はじめに
初投稿です。至らない点があると思いますが、ご指摘は優しくコメントして頂けると幸いです。
- この育成論ではHABCDSなどの非公式用語を使用します。
- 個体値は基本的に全てV(31)という前提です。
- ダメージ計算はGame8さんを使用しています。
https://game8.jp/pokemon-sv/damage_calculator
- 頂いたコメントを参考にして少し記述を変えました。(20230620)
コンセプト
ブリムオンブリムオンのこうそくいどう&バトンタッチでS+2になった状態のポイズンヒールキノガッサキノガッサ(以下ポイヒガッサと称します)で全抜きを目指します。
特性&持ち物
- 特性はポイズンヒール。
- 持ち物はどくどくだま。
- どくどくだまでキノガッサをもうどく状態してポイズンヒールで回復できるようにします。
性格・努力値と調整
ようき H156 A52 B44 D4 S252
実数値 H155 A157 B106 C72 D81 S134
- S:最速、S+2上昇時に実数値268
- A:余り
- B:A特化こだわりハチマキノーマルテラスカイリューカイリューのしんそくを確定耐え(被ダメージは後述)
- D:余りの中でAに振っても意味のない分
- H:16n+11調整。ポイヒガッサでのオススメのHP調整です(調べただけで詳しくは理解していませんが、天候ダメージや回復量から考えての調整らしいです)。
技構成
- キノコのほうし
命中率100で相手を眠らせる。
効かないポケモンは草タイプチオンジェン マスカーニャ キノガッサ 、サーフゴーサーフゴー、キョジオーンキョジオーンなど
- みがわり
キノコのほうしやポイズンヒールとの相性が良い。
- テラバースト(ほのお)
キノコのほうしが効かない草タイプチオンジェン マスカーニャ キノガッサやサーフゴーサーフゴーへの打点。
- きあいパンチ
みがわりとの相性が良い。
優先度が-3だから、相手のみがわりを後攻で壊せる
キノガッサのみがわりを残して相手を突破したい時にプラスで相手に起きるチャンスを1ターン与えてしまう。
- 岩タイプ技(きあいパンチとの選択技)
長所:テラバーストの炎と岩で全てのタイプに等倍以上が打てる。環境トップのカイリューカイリューや苦手なラウドボーンラウドボーンとソウブレイズソウブレイズなどに対して抜群がつける。
短所:命中安定技がない。
・ストーンエッジ:火力重視。命中不安。
・いわなだれ:30%のひるみによる運ゲーを仕掛けることができる。自分が使用するならこれ
・がんせきふうじ:S+2時は大抵のポケモンよりも素早さが高いためSを下げる効果はあまり有用ではない。命中率が少しでも高い方が良い人向け
- PPは全てMAXまで増やします。
テラスタル
草タイプチオンジェン マスカーニャ キノガッサやサーフゴーサーフゴーへの打点を持つために炎です。
キノガッサキノガッサ登場までの流れ
- 初手ジバコイルジバコイルで両壁を張ることを目指す。
- 壁を張り終わったらボルトチェンジorてっていこうせんで交代。
- ブリムオンブリムオンのこうそくいどうでSを2段階上げる。(余裕がある場合はつるぎのまいでA2段階も上げる&みがわりが残せそうな相手ならみがわりもする)
- バトンタッチでキノガッサキノガッサを出す!
バトン担当のブリムオンブリムオン
- 採用理由
・特性のマジックミラーでちょうはつなどの厄介な補助技が効かなくなります。
・こうそくいどう&バトンタッチが使えるポケモンの中で素早さが一番低いので後攻バトンタッチがしやすいです。
・余裕がある時はつるぎのまいのA+2も合わせてバトンタッチすることでサーフゴーサーフゴーやディンルーディンルーなどに対して強く出ることができます。
- 技構成
バトンタッチ/こうそくいどう/つるぎのまい/みがわり
みがわりを残せる場面がそこまで多くないから攻撃技に変えてもいいかも
- 特性
マジックミラー。
- SとAについて
より多くの相手に後攻でバトンタッチをするためにSの個体値を0に、相手のイカサマのダメージを小さくするためにAの個体値を0にします。
- 性格
上げる能力は耐久方面ならなんでもいいと思います。
下げる能力は後攻バトンタッチを意識してSか、イカサマを意識してAかの選択です。
- 努力値
耐久方面に振るならなんでもオッケーです。
- 持ち物
オボンのみ
壁張り担当のジバコイルジバコイル
ジバコイルである理由はそこまで大きくないので、より良い他のポケモンがいれば代用してもらっても全然大丈夫です。
- 採用理由
・両壁を覚える
・自主退場技を覚える(てっていこうせん、ボルトチェンジ)
・特性がんじょうによって必ず1回動ける
・耐久がまぁまぁあるので両壁が張りやすい
- 技構成
リフレクター/ひかりのかべ/ボルトチェンジ/てっていこうせん
- ボルトチェンジorてっていこうせん
・ボルトチェンジで交代した場合はTODになった時に有利。
