はじめに
こんにちは、あぶそばです。今回は巷で話題になっているジャラランガの育成論を投稿しました。
コンセプトと役割
今回のジャラランガは、身代わりを搭載することで通常よりも安定感を高めた型となっています。テラスタルを切ることで炎タイプとなり、環境で猛威を振るっているハバタクカミやオーガポン(かまど)等を起点にすることができます。また相手依存になりますが、身代わりを用いることで初手に出てくることの多いスカーフを持たない最速サーフゴーや準速の各種ロトムを起点にできます。身代わりを採用すると攻撃技のスペースが二つに絞られてしまう欠点があるものの、ドレパン+三色パンチで積んだ状態ならある程度の相手はゴリ押しして誤魔化せます。しかしカイリューやドヒドイデなど技構成によって誤魔化しの効かない相手がいるので、それらの苦手な相手が来ないように選出誘導してやるとなお良いと思います。
持ち物
食べ残しで確定とします。(ドレパンだけでは身代わりとソウルビートのHP消費を賄うことは厳しいため)
特性
‐防弾とします。ハバタクカミサーフゴーのシャドボを無力化できます。
‐身代わり貫通の音技を防ぐ防音も強力です。
‐防塵は砂嵐の定数ダメを防げますが、身代わり採用で胞子や粉技をスカせるため旨みが少な目です。
性格・努力値と調整
S252 最速サーフゴー抜き
A196 +1テラスほのパンでH4ハバタクカミが確1
H60 余り
技構成
‐確定枠
ドレインパンチ タイプ一致の打点かつHP管理に使える
ソウルビート ジャラランガの強さを支える必須技
‐選択枠
身代わり 音技以外の攻撃・状態異常の無効をはじめソウルビートを積む際にも活き安定感に優れるが、技スペースが狭まる
炎のパンチ テラス一致補正が乗り、ドレパンと合わせて多くのポケモンを見れる
冷凍パンチ サーフゴーに弱くなるがカイリューやグライオンに有利を取れる
雷パンチ ドヒドイデに有利
逆鱗 タイプ一致打点
テラスタル
‐炎 フェアリーを半減でき、オーガポン(かまど)やハバタクカミを防弾込みで無力化できる
‐鋼 素の耐性との補完に優れるテラス。
オーガポン(かまど)の次に多いオーガポン(いしずえ)に有利がとれる
立ち回り例
与ダメージ計算
※全て能力ランク+1での状態とする
ドレインパンチ
特化ディンルー 確定3発
H4連撃ウーラオス(いちげき) 乱数2発66.4%
H4オーガポン(かまど)確定2発
HAノーマルテラスカイリュー 乱数1発18.75%
追記 HAノーマルテラスカイリューマルスケ込みの場合
乱数2発5.85%
このカイリューに羽休めを連打されるとジリ貧になるので追加でソウルビートを積みましょう
炎のパンチ
H4サーフゴー 確定1発
ランドロス(霊獣)(威嚇込)確定3発
ハバタクカミ確定1発
被ダメージ計算
※全て能力ランク+1の状態かつ炎テラス時とする
最速メガネテラスハバタクカミ
ムーンフォース 確定3発
特化テラスオーガポン(かまど)
ツタ棍棒 確定2発
特化鉢巻テラスカイリュー
神速 確定3発
特化パオジアン
不意打ち 乱数1発 10.93%
特化パンチグローブテラス連撃ウーラオス(いちげき)
水流連打 確定1発
苦手なポケモン
カイリュー 誤魔化しの効かない相手。冷パンを採用すれば有利を取れます。
貰い火シャンデラ 炎パンドレパンの構成ではこいつに完封されます。
特性天然持ち 積みアタッカーの天敵。この型に関わらずジャラランガ全般で厳しい相手と言えるでしょう。
終わりに
ここまでご覧いただいたように身代わり採用のジャラランガはソウルビートを積みやすく安定感に優れるものの、攻撃技の枠の狭さ故に無双性能が若干落ちてしまいます。ですが、少し選出誘導して苦手な相手を除けてやるだけで簡単に三縦を連発するポテンシャルを秘めているので、身代わり採用型のジャラランガも使ってみてほしいです。