はじめまして、くつろぎと申します。
今回初めて育成論を投稿させて頂きました。
最高7000位程度の駆け出しですが、特にこのトリトドンが活躍したので紹介させてください。
採用理由と役割
高い耐久種族値と、草以外に弱点のない優秀な水・地面タイプ。
よくいる物理受けトリトドンの亜種ですが、ひやみずを積極利用する奇襲型でもあります。攻撃ランクを下げながらダメージを与えることが出来るため、からめ手のない物理アタッカーであれば封殺することが出来ます。
受けきれない相手や特殊アタッカーに対しても、カウンターやミラーコートで応戦出来るため、実は突破性能もかなりのもの。
持ち物
#オボンのみ
ひやみず・カウンター・ミラーコート、全ての攻撃技との相性が抜群。
詳しくは後述の「立ち回り例」を参照してください。
特性
#よびみず
凶悪な破壊力を持つ「ちからもちマリルリ」「イルカマン」「雨フローゼル」などを無力化する最高の特性です。
性格・努力値と調整
#ずぶとい/H252 B252 D4
物理ポケモンを詰ませるためにHB特化を採用しました。
ひやみずによる攻撃ランクダウンも出来るため、ガブリアスやボーマンダのような高火力アタッカーの攻撃も受けきることが出来ます。
技構成
#ひやみず
相手の攻撃ランクを下げつつダメージを与える、メインウェポンです。。
威力は低いものの、疑似的に耐久を上げながら攻撃できるため、単純な物理アタッカーであれば簡単に削り倒すことが出来ます。
#カウンター・ミラーコート
ひやみずを持ってしても受けきれない相手への回答です。
草技でなければ大半の攻撃は1発耐えることが出来るので、トリトドンにとって非常に相性の良い技と言えるでしょう。
#じこさいせい
ひやみずと合わせることで、物理要塞と化します。
テラスタル
#ほのおテラスタル
苦手とする草技への対策です。タイミングは難しいものの、タイミングを合わせれば、カウンター・ミラーコートで切り返すことも出来るでしょう。
ただし、せっかくの優秀な耐久タイプを手放すことになるため、基本的には使うべきではありません。あくまで奥の手、最終手段と考えてください。
立ち回り例
ひやみずのメインウェポン運用は、想像より遥かに相手に負荷をかけることが出来ます。例えば、先発ガブリアスとの対面からの立ち回りを考えてみましょう。
【ガブリアス:いじっぱり:A252】
#1ターン目
ガブリアス:地震(最大46.7%)
トリトドン:ひやみず
#2ターン目
ガブリアス:地震(最大31.6%)
トリトドン:自己再生+オボン発動
2ターン目終了時点で既に、ガブリアスはトリトドンを突破出来なくなりました。
トリトドンはこのまま、ひやみずを打ちましょう。
ガブリアスは居座れば削り倒されますし、相性の良いポケモンに交代しても、交代先にひやみずの攻撃ランクダウンが入ります。それが物理ポケモンであれば、もはやどうしようもありません。特殊アタッカーが出てきた場合は、ミラーコートで粉砕できます。
上記は物理アタッカー先発を想定しましたが、龍の舞を積んできた場合でもひやみずで相殺できますし、剣の舞を積んでくるならカウンターで切り返せます。
他にも、オボンのみと合わせることで「ノーマルテラスタル・鉢巻きカイリュー」のしんそくを確定3発まで落とすことが出来るため、後投げからカウンターで処理することが出来ます。
与ダメージ計算
※ひやみずで削り倒すことがコンセプトなので、載せません。
また、耐久ポケモンの相手は想定していません。
被ダメージ計算
※オボンなしで記載します。
A252↑ ガブリアス げきりん:乱数2発(47.2〜56.4)
A252↑ マリルリ(ちからもち) じゃれつく:確定3発(39.9〜47.2)
A252↑ カイリュー(鉢巻) ノーマルテラスしんそく:乱数2発(48.1〜56.8)
C252↑ サーフゴー シャドーボール:乱数3発(41.2〜48.6)
上記の通り、大半の攻撃が乱数2〜3発であるため、オボンの回復を考えればカウンター・ミラーコートで2体相手にすることも不可能ではありません。
苦手なポケモン
#耐久ポケモン
瞬間火力がゼロに近いため、カウンター・ミラーコートも使えないような耐久ポケモンの相手は不可能です。
#サザンドラ
ミラーコートが効かない特殊アタッカーと言う、最悪の相手です。
他のポケモンとの対面で他タイプにテラスタルしていれば勝てますが、そ例外では勝ち目が有りません。
シーズン2以降はイーユイなど、同じような鬼門の相手が増えると思われます。
#草技をサブウェポンにしているポケモン
キョジオーンやヘイラッシャへの対策として、ゾロアークのくさむすび、ウルガモスのギガドレイン、グレンアルマのエナジーボールなど、草技をサブウェポンに搭載しているポケモンが少なくありません。
ほのおテラスタルでのミラーコートだけが唯一の勝ち筋となるでしょう。
相性の良い味方・構築例
耐久型などのギミックに対して勝ち目がないため、高火力アタッカーを用意すると良いでしょう。