・てっていこうせんでジバコイルが倒れる場合はジバコイルよりも遅い相手でも次のポケモンが無償着地できる。ボルトチェンジよりも相手にダメージを与えることができる。
- 特性
がんじょう
- 持ち物
ひかりのねんど
- 努力値
耐久方面に振るならなんでもオッケーです。
- Sについて
先行で壁を張ることを優先するなら個体値31&性格でSを下げない。
後攻でボルトチェンジをすることを優先するなら個体値0で性格でSを下げる。
立ち回り例
- 基本
・キノコのほうしが効かないポケモンに相手が交代する可能性があるなら、最初にみがわりをしてアドバンテージを狙うのもアリ)
・基本的にはみがわりを残して倒すことを意識します。
- TOD
TOD勝利が成立する場面ならわざと相手を倒さずに時間を稼いでもよい。
- 相手の先制技
基本的には相手の先制技で1発で倒されることはないので、後攻でキノコのほうしをした後に倒しに行く。
与ダメージ計算
キノコのほうしが効かないor先制技持ちのポケモンを中心に与ダメージを記述します。
- テラバースト(炎)
・無振りサーフゴーサーフゴー→77.7 ~ 92.5%(確定2発)
・無振りゴーストテラスサーフゴーサーフゴー→38.8 ~ 46.2%(確定3発)
・無振りキノガッサキノガッサ→106.6 ~ 125.9%(確定1発)
・無振りマスカーニャマスカーニャ→104.6 ~ 124.5%(確定1発)
・HB特化チオンジェンチオンジェン→34.3 ~ 40.6%(確定3発)
・HB特化毒テラスタルチオンジェンチオンジェン→17.1 ~ 20.3%(乱数5発)
・無振りパオジアンパオジアン→92.9 ~ 109.6%(乱数1発,56.3%)
- きあいパンチ
・マルチスケイルH252ノーマルテラスカイリューカイリュー→59 ~ 69.6%(確定2発)
・HB特化キョジオーンキョジオーン→64.7 ~ 76.3%(確定2発)
・H252ディンルーディンルー→52.6 ~ 62.5%(確定2発)
・HB特化チオンジェンチオンジェン→62.5 ~ 75%(確定2発)
・HB特化毒テラスチオンジェンチオンジェン→15.6 ~ 18.7%(乱数6発)
- いわなだれ
・マルチスケイルありH252カイリューカイリュー→19.6 ~ 23.7%
・マルチスケイルなしH252カイリューカイリュー→39.3 ~ 47.4%
・B特化ラウドボーンラウドボーン→26.5 ~ 31.2%(確定4発)
・無振りソウブレイズソウブレイズ→60 ~ 70.6%(確定2発)
・H252マリルリマリルリ→21.7 ~ 25.6%(乱数4発,0.5%)
被ダメージ計算
- テラスタルしていない状態
キノコのほうしが効かないor先制技持ちポケモンを中心に被ダメージを記述します。
・A特化こだわりハチマキノーマルテラスカイリューカイリューしんそく→83.8 ~ 99.3%(確定2発)
・C特化サーフゴーサーフゴーシャドーボール→73.5 ~ 87%(確定2発)
・無振りチオンジェンチオンジェンイカサマ→25.1 ~ 30.3%
・無振りチオンジェンチオンジェンギガドレイン→19.3 ~ 23.2%
- テラスタル(炎)している状態
・C特化鋼テラスサーフゴーサーフゴーゴールドラッシュ→72.2 ~ 86.4%(確定2発)
・無振りラウドボーンラウドボーンフレアソング→23.2 ~ 27.7%
・A特化水テラスマリルリマリルリアクアジェット→83.8 ~ 99.3%(確定2発)
・A特化岩テラスたそがれルガルガンルガルガン(たそがれ)→87.7 ~ 104.5%(乱数1発,18.8%)
・A特化イルカマンイルカマン(マイティ)ジェットパンチ→98 ~ 116.1%(乱数1発 ,87.5%)
苦手なポケモン
- キノコのほうしが効かないポケモン
草タイプチオンジェン マスカーニャ キノガッサ
サーフゴーサーフゴー
キョジオーンキョジオーン
やるきコノヨザルコノヨザル
そうしょくマリルリマリルリ
- ふきとばしを使用するポケモン
ディンルーディンルーはふきとばしを使用してバトンタッチのS+2がリセットされてしまうため苦手なポケモンです。
- 攻撃技が半減以下に抑えられるポケモン
・ラウドボーンラウドボーンは耐久が高いので催眠のターンによってはなまけるで全回復されてしまう点、フレアソングでみがわりを貫通して攻撃してくる点が厳しいです。相手のパーティいた場合はキノガッサを選出しない方が賢明です(岩技を採用していないなら)。
・ソウブレイズソウブレイズ、岩技を採用していない型が不利です。特に特性がもらいびなら草半減&格闘・炎ノーマルが無効であるため絶望的です。
これらのポケモンが相手のパーティに複数いる場合などは無理に選出せずに、他の戦術で戦うのが良いと思います。
この育成論を読んでくれた皆様へ
読みにくい箇所や分かりづらい点があれば教えて頂きたいです。
特に被ダメージと与ダメージは他にどのようなポケモンを追加するのが良いかを教えてほしいです。
また、この育成論の改善案なども教えてほしいです。
コメントお待ちしております。