用になりそうです。
特性
一択です。この特性がなければきあいのタスキで耐えたところで上から小突かれて役割を全うできなくなってしまいます。
性格・努力値と調整
- 性格
採用技がすべて変化技の本育成論ではSは基本的に不要ですが、いたずらごころ同士の対面ではSが高い方が先手を取れるため、同様に不要なAに下降補正がかかるおだやかとしました。タスキを採用する場合性格をおとなしいにすることでBに下降補正をかけ、カウンターのダメージを上げるのもよいかもしれません。
- 努力値
前述のとおりカウンターを意識した上で、バルビート自身に攻撃技を持たせない前提でHDにぶっぱしました。
技構成
後述のバトンタッチとともに本育成論の要となっています。打つだけでCを三段階上昇させるとても強力な技です。
前述のほたるびで上昇したCを後続のポケモンに渡すことができる技です。彼バルビート自身の火力はろくにない(C47)ため、この二つでこのポケモンは成り立っているといっても過言ではありません
今作、SVにてタマゴ技にて習得した新技です。技の性能上確実に後攻になるため一度技を耐える耐久かきあいのタスキが必要になります。
技構成の関係上相手のちょうはつ、アンコールに非常に弱いです。対面した相手がデカヌチャンデカヌチャン、コノヨザルコノヨザルなどの場合、この技が有効になるかもしれません。
味方全体のSを4ターンの間倍にできる大変強力な技です。打つタイミングがあれば大変強力になりうるため、バトンタッチで交代した後に置物になることを回避できます。
テラスタル
基本的にテラスタルを使うことは想定していませんが、限定的に相手のいたずらごころ持ちのポケモンからの変化技を無効化するためにタイプとしました。
立ち回り例
前述のとおり先発で出し、ほたるびでCを上げその能力上昇をバトンタッチし、後ろの特殊アタッカーにつなぐことを目標とします。相手ポケモンによってはカウンターを使用することで1:1交換を仕掛けられるためそれも考慮しておくと戦術の幅が広がるかもしれません。
与ダメージ計算
アタッカーとしての運用を想定していないため記述しません。
被ダメージ計算
基本的にきあいのタスキで一度耐えることを想定しているため記述しません。不親切で申し訳ありません。
苦手なポケモン
基本的にちょうはつや、アンコールなどの変化技対策に非常に弱いです。特にオーロンゲオーロンゲやヤミラミヤミラミなどの特性いたずらごころを持つポケモンたちは天敵です。また、タイプの彼らにはいたずらごころでの変化技が効かないため、場合によっては悪テラスタルを切ることも考慮しなければいけないかもしれません。
相性の良い味方・構築例
ほたるびをバトンタッチする関係上特殊アタッカー全般と相性がいいです。特にこだわりスカーフを持たせ、Sを補強したハバタクカミハバタクカミや、イーユイイーユイなどとは相性がいいでしょう。
最後に
今回初めての育成論の投稿ということでつたない部分も多かったと思います。至らない点、改善点等ありましたらお気軽にコメントください